2022年2月3日更新
どんな人?
- 千堂あきほ(せんどうあきほ)は、日本で活動する女優・タレント。兵庫県尼崎市出身の1969年4月5日生まれ。サキナヤ所属。
- 1987年に、ロッテ主催のアイドル発掘オーディションで全国大会へ進出。賞は獲得できなかったものの、芸能事務所社長からスカウトされ、芸能界入り。
- 1990年に歌手としてデビューし、ライブハウスえお拠点とした活動を開始。その後、深夜バラエティ番組の司会で人気となり、「学園祭の女王」と呼ばれるようになった。
- 女優業に専念するようになってからは、ドラマ『東京ラブストーリー』(フジテレビ)や『振り返れば奴がいる』(フジテレビ)などの話題作に出演している。
- 2000年に一般男性と結婚。2008年に第1子、2011年に第2子を出産。2011年からは夫の実家がある北海道札幌市で生活している。
▼千堂あきほ(右)
生い立ち
千堂あきほは、兵庫県出身の1969年4月5日生まれ。現在年齢は55歳。サキナヤ所属。[出典1][出典2]
芸能活動
千堂あきほは、1987年開催の「ロッテCMアイドルはキミだ!」オーディションに出場。東京決勝へ進出した際にスカウトされ、芸能界入りを果たした。
しかし、元々芸能界の憧れがあったわけではなく、オーディションに参加したのも友人との思い出作りだった。
高校卒業後は短大へ進学し、幼児教育の勉強をしようと思っていたそうで、オーディション参加は両親にも内緒だったという。
東京決勝進出が決まった際、父からは怒られたそうだが、「学ぶことがあるかもしれない」と、父と共に東京へ。
決勝での受賞は逃したが、数社の芸能プロダクションからスカウトを受けることとなった。
芸能界に入る気がなかった千堂は、スカウトを全て断ったそう。しかし、「短大に行っても2年。だったら、遠回りしてもいいから東京で学べることがあるかもしれない」と父に言われ、2年間だけという約束で東京へ。
しかしすぐにデビューはできず、1年半ほどの間事務所の電話番やお茶くみとして働きながら、歌や演技のレッスンを受けていたという。[出典3]
念願のデビューは歌手として
千堂あきほは、1年半の下積みを経て1990年に歌手デビューを果たした。
その後、生放送の深夜番組『オールナイトフジ』(フジテレビ)に出演。番組内でMCを務め、人気を博した。
人気となった千堂は、全国30校ほどの学園祭に出演。家に帰れないほどの多忙を極め、家族には心配されたそうだが、“学園祭の女王“と呼ばれるほどとなった。
また、役者として多数のドラマにも出演。
大ヒットを記録したドラマ『東京ラブストーリー』(フジテレビ)にも出演し、注目を集めた。
バラエティ番組にも多数出演しており、「マジカルバナナ」などで人気を博した『マジカル頭脳パワー!』(日本テレビ)の回答者としても活躍した。[出典3]
出演作品(映画・ドラマ)
大ヒットトレンディードラマ『東京ラブストーリー』
千堂あきほは、1991年放送のドラマ『東京ラブストーリー』(フジテレビ)に出演。主演は鈴木保奈美と織田裕二。
本作は、柴門ふみの同名コミックが原作。田舎から東京へやって来た永尾カンチ(織田裕二)は、幼なじみの関口さとみ(有森也実)に好意を寄せている。しかし、さとみはカンチの同級生である三上健一(江口洋介)に好意を寄せていた。そんな中、カンチは会社で知り合った赤名リカ(鈴木保奈美)から告白される…。[出典4]
千堂は本作で、健一が通う医大の同級生・長崎尚子を演じている。[出典3]
名作映画の再来と言われたドラマ『振り返れば奴がいる』
千堂あきほは、1993年放送のドラマ『振り返れば奴がいる』(フジテレビ)に出演。主演は織田裕二と石黒賢。
本作は、三谷幸喜脚本作品。アメリカの大学から日本の天真楼病院へやって来た医師・石川玄(石黒賢)は、苦しむ患者を蔑ろにする医師・司馬江太郎(織田裕二)に出会い唖然とする。やがて同じチームとして働くこととなるが、2人は激しく衝突することとなる…。[出典5]
千堂は本作で、司馬の恋人を演じている。[出典6]