2019年11月25日更新
『M-1グランプリ』(テレビ朝日系)で脚光を浴びたものの、「すぐに消える」と言われていたオードリー。
その寿命を伸ばしたのは、「春日じゃないほう」とされていた若林の個性だった。
高感度抜群の太陽的存在である春日に対し、根暗、消極的、人見知り……といった要素から毒舌トークを展開するラジオが支持されるなど、自他ともに認める性格の悪さを武器にしている若林。
こうしたふたりのバランス感が、オードリーの魅力のひとつとなっているわけだ。[出典5][出典6][出典12]
山里亮太と『たりないふたり』
強烈なキャラクターの相方・春日俊彰とともに、お笑いコンビ・オードリーを結成している若林正恭。[出典1][出典8]
お笑い界には、そんな若林と同じ境遇におかれている芸人がいた。それが、南海キャンディーズの山里亮太である。
山里は若林同様、個性の強い相方・しずちゃんとお笑いコンビ・南海キャンディーズとして活動。[出典8][出典9]
若林と山里はいずれも喋りが得意。
さらに、ともすれば暴走しかねない相方を巧みに操りながら、それぞれM-1グランプリで結果を残すことに成功しているという共通項の持ち主だ。[出典8]
似た者同士の若林と山里だが、実はパーソナルな部分でも非常に近い性質を備えている。
それが、「人見知り」であるということ!
2012年に放送されたネタ番組『たりないふたり』(日本テレビ系)は、人として’たりない’若林と山里がタッグを組み、社会・社交性がないなどといったコンプレックスを笑いに変えてお届けする内容。[出典8]
『たりないふたり』は好評を博し、2014年にはその続編となる『もっとたりないふたり』(日本テレビ系)がオンエアされた。[出典10]
▼山里亮太と
若林正恭が過呼吸に!?
2012年、『ペット大行進!ど~ぶつくん』(テレビ東京系)の取材会に登場した若林正恭は、イベント前にビルマニシキヘビを首に巻き付けられたことを明かし、
ようやくヒヨコが抱っこできたというのに、ニシキヘビなんて…マジで過呼吸でぶっ倒れてやろうと思っています[出典11]
とコメント。どうやら若林は動物嫌いだそうで、ヘビに対する抵抗感は人一倍のようだった。[出典11]
映画で話題賞獲得!
お笑い芸人として活躍する傍ら、俳優としてドラマや舞台に出演している若林正恭。
2013年には『ひまわりと子犬の7日間』で自身初となる映画出演を果たし、第37回日本アカデミー賞・俳優部門における話題賞に選ばれた。[出典12]
▼『ひまわりと子犬の7日間』予告編
ラジオが人気
若林正恭はオードリーとして、ニッポン放送のラジオ番組『オードリーのオールナイトニッポン』にレギュラー出演。[出典13]
2014年には「史上最大のショーパブ祭り」と称して、同ラジオ番組の5周年イベントを開催した。[出典14]
若林は、同ラジオ番組が長く支持されている要因として、
僕のトーク力と春日の相槌。僕が7で春日が3の配分でしゃべるのがちょうどよかった。[出典14]
テレビで溜まったフラストレーションをラジオでしゃべる流れがよかった。話題に事欠かなかった。[出典14]
と発言。テレビでは話せないテーマについてのトークが、本番組の人気要因だと語った。[出典14]
1978年9月20日生まれ、東京都出身のお笑い芸人。お笑いコンビ「オードリー」のツッコミ担当。「R-1ぐらんぷり2008」では、野球のスイングを山手線で説明するというピン芸で準決勝に進出し、2009年「ドリームマッチ09真夏の若手芸人祭り!!」で石田明(NON STYLE)と組んで優勝を果たす。また、映画初出演となった『ひまわりと子犬の7日間』において第37回日本アカデミー賞話題賞を受賞。さらに、著書『表参道のセレブ犬とカバーニャ要塞の野良犬』が斎藤茂太賞を受賞する。
出典:タレントデータバンク