どんな人?
- 黛ジュンは1967年に「恋のハレルヤ」でデビューした歌手、アーティスト。幼い頃から各地の米軍キャンプやクラブでジャズを歌っていたという。
- 1968年にリリースされた「天使の誘惑」は大ヒットとなり、同年の第10回日本レコード大賞を受賞した。また、同曲が主題歌となった映画に主演として抜擢され、一躍女優としても注目を浴びた。
- 2006年から原因不明の喉の病気を患わっていたが、2011年5月には都内で復帰コンサートを開催。一時期は歌い続けるのが困難な状態にあり、引退説が浮上した。
芸能活動
芸歴
幼い頃から各地の米軍キャンプやクラブでジャズを歌い、1967年「恋のハレルヤ」でデビュー。
1968年にリリースされた「天使の誘惑」は大ヒットとなり、同年の第10回日本レコード大賞を受賞した。また、同曲が主題歌となった映画に主演として抜擢され、一躍女優としても注目を浴びた。
独特のパンチの効いた魅力的な歌声でヒットを飛ばし、現在でも舞台やショーを中心に歌手として活躍中。
NHK紅白歌合戦には1967年から4年連続出場。
1983年には映画『女帝』でヌードを披露した。[出典1][出典2]
引退危機
黛は2011年に、喉の病気のため歌い続けるのが困難な状態にあり、「できれば歌い続けたいけれど、今のままでは難しい。マイクを置くしかない」とメディアに告白し、引退が騒がれた。
喉に異変が起きたのは2006年。
慢性的に声帯に痰(たん)がこびりつくようになり、声を出すのがつらくなった。
耳鼻咽喉科で「喉のアレルギー」と診断されたが原因は不明。
酒もたばこもやらない黛を襲った突然の病気に
心がボロボロのまま。53年の歌手生活で今が一番苦しい。昨年暮れは歌えないイラ立ちからレコード大賞も紅白歌合戦も見ることができなかった。このまま休養するしかないと今は思っています
と黛は明かした。[出典2]
復帰コンサート開催
原因不明の喉の病気を患わっていた黛だったが、その後アレルギーの原因が判明。
2011年5月には都内で復帰コンサートを行い、
のどのアレルギーの原因が分かりました。今も治療中です
と快方に向かったことをファンに報告。
復帰コンサートではデビュー曲「恋のハレルヤ」など15曲を歌った。[出典3]
『歌謡コンサート』(NHK)に生出演
2012年には3年ぶりに『歌謡コンサート』(NHK)に生出演。
歌手・由紀さおりのアルバム『1969』で黛の代表曲「夕月」がカバーされ、再評価されたことが出演に繋がった。
黛は、
今年でデビュー45周年。デビュー時はまさか60歳を過ぎて歌っているとは夢にも思いませんでした。初心に帰って頑張りたい
と出演前に語った。[出典4]
https://twitter.com/Billboard_JAPAN/status/688929158014087168
私生活
結婚・交際歴
1973年にベース奏者の江藤勲と離婚し、1994年にドラマーの石田秀雄と離婚。
2001年には作詞家の里村龍一と婚約した直後に破局した。[出典2]
家族
兄は作曲家の三木たかし。
三木は2009年に下咽頭ガンのため死去。その際に黛は、
「歌に関して僕が厳しく指導したのは、(石川)さゆりとジュンだけだよ」と(兄に)言われた
と振り返り、
私は兄に褒められたくて一生懸命歌ってきた。これから先どうやって歌っていいのやら、考えられません