2024年2月2日更新
原作は、雲田はるこによる同名コミックになり、昭和の落語界を舞台に、噺家の愛おしき素顔と業を描く期待の一作となっている。[出典12]
また、通常、オーディションは指定されたセリフを読み上げ、演じるといった流れで行われるが、同作のオーディションは、『指定された落語を自ら3分間に抜粋して、スタッフへ提出する』という異例の方法がとられた。[出典12]
このオーディションは、山寺宏一だけでなく、石田彰、林原めぐみ、小林ゆうなども受けたが、主役・与太郎役の関智一だけが(オーディションを)受けていないことがイベントで明かされた。[出典12]
また、唯一、オーディションを受けていない与太郎役の関智一は、
冒頭に司会より関が以前から落語家に弟子入りしていることが紹介され、関は「落語をやっているから(役の)オファーがあったのかと思っていたらそうじゃなかった。[出典65]
とコメントした。[出典65]
山寺宏一は、本作の過酷なオーディションを振り返り、
こんな失礼な作品はないと思って……。僕は落研だったから、絶対受かってやる! そして断ってやる! と思ったんです。そしたら受かったんで、喜んでやらしていただいております!![出典12]
と冗談交じりに話した。[出典12]
▼山寺宏一の熱い想い
https://twitter.com/yamachanoha/status/685335429227282432
また、山寺宏一は同作に参加することを
それで演じることの楽しさを知って、そこから声優になるということになりまして、そして今、この素晴らしい作品の助六という役を演じることができて本当に嬉しく思っております![出典12]
と喜びをにじませて語った。[出典12]
▼TVアニメ『昭和元禄落語心中』PV②
また、第二期は2017年1月から『昭和元禄落語心中 -助六再び篇-』(TBS系)として放送された。[出典14]
▼TVアニメ『昭和元禄落語心中 -助六再び篇-』OP
コラボイベント、声優落語天狗連
TVアニメ『昭和元禄落語心中』のテレビ放映に合わせ、スタートしたのが『アニメ✕落語×声優』の異色コラボイベント、その名も『声優落語天狗連』だ。[出典13]
『声優落語天狗連』は、年間100本近くのアニメイベントのMCを務め、落語研究会出身のニッポン放送アナウンサー・吉田尚記と、同じくアニメ好きにして落語研究会出身であり、イベント『渋谷らくご』をプロデュースする学者芸人・サンキュータツオのダブルMCで、定期的にイベントが開催されている。[出典13]
また、山寺宏一は第3回目の『声優落語天狗連』に登場し、落語について熱い想いを語った。[出典13]
山寺宏一が大好きな古今亭志ん朝の名を挙げ、
志ん朝師匠と同じ時代に生まれて幸せ[出典13]
とコメントすると、吉田アナたちが
でも、我々は『落語心中』のある時代に生まれて幸せですよ[出典13]
と返し、イベント会場から拍手が巻き起こる一幕もあった。[出典13]
アニメ『ルパン三世』で銭形警部役で出演
2011年12月2日、1971年から放送開始されたアニメ『ルパン三世』の40周年を記念して制作された『ルパン三世 血の刻印~永遠のMermaid~』が放送され、山寺宏一は銭形警部役で出演した。[出典59]
1961年6月17日生まれ。宮城県出身。バズーカ山寺・やまちゃんの愛称で親しまれている。アニメや吹き替えなど声の仕事をはじめ、俳優としてドラマや舞台など幅広い分野で活躍する。主な出演作品は、洋画/『マスク』『オースティンパワーズ』『ベンジャミン・バトン』、海外ドラマ/『フルハウス』、劇場版アニメ/『美女と野獣』『アラジン』など数多くのディズニー作品に出演。『劇場版ポケットモンスター』では全作品ゲスト出演。アニメ/『新世紀エヴァンゲリオン』、ナレーション/日本テレビ『未来創造堂』、ラジオ/bayfm『BAY LINE7300』、映画/『20世紀少年』『自転少年』、ドラマ/日本テレビ『仔犬のワルツ』、NHK『ブルーもしくはブルー』、テレビ/テレビ東京『おはスタ』、TBS『王様のブランチ』、フジテレビ『めちゃめちゃイケてるっ!』、テレビ朝日『徹子の部屋』、CF/『ハウス食品「こくまろカレー・シチュー」』、舞台/『12人の優しい日本人』など。また、ものまねに定評があり、多くのものまね番組でも活躍する。
出典:タレントデータバンク