その後、1987年のNHK大河『独眼竜政宗』や北野武監督作品『その男、凶暴につき』(1989年)などに出演し知名度を上げた。[出典5]
そして、1992年のドラマ『ずっとあなたが好きだった。』(TBS系)でブレイク。[出典6]
バンド活動も行っており、2014年にはアルバム『ニュープリント』をリリースしている。[出典7]
▼【MV】クスンと、カメラ
出演作品(映画・ドラマ・舞台)
ドラマ『ずっとあなたが好きだった』で役名が流行語大賞に
『ずっとあなたが好きだった。』(TBS系)は、1992年に放送され社会現象になった大ヒットドラマ。佐野は“3高”のエリート銀行員だが、マザコンで回転木馬に乗ったりなどの奇行を繰り返すヒロインの夫・冬彦を演じブレイクした。佐野の役名である「冬彦さん」は、当時「マザコン」の代名詞として使われ、1992年の流行語大賞にも選ばれている。[出典5][出典8][出典9]
また、同作でヒロインを演じた賀来千香子と佐野史郎は、同作の翌年(1993年)に放送されたドラマ『誰にも言えない』(TBS系)で再共演している。[出典10]
映画『仮面ライダー平成ジェネレーションズ Dr.パックマン対エグゼイド&ゴーストwithレジェンドライダー』で敵役に抜擢
佐野は、2016年公開の映画『仮面ライダー平成ジェネレーションズ Dr.パックマン対エグゼイド&ゴーストwithレジェンドライダー』で敵キャラのDr.パックマン(財前美智彦)を演じた。[出典11]
同作はシリーズ45周年の記念作で、歴代のライダー達が参戦。佐野演じるマッドサイエンティスト・Dr.パックマンによって生み出された正体不明のウイルスにライダーが立ち向かう様子が描かれた作品だ。[出典12][出典13]
▼予告編
人物
- 子供の頃から、江戸川乱歩や怪談話が好きだった。
- 母方の実家は、出雲大社の写真館。父親は医者をしており、写真好きな人だった。佐野は幼少期、父が現像や引き延ばしをしていることろを見るのが好きだったという。
- 思い立ったらすぐ行動する性格で、好きなバンドを見るために大阪や名古屋まで行くこともある。[出典14]
- アメリカの作家ハワード・フィリップス・ラヴクラフトのホラー小説を元にした神話「クトゥルフ神話」が大好き。2018年9月3日放送の『ごごナマ』(NHK)に出演した際は、グッズを手にしながらクトゥルフ神話について熱く語り話題になった。[出典15]
- 結婚した1985年から、ずっと吉祥寺に住んでいる(2019年時点)。上京した当時は、いきなり吉祥寺に住むと「“お上りさん”みたいで恥ずかしい」という理由から、あえて原宿に住んでいた。[出典16]
- 少年時代から、出身地松江市ゆかりの作家・小泉八雲には親しみがあった。八雲作品のファンであり、朗読会に出演している。[出典17][出典18]
- 「ゴジラ」の大ファン。ハリウッド版映画『GODZILLA』では、ゴジラを追う分析官の声を演じた。[出典19]
- ドラマ初主演作は、2018年放送の『限界団地』(フジテレビ系)。[出典6]
- 島根を応援する「リメンバー島根」の名誉団員。[出典20]
- スキューバーダイビングが趣味。[出典21]
▼佐野史郎が小泉八雲の朗読で伝えたいこと。
「笑ってはいけない」収録中に骨折
2019年11月、同年年末に放送された『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!!』(日本テレビ系)の『絶対に笑ってはいけない青春ハイスクール24時!』の収録で、第三腰椎を骨折。全治2ヶ月だった。骨折の原因は、液体窒素を入れたペットボトルが破裂する力で、空中に数センチ浮く実験に挑戦したため。[出典22]
この怪我をめぐっては、放送作家の高須光聖氏が
実は、佐野さんから『もっとこうしたい』っていうことがあった。佐野さんが『思い切ってやりたい』『大丈夫』って言って、(こう)なっちゃった[出典23]
とスタッフから聞いたことをラジオで話したが、佐野がこれを否定。[出典23]
後に、高須氏は確認を取らずに話したことを佐野に謝罪している。[出典24]
結婚
妻は女優の石川真希。1人の娘がいる。[出典25]
夫婦でバンド活動を行ったり、CMに出演するなど、芸能活動をともにすることもあった。[出典5]
公式SNS・ブログ
ツイッター
佐野史郎は2010年7月から、自身の公式ツイッターアカウントを運営している。