どんな人?
- 野沢雅子は日本の声優業の創世記から活躍する声優で、声優プロダクションである「青二プロダクション」の創設メンバーの一人でもある。
- 代表作は『ドラゴンボール』シリーズの孫悟空、『ゲゲゲの鬼太郎』の鬼太郎、『いなかっぺ大将』の風大左衛門などである。
- 長年の声優業界への貢献から、2014年、東久邇宮文化褒賞を受賞している。
芸能活動
子役として活躍
野沢雅子は、3歳のとき、子役として映画デビューを果たしている。中学の時劇団に入り、当時群馬県在住であったため、学校が休みになると東京で女優の仕事を行う日々を送る。
高校卒業後、声優業を始める
高校卒業後上京し、本格的に芝居に撃ちこむようになる。劇団の経営を支えるため声優業も傍らで始め、『鉄腕アトム』でデビューを果たす(役柄不明)。
その後、1968年『ゲゲゲの鬼太郎』のアニメ第1作にて、主役の鬼太郎を演じる。
1970年代から主演を多く務めるように
1970年、『いなかっぺ大将』(フジテレビ系)で風大左衛門を演じたのを皮切りに、1971年『ゲゲゲの鬼太郎』(第2作)で鬼太郎役、1972年『ど根性ガエル』でひろし役を演じるなど、活躍の範囲を広げていく。