2023年9月7日更新
どんな人?
- 花守ゆみり(はなもり ゆみり)は、日本の女性声優。神奈川県出身の1997年9月29日生まれ。tomorrow jam所属。
- 中学3年生の時に声優オーディション「第2回ぽにきゃん声たまオーディション」に参加し、審査員奨励賞を受賞。
- 2016年公開『ガラスの花と壊す世界』にて、劇場アニメ初出演にして初主演をつとめる。
- 2017年から約5年間所属したm&iを2022年に退所し、2023年からは個人事務所「tomorrow jam」にて活動している。
▼花守ゆみり
花守ゆみりが声優を目指したきっかけ
父親がアニメ好きで、その影響を受けて幼稚園生の頃から『美少女戦士セーラームーン』(テレビ朝日系他)の再放送を見て、魔法少女のステッキを買ってもらって遊んでいたようです。[出典2]
小学校高学年になると、声優に憧れるアニメに出会います。[出典2]
お父さんが「そろそろかな」といって、「BLOOD+(ブラッドプラス)」を見せてくれたんです。そのときに「声優ってすごい」と思うようになったんです。[出典2]
花守ゆみりは中学生になると「私にも声優が出来るのかな」とその気になって、ちょうど中学3年生の時に行われた「第2回ぽにきゃん声たまオーディション」を受けました。[出典2][出典1]
「第2回ぽにきゃん声たまオーディション」審査員奨励賞 受賞
オーディションに向けて花守ゆみりは、特に何も訓練を行っていなかったそうです。[出典2]
直情径行タイプの花守ゆみりは「やりたい」と思うと、それに向かってひた走る性格だと認めています。[出典2]
私は「やりたい」と思ったら突っ走るタイプなんです。だから最初は、歌も演技も素のままで受けるなど、声優の知識が何もなかったのですが、ゆえに葛藤もなかったですね。[出典2]
▼『えとたま』(TOKYO MX他)で演じたウリたん。猪突猛進と言いたい訳ではないです
https://twitter.com/etotama_anime/status/653765062948077568?lang=ja
突っ走る性格を自覚している花守ゆみりですが、それでも緊張はするようで
逆にオーディションの2次面接の通知が来てから「私、もしかしてすごいことになってる?」と緊張したりしました[出典2]
と語っています。
花守ゆみりのキャリア
レッスンの日々
演技経験がない花守ゆみりはデビューしてから戸惑いを感じていたようです。[出典2]
声優になると一気にいろいろなものが見えてくるようになり、関わるほどつらかった時期があったんです。[出典2]
初めて「あいうら」で役をいただいたとき、マイク前に立つこととか、演技とはなんぞやっていうことの大切さを知りました。[出典3]
1年目は養成所でしっかりと声優としての基礎を学んでいたと語ります。
アフレコ現場での先輩声優たちの演技を観察し、技術を取り込もうと必死だったそうです。[出典2]
他にも殺陣やダンスのレッスンもこなしていました。[出典3]
花守ゆみりが苦手としているのは発声や滑舌で、特に漢字を苦手としていると語っています。[出典3]
私、漢字とか文章によわくて。
文字を追っているうちにセリフを言うのが遅くなっちゃうんですよ。
だから、台本をいただいた後は、セリフをできるだけ覚えてから現場に行くようにしています。[出典3]
花守ゆみり、飛躍の作品『ローリング☆ガールズ』(TOKYO MX他)
実力不足が原因の不安を抱えながらも、前に進み続ける花守ゆみり。
彼女にとって転機となった作品が『ローリング☆ガールズ』です。[出典2]
あらすじ
地方自治をめぐる「東京大決戦」の終結から10年がたち、都道府県がすべて独立国家となった列島。
ご当地色をテーマパークのように肥大化させた各地域では、「モサ」と呼ばれる能力者が自警団を率いて統治、あるいはその一翼を担っていた。
そんな中、あちこちで巻き起こるご当地トラブル!
戦禍うずまく国から国を、なぜか平和請負人代行(世直し)を務めることになった4人の女の子たちがゆく。
世のため、人助けのため、そして「月明かりの石」を探すため、よそ者の「モブ」とそしられつつも、4人はがんばり、ふんばって、今日もバイクで旅をする…![出典4]