木村佳乃は映画にも多数出演しており、スクリーンデビューとなった1997年公開の映画『失楽園』では、主演の役所広司の娘役を演じて「日本アカデミー賞」新人俳優賞を受賞した。
さらに、2002年公開の映画『模倣犯』をはじめとする話題作に多数出演しながらも、2007年公開の映画『さくらん』などで濡れ場や汚れ役も演じるようになり、”本格派女優”として躍進。[出典2]
ドラマ・映画を中心に、これまで数多くの作品に出演している。[出典1]
2007年公開の映画『マスターズ・オブ・ホラー』でハリウッドデビュー
木村佳乃は、2007年公開のホラーアンソロジー映画『マスターズ・オブ・ホラー』内の『ドリーム・クルーズ』に主演。ハリウッドデビューを飾った。[出典7]
同作は、世界のホラー映画の巨匠13人によるアンソロジーのうちの1作で、”Jホラー(ジャパニーズホラー)の先駆者”と評されている鶴田法男が監督を務めた。[出典7][出典9]
木村佳乃はその後、2008年公開のカナダ・ブラジル・日本の合作映画『ブラインドネス』にも出演。
同作は、ノーベル文学賞を受賞している作家のジョゼ・サラマーゴによる小説『白の闇』を実写映画化。日本人キャストとして、伊勢谷友介とともに重要な役どころを演じている。[出典3]
同作について木村佳乃は、
英語でセリフを言うのは初めて。でも思っていたほど複雑ではありませんでしたね。役づくりのためには、東京にある、失明しかかっている人々のための病院を訪ねたり、カナダで目隠し状態のまま街を歩くトレーニングをしました。[出典6]
と語っている。[出典6]
また、同作の記者会見では世界各国の記者からの質問に、流暢な英語で回答。その英語力に改めて注目が集まった。[出典6]
バラエティ番組などでも活躍
木村佳乃は役者としてだけではなく、バラエティ番組などでも活躍を見せている。[出典1]
特に、2015年から何度も出演している謎解き冒険バラエティ番組『世界の果てまでイッテQ!』(日本テレビ)では、バンジージャンプや熱湯風呂をはじめとする激しい企画に果敢に挑戦。
木村佳乃の女芸人顔負けの体当たり芸に、視聴者からは「神回」「レギュラーになって欲しい」と称賛の声が度々挙がっている。[出典10]
また、2017年には初の子供番組に出演。子供向け料理番組『キッチン戦隊クックルン』(NHK)で、主人公のアズキ(土屋希乃)の母親・サクラ役を演じた。[出典11]
同作はアニメパートと実写パートに分かれており、アニメパートで声優として出演したのち、2018年からは実写パートにも出演。作中で料理姿も披露している。[出典11][出典12]
https://twitter.com/musicjp_mti/status/843228055409582080
人物
- 趣味は、乗馬・英語・水泳・映画鑑賞。[出典5]
- 初恋は小学5年生で、ファーストキスは中学3年生の時。[出典13]
- 好きな食べ物は魚の皮。嫌いな食べ物は納豆。[出典13]
- 旅行が好きで、印象に残っているのは大学生の時に訪れたピラミッドとサハラ砂漠。ピラミッドでは許可された1番高い段までよじ登り、サハラ砂漠ではラクダに乗って朝陽を見たという。[出典14]
- 荷物が多いことで知られており、旅行先にもドレスコードなどを考えて沢山洋服を持参してしまう。[出典15]
- 幼少期の思い出のアニメは、『タイムボカン』シリーズ(フジテレビ)、『魔法の天使クリィミーマミ』(日本テレビ)、『魔女っ子メグちゃん』(テレビ朝日)。[出典16]
- インタビューで自身の”バディ”を問われた際、所属事務所「トップコート」の社長・渡辺万由美の名前を挙げている。嘘がない人で、19歳から共に仕事をしているため、信頼関係が深いのだという。[出典18]
- よく出かける街は、新宿・渋谷・下北沢。[出典17]
- 1人で出歩くことは苦ではなく、むしろ気兼ねなく過ごせるため楽だという。[出典17]
- 出先で読書をすることが好きで、いつも本を持っている。[出典17]
結婚
2010年に役者・東山紀之と結婚
木村佳乃は、2010年にアイドルグループ「少年隊」のメンバーで役者の東山紀之と結婚。
2人は2008年公演の舞台『さらば、わが愛 覇王別姫 』で共演し、これをきっかけに交際をスタートさせている。
翌年の2009年には交際を正式に発表しており、約2年半の交際期間を経ての結婚となった。[出典19]
2011年と2013年に女児を出産
木村佳乃は、2011年と2013年に女児を出産。[出典20]
長女は木村佳乃に似ており、切り替えの早いあっけらかんとした性格。反対に次女は夫・東山紀之に似ており、慎重派のすごく真面目な性格だという。
1976年4月10日生まれ、東京都出身の女優。映画、ドラマ、バラエティなど多方面で活躍している。主な出演作は、フジテレビ『スチュワーデス刑事』、関西テレビ『僕のヤバイ妻』、テレビ朝日『相棒』、NHK BSプレミアム『我らがパラダイス』、NHK『所さん!事件ですよ』、映画『失楽園』『蝉しぐれ』『告白』、イメージキャラクター『ARSOA』など他多数。
出典:タレントデータバンク