どんな人?
- 矢吹奈子はHKT48「チームH」とAKB48「チームB」のメンバー。2013年「HKT48第3期生オーディション」に合格し、同年12月に研究生として劇場公演デビュー。
- 子役出身で、2005年公開の『タッチ』の実写版映画では、長澤まさみ演じる浅倉南の幼少期役で出演している。
- 2014年に「チームH」への昇格が発表され、同年発売の3rdシングル「桜、みんなで食べた」では初選抜となった。
芸能活動
小6で初選抜
2014年3月12日に発売されたHKT48の3rdシングル「桜、みんなで食べた」のMVで、当時小6で3期研究生の矢吹奈子が初出演した。
小6コンビ“なこみく”の相方田中美久も初選抜入りしたことで話題となった楽曲である。
MVでは、“なこみく”が超能力のいたずらで指原莉乃ら先輩メンバーを翻弄するという内容になっている。
同MVの舞台は一人前のエスパーになるためにHKTメンバーが通う“エスパー学校”で、普段は小さくて目立たない2人組“なこみく”が、イタズラ大好きエスパーとなり、メンバーたちに超能力をかけまくるユニークなMVであった。
初選抜の矢吹奈子は、
撮影前日はとっても緊張して、眠れませんでしたが、みんなでワイワイ楽しく撮影できました。指原さんは本当は自転車に乗れないのにMVでは自転車に乗れていたのでびっくりしました![出典1]
と回顧した。[出典1]
▼「桜、みんなで食べた」のMVがこちら!
明治座出演で指原からのいじり
2015年、HKT48が東京・明治座で公開した『HKT48 指原莉乃座長公演』のキャストに矢吹奈子も選出された。
1873年(明治6年)に創業した同所で、女性アイドルグループが単独公演を行うのは140年以上の歴史で初ということもあり、多くの注目を集める公演となった。
座長に任命された指原莉乃は、
責任はみんなで。成功したときは私一人の手柄で
責任は矢吹(奈子)で[出典2]
と最年少13歳の矢吹奈子に押し付けようとして会場を笑わせた。
同公演は、芝居とコンサートの2部構成で、第1部のオリジナル演劇『博多少女歌舞伎「博多の阿国の狸御殿」』は、『スーパー歌舞伎』シリーズなど数々の著名な演劇を手がけてきた演出家・劇作家の横内謙介氏が全編書き下ろした人情喜劇に、また、第2部は『HKT48ライブショー「踊る!たぬき祭り」』で楽しませる。
キャストは座長の指原莉乃、矢吹奈子をはじめ、穴井千尋、今田美奈、植木南央、多田愛佳、熊沢世莉奈、兒玉遥、坂口理子、田島芽瑠、朝長美桜、松岡菜摘、宮脇咲良、村重杏奈、本村碧唯、森保まどかの16人が選出された。[出典2]
AKBメンバーとして初公演
2015年12月に公開された『ただいま 恋愛中』で、矢吹奈子がAKBメンバーとしての初出演を果たした。
同作はAKB48の木﨑ゆりあがキャプテンを務め、柏木由紀、渡辺麻友らが所属する新チームBが担当するもので、初日公演には矢吹奈子の他に、岩佐美咲、内山奈月、梅田綾乃、大島涼花、柏木由紀、加藤玲奈、木﨑ゆりあ、後藤萌咲、坂口渚沙、達家真姫宝、田名部生来、福岡聖菜、横島亜衿、渡辺麻友、渡辺美優紀の16人が出演した。
劇場には指原莉乃も駆けつけたことから、矢吹は「緊張するんですけど、さしこちゃん(指原)がいるってことに気づいて、もっと緊張している」と苦笑いしたが、それでもハツラツとした表情で「皆さんを笑顔にできるように頑張ります!」と意気込むと、指原は「かわいい! 大好き!」と客席から声援を送っていた。[出典3]