2023年8月22日更新
どんな人?
- 星野英彦はBUCK-TICKのギタリスト。群馬県立藤岡高校在学時に、同級生の樋口豊から誘われBUCK-TICKに加入する。愛称はヒデ。
- 星野英彦は作曲も担当し、同じく作曲を担当する今井寿と比べるとメロディアスな曲調を持ち味としている。
- 星野英彦はフットサルを好む。音楽業界関係者だけで行われ、手越祐也(NEWS)や藤巻亮太(レミオロメン)なども参加するフットサル大会「音蹴杯(おんしゅうはい)」に出場している。
プロフィール
本名 / 愛称 | 星野英彦 / ヒデ |
生年月日 | 1966年6月16日(58歳) |
身長 / 体重 / 血液型 | 179cm / 66kg / A型 |
出身地 | 群馬県藤岡市 |
最終学歴 | 群馬県立藤岡高等学校 |
デビュー年 | 1987年 |
所属事務所 | バンカー |
星野英彦の生い立ち
- 星野英彦は群馬県藤岡市に生まれる。2人兄妹の次男であり、実家は鮮魚を中心とした食料品店を営んでいた。[出典3]
- 物心ついた頃から左耳の聴力障害があり、全く聴こえない状態だという。日常生活でストレスを感じることはあるものの、音楽制作においては支障はほとんど感じないと明かしている。[出典3]
- 実家が食料品店であったことから、高校卒業後は調理師の専門学校入学を理由にして上京。バンド活動と並行して調理師免許を取得し無事卒業している。
- 2001年、有るラジオ番組に出演した時櫻井敦司は星野英彦のことを「高校の時からジジイっぽかった。今と変わらない」と冗談混じりに評している。[出典1]
星野英彦の音楽活動①:BUCK-TICKでのバンド活動
BUCK-TICK加入まで
群馬県藤岡市にある、今井寿の実家である今井商店がBUCK-TICK誕生の地である。今井商店は藤岡駅前にあり、パンやタバコ、日用品などを売っている雑貨店。
1982年頃、当時1年生だった樋口豊(後にベースとして加入)がここに頻繁に出入りするようになり、今井寿との交友関係を築く。[出典2]
その後櫻井敦司、今井寿、樋口と前ボーカルでバンドをやることが決まるが、その際、樋口が星野を”勝手に”連れてきたという。
これについて当時櫻井敦司は、樋口豊は自分だけ年齢が1つ下のために使い走りにされることが嫌で、同級生であるヒデを誘い込んだと推測したという。[出典2]
BUCK-TICK加入〜デビュー前まで
高校を卒業した後、星野英彦を始めとして各メンバーが群馬から上京しバンド活動を本格化させていく。[出典3]
その後新宿JAMや屋根裏などの都内のライブハウスでライブ活動を展開。当時はBUCK-TICKがマッチする音楽ジャンルがなかったため、ハードロック系のイベントなどにも出ていたという。[出典2]
ギター演奏・スタイル
ギターを始めた頃
▼画像一番左が星野英彦
https://twitter.com/WOWOW_hogaku/status/792690073170878464
ギターを担当することになった星野英彦は、先輩からグレコのストラトキャスターを2万円で買い練習に励むようになる。当時はギターケースなども持っていないため、紙袋に入れて持ち歩いていたが「まぁいいや」と思っていたという。[出典3]
今井寿がレフティであるのに対し、星野英彦は右利き。このためステージ上ではギターが左右対称になるという珍しいビジュアルを実現している。
▼左右対称のギターって?こちらのPVをCheck!
現在の演奏
主にFERNANDES製のギターを愛用している。
星野英彦の音楽活動②:BUCK-TICKデビュー後の活躍
デビュー作はライブビデオ
星野英彦はその後BUCK-TICKとして1987年、インディーズで1stアルバム『HURRY UP MODE』をリリース。
同年9月21日、ビクターインビテーションより、ライブビデオ『バクチク現象 at LIVE INN』のリリースでメジャーデビューを果たす。[出典4]
制作する楽曲
メロディアスな曲調で人気を博す
BUCK-TICKでは今井寿のリードギターに対し、星野英彦はリズムギターを担当。1つのアルバムにつき、星野英彦が作曲するのは2〜3曲程度と少ないが、メロディアスな曲調が人気を博している。
2005年、ベストアルバム「CATALOGUE 2005」制作時に行われた人気曲投票でも、星野英彦が作曲した『ミウ』が1位に選ばれている。[出典5]
なお、同投票の結果では上位10曲中4曲が星野英彦制作の楽曲が占めており、BUCK-TICKの累計の楽曲数から比較すると多いことが見て取れる。
▼「CATALOGUE 2005」人気投票結果 ※赤字に注目
順位 | 曲名 | 作曲者 |
---|---|---|
1. | ミウ | 星野英彦 |
2. | さくら | 今井寿 |
3. | Flame | 今井寿 |
4. | My Eyes & Your Eyes | 今井寿 |
5. | Jupiter | 星野英彦 |
6. | Angelic Conversation | 今井寿 |
7. | 幻想の花 | 星野英彦 |
8. | 密室 | 星野英彦 |
9. | National Media Boys | 今井寿 |
10. | 鼓動 | 今井寿 |
近年の楽曲
近年の星野英彦制作の楽曲には、ダンサンブルなものや、ポップなものも見られる。