2019年8月8日更新
出典:タレントデータバンク
どんな人?
- 藤村志保は神奈川県出身の女優。1962年映画『破戒』でデビューし、同作品の役名「志保」と、原作者の「島崎藤村」の名を取り、「藤村志保」という芸名で活動している。
- 臓器移植を取材して書き上げた著書『脳死をこえて』で、第6回読売女性ヒューマン・ドキュメンタリー大賞など数々の賞を受賞。
- 2014年1月に背骨を圧迫骨折し、医師から絶対安静と診断されたため、大河ドラマ『軍師官兵衛』(NHK)のナレーションを降板した。
芸能活動
芸歴
大映の演技研究所を経て、1962年映画『破戒』でデビュー。
以後、同作品の役名「志保」と、原作者の「島崎藤村」の名を取り、「藤村志保」という芸名で活動する。
映画『男はつらいよ・寅次郎頑張れ』では第20回マドンナを演じるなど、硬軟問わず、様々な役柄を演じ分けている。
テレビドラマへの出演も多く、大河ドラマ『太閤記』(NHK)のねね役を務め、その演技は高い評価を受けた。[出典1]
受賞歴
1985年に臓器移植を取材して書き上げた『脳死をこえて』で、第6回読売女性ヒューマン・ドキュメンタリー大賞を受賞。
1998年には川崎市文化賞、1999年に毎日映画コンクールの田中絹代賞を受賞している。[出典2]
また、大河ドラマ『風林火山』(NHK)では第59回NHK放送文化賞を受賞した。[出典1]
『ハンチョウ〜神南署安積班〜』(TBS系)への出演
藤村は『ハンチョウ〜神南署安積班〜』(TBS系)で本間清子役を演じた。
同役を演じるにあたり気をつけたことを次のように語っている。
まずは、息子を想う気持ちを大切にしたいということですね。
それと、清子の出身である山形弁も、演じる上で気をつけたところです。
清子が山形の子守唄を歌うシーンがあるんですが、そこは私の中でも大事にしたいところでした。
言葉として山形弁をしゃべってはいますけど、本当の山形の人にはなれませんので(笑)、その雰囲気だけでも伝われば嬉しいですね。[出典3]
『軍師官兵衛』(NHK)の降板
大河ドラマ『軍師官兵衛』(NHK)ではナレーションを担当していたが、2014年1月に背骨を圧迫骨折し、医師から絶対安静と診断されたため、同番組を降板した。
藤村は降板に際して
このたびは、関係者の皆様には多大なるご迷惑をおかけし、大変申し訳ございません。心よりお詫び申し上げます
と謝罪。続いて、
この大役を最後まで全うすべく努力する所存でおりましたが、担当医師のアドバイスに従い、治療に専念したいと思います。今後は、出来るだけ早く回復し、再び役者として皆様にお目に掛かれるように治療、リハビリにあたりたいと思っております
と無念を滲ませながら話した。
なお、同ドラマで藤村は第6話まで収録を終えていたため、第7話より元NHKアナウンサーの広瀬修子がナレーションを担当することとなった。[出典4]
私生活
背骨を圧迫骨折
2014年の1月3日、背骨を圧迫骨折したが骨折した状況などは明らかにされていない。[出典5]
また、同年8月には藤村の骨折も完治し、女優の矢部美穂らとともに快気祝いが催されたという。[出典6]
特技
特技は、日本舞踊の一種である地唄舞。[出典2]
交友関係
矢部美穂とは1999年から2005年まで5回シリーズとして放映された昼ドラマ『温泉へ行こう』(TBS系)で共演しており、その出演者たちで「温泉へ行こう」の会を定期的に開催している。[出典6]
出演
映画
- この空の花 長岡花火物語
- 東京日和
- 悪夢ちゃん The 夢ovie
- 砂時計
- あ、春 水原郁子 役
- 小津の秋
- カーテンコール
- 白い犬とワルツを
- 狗神
- 青葉城の鬼
テレビ番組
神奈川県出身。大映の演技研究所を経て、1962年映画『破戒』でデビュー。以後、同作品の役名「志保」と、原作者の「島崎藤村」の名を取り、「藤村志保」という芸名で活動。映画『男はつらいよ・寅次郎頑張れ』では第20回マドンナを演じるなど、硬軟問わず、様々な役柄を演じ分けている。テレビドラマへの出演も多く、NHK大河ドラマ『太閤記』のねね役を務め、その演技は高い評価を受けた。また、同じく大河ドラマ『風林火山』では第59回NHK放送文化賞を受賞。
出典:タレントデータバンク