2017年2月28日更新
出典：タレントデータバンク
どんな人？
上白石萌音の生い立ち
本名・萌音の由来
上白石萌音は1998年1月27日生まれ、鹿児島県出身。[出典1]
▼上白石萌音
”萌音”という名は本名であり、
“萌”は、萌えいずる、草木が芽吹くという意味[出典2]
である。”音”は、音楽教師である母親が
音楽が好きになってほしい[出典3]
という思いを込めたそうだ。[出典3]
妹の上白石萌歌も女優として活躍している。[出典2]
▼妹の上白石萌歌
メキシコに移住
上白石萌音は8歳のとき、父親の仕事の都合でメキシコに移り住んだ。メキシコには約3年間住み、その経験を通して
人見知りを克服できたし、音楽が大好きになりました[出典3]
と上白石は明かしている。[出典3]
音楽が大好きに
メキシコに暮らして母親の願い通り「音楽が大好きになった」という上白石。[出典3]
そんな上白石は趣味に、
- 音楽を聴くこと
- 歌うこと
- 踊ること
を挙げており、特技はリコーダーである。[出典4]
▼特技はリコーダー！
また、幼少期からピアノを習ったり、[出典5]
母は、私がお腹にいる時からずっと歌を聴かせてくれたり、ピアノを弾いてくれたりしていた[出典2]
祖母もすごく歌が好きで、泊まりに行ったら歌ってくれた[出典2]
と母や祖母の影響で音楽が身近だったことを明かしている。[出典2]
鹿児島の中学に進学
中学1年生の時に芸能界デビューが決まった上白石だが、中学校は地元・鹿児島県にある学校に通っていた。
私自身もかなりきつかったですね[出典5]
と振り返る上白石の中学時代は、平日は鹿児島の学校に通い、土日になると東京へ仕事をしに行くというかなりハードなものだったようだ。
宿題は、移動中の飛行機内で済ましていたという。[出典5]
▼多忙な中学生時代を送っていた…
高校・大学時代
その後上白石は、東京の高校に進学。
高校生活は、
かなり勉強漬けの毎日でした[出典5]
と言うが、
友人には恵まれました。[出典5]
学校にいる間は自分が芸能のお仕事をしていることを忘れてしまうくらいでした。それもあって、仕事と学校とのオンオフが非常にしやすい環境でしたね[出典5]
と充実したスクールライフを送れた様子。[出典5]
▼東京の高校に進学した
2017年2月現在、上白石は大学1年生であり[出典1]、大学では英語を中心に学んでいる。
週5日大学に通い、翻訳の授業なども選択しているそうだ。
本場で英語を学んでみたい[出典5]
といった思いから、留学願望もあるという。[出典5]
上白石萌音の芸能活動
東宝シンデレラオーディションに出場
地元・鹿児島県にある「ミュージカルスクール」に通っていた上白石萌音は、先生の薦めで2011年に「第7回東宝シンデレラオーディション」に出場した。
軽い気持ちで応募してみたものの、上白石は同オーディションで見事審査員特別賞を受賞。
同年、大河ドラマ『江〜姫たちの戦国〜』（NHK）に出演し、女優デビューを果たした。[出典5][出典6]
▼大河ドラマでデビュー
なお、上白石が初出演したミュージカルは『王様と私』、映画は声優として出演した『おおかみこどもの雨と雪』である。[出典6]
▼『おおかみこどもの雨と雪』予告
映画『君の名は。』でヒロインの声優に抜擢
上白石萌音は2016年8月26日に公開された映画『君の名は。』において、ヒロイン・三葉の声を務め、注目を集めた。[出典7]
同作は『秒速5センチメートル』や『言の葉の庭』などを手掛けたアニメ映画監督・新海誠がメガホンをとった作品。[出典8]
▼新海誠監督
Director Makoto Shinkai winner of the Special Award, attends the 41st Hochi F...
写真：Rodrigo Reyes Marin/アフロ
それに加え『君の名は。』は、2016年度の「邦画興収ベスト10」で1位に輝き[出典9]、2017年1月時点で興行収入約235億円超えを記録した大ヒット映画である。[出典10]
▼映画『君の名は。』予告編
起用理由は「声」
上白石萌音さんは、オーディションの日に、すでに僕の中では決めていました。当日に決めてしまったくらい、声を聞いた瞬間にお願いしたいなと思いましたね[出典8]
と上白石の起用理由は彼女の「声」にあったと明かしている。
声そのものの情報量がすごく多いですし、声の透明さの奥に真っ直ぐな感情が透けて見えるなと思いました[出典8]
と新海監督。
また、上白石の声は新海監督がイメージする”ヒロイン・三葉の雰囲気”とぴったりだったいう。[出典8]
▼『君の名は。』公開記念舞台挨拶
『君の名は。』主題歌を含むアルバムを発売
『君の名は。』の主題歌や劇中の挿入歌は、新海誠監督の希望からロックバンド「RADWIMPS」が担当している。[出典8]
▼RADWIMPSの楽曲「前前前世」
私もRADWIMPSが大好き[出典8]
と語る上白石は、2016年10月に歌手として、デビューミニアルバム『chouchou』を発売。
同作はカバーアルバムであり、HYの「366日」、奥華子の「変わらないもの」のほか『君の名は。』の主題歌になった「なんでもないや（movie ver.）」も収録されている。[出典11][出典12][出典13]
▼「なんでもないや（movie ver.）」を歌う上白石萌音はコチラ！
上白石は2016年10月14日、音楽番組『ミュージックステーション 』（テレビ朝日系）に出演し「なんでもないや（movie ver.）」をテレビ初披露した。[出典13]
上白石萌音の私生活
妹は女優の上白石萌歌
上白石萌音の妹・萌歌は、2012年より女優として活動している。[出典14]
▼2012年に女優デビューした上白石萌歌
共に映画やミュージカルなどで活躍する上白石姉妹。そんな2人は、演技について話し合うことが頻繁にあるという。[出典14]
▼上白石姉妹
妹の萌歌はとあるインタビューにて、
この前、私が出た『さよならドビュッシー』を一緒に観ていたら、“ちょっとした瞬間に萌歌が出ちゃう”と言われました[出典14]
と姉からの指摘を明かした後「今後の課題にする」と語るなど、姉のアドバイスを参考にしている様子。
しかし萌歌は、同業者ということで姉・萌音のことを心強く感じる一方、一時期は「劣等感」や「悔しさ」を感じていたという。
お姉ちゃんと同じお仕事をして、こんなに心強いことはありません。[出典14]
お姉ちゃんに大きな仕事が決まると本当に悔しかったし、その役を見事に演じ切るので、一時はずっと劣等感があって苦しかったんです[出典14]
と妹の萌歌。
しかし今ではそんな思いもエネルギーに変わり、姉妹仲もさらに良好になったそうだ。[出典14]
▼萌音（左）、萌歌（真ん中）
出演
映画
- ちはやふる〜上の句〜 （東宝）
- ちはやふる〜下の句〜 （東宝）
- 君の名は。
- 溺れるナイフ
DVD
テレビ番組
出典
- 『上白石 萌音｜女性俳優』（東宝芸能オフィシャルサイト）
- 『『舞妓はレディ』の上白石萌音は胎教からずっと音楽漬け！』（ニュースウォーカー）
- 『上白石萌音、ドラマ初主演「飯さえあれば…」のハズが食べるシーンなしなワケ (1/2ページ) - 芸能』（ZAKZAK）
- 『上白石萌音』（タレントデータバンク）
- 『上白石萌音』（映画.com）
- 『大ヒット『君の名は。』ヒロインの声は誰？あのシンデレラガール！』（シネマトゥデイ）
- 『8/26公開『君の名は。』神木隆之介×上白石萌音×新海誠監督インタビュー』（THEATER View FUKUOKA）
- 『映画新記録 「君の名は。」「シン・ゴジラ」が押し上げ : 深読みチャンネル』（読売新聞（YOMIURI ONLINE） 2/4）
- 『【国内映画ランキング】「君の名は。」首位浮上、興収は235億突破！ : 映画ニュース』（映画.com）
- 『上白石萌音が念願の初ワンマン開催、「君の名は。」主題歌でファン魅了』（音楽ナタリー）
- 『ディスコグラフィ 上白石 萌音』（ポニーキャニオンオフィシャルサイト）
- 『【エンタがビタミン♪】『君の名は。』の上白石萌音 タモリを爆笑させた堂々っぷりがお見事！』（Techinsight）
- 『第7回東宝シンデレラグランプリが未来のシンデレラにメッセージ - 上白石萌歌』（Deview-デビュー）
鹿児島県出身。第7回「東宝シンデレラ」オーディションにて審査員特別賞を受賞。2011年5月23日に発売された雑誌『UpToBoy』で紙面デビュー。主な出演作品に、映画『だいじょうぶ三組』、鹿児島テレビ 『スーパーニュース2014 新春スペシャル～希望への一歩～』などがある。趣味は読書、音楽を聴くこと、歌うこと、踊ること。特技はリコーダーで、リコーダーのテストでは三重花丸をとることができる。英語検定3級、スペイン語検定6級を持つ。
出典：タレントデータバンク