2024年2月2日更新
- キャラクターに合った“演技力”があるということ
- 声優の演技力によってキャラクターに感情が与えられ、観客は声を通じて登場人物に共感すること
と語っている。[出典58]
また、『シュガー・ラッシュ』『シュガー・ラッシュ・オンライン』でラルフ役を演じた山寺宏一について
悪役キャラクターだけど、とても優しくて温かい心を持っている。その2つの要素を上手く表現できることが、ラルフの声優に求めたことだった。[出典58]
と振り返り、
日本版声優でラルフを演じている山寺(宏一)さんは、本当に素晴らしい方だよ。彼が演じるキャラクターすべてが個性的でユニークで、素晴らしい力を与えてくれるんだ。[出典58]
と演技力を絶賛した。[出典58]
山寺宏一のゲスト声優出演
劇場版『ポケモン』
山寺宏一は、2019年5月3日に公開された実写映画『名探偵ピカチュウ』でミュウツーの声を担当した。
同作は、同名ビデオゲームをベースに作られたハリウッド映画であり、主役のピカチュウの声は、俳優の西島秀俊が務めている。[出典54]
▼主役のピカチュウの声は西島秀俊(写真:中央)
また、山寺宏一は劇場版『ポケットモンスター』の全作品にゲスト出演している。[出典55]
2019年7月12日公開予定の最新作『ミュウツーの逆襲 EVOLUTION』にもゲスト出演している山寺宏一は、今作で22作連続のゲスト出演となる。[出典56]
▼ポケモン映画には欠かせない存在
https://twitter.com/pokemon_movie/status/1139442543379136514
▼映画『名探偵ピカチュウ』予告
山寺宏一の洋画吹き替え
山寺宏一は、アニメ映画だけでなく数々の洋画吹き替えも担当している。
主な吹き替えは以下の通り。
- ジム・キャリー (マスク、グリンチなど)
- ブラッド・ピット (ファイトクラブ、ザ・メキシカンなど)
- エディ・マーフィー (ビバリーヒルズ・コップなど)
- トム・ハンクス (フォレスト・ガンプ、アポロ13など)
- ウィル・スミス (インデペンデンス・デイ、アイ・アム・レジェンドなど)
- ロビン・ウィリアムズ (ミセス・ダウト、ジャック)[出典55]
他にもキアヌ・リーブスやクリス・タッカーなどの吹き替えも担当している。[出典55]
吹き替えの役作りは?
2017年4月15日にV6・岡田准一のラジオ番組にゲスト出演した際に、岡田准一から
声優さんの役作りってどうやってるんですか?[出典53]
と問われた山寺宏一は、
吹き替えだと、ビデオを前もってもらうから、本番までにがっつり練習していくので、それがイコール役作りだったりする。ただ声をどうするかに関しては、画面見て(役者の)声を聞いていると自然にそうなるって感じで、無理矢理こうやろうっていうのはそんなに思わないかな。[出典53]
と答えている。また、
僕ね、ブラッド・ピットの吹き替えをするときにはブラピの顔が俺についてるからね(笑)。ブラピの仕草とかも全部やってるつもりで喋ってますし、トイレも行かないようにするもん、鏡を見ないように(笑)。そういう時って、呼吸も合わせるしね。[出典53]
1961年6月17日生まれ。宮城県出身。バズーカ山寺・やまちゃんの愛称で親しまれている。アニメや吹き替えなど声の仕事をはじめ、俳優としてドラマや舞台など幅広い分野で活躍する。主な出演作品は、洋画/『マスク』『オースティンパワーズ』『ベンジャミン・バトン』、海外ドラマ/『フルハウス』、劇場版アニメ/『美女と野獣』『アラジン』など数多くのディズニー作品に出演。『劇場版ポケットモンスター』では全作品ゲスト出演。アニメ/『新世紀エヴァンゲリオン』、ナレーション/日本テレビ『未来創造堂』、ラジオ/bayfm『BAY LINE7300』、映画/『20世紀少年』『自転少年』、ドラマ/日本テレビ『仔犬のワルツ』、NHK『ブルーもしくはブルー』、テレビ/テレビ東京『おはスタ』、TBS『王様のブランチ』、フジテレビ『めちゃめちゃイケてるっ!』、テレビ朝日『徹子の部屋』、CF/『ハウス食品「こくまろカレー・シチュー」』、舞台/『12人の優しい日本人』など。また、ものまねに定評があり、多くのものまね番組でも活躍する。
出典:タレントデータバンク