2022年1月18日更新
どんな人?
- 森崎ウィンは、歌手、俳優。ミャンマー・ヤンゴン出身。1990年8月20日生まれ。スターダストプロモーション所属。
- ダンス・ボーカルユニット「PrizmaX」のメンバー。
- 代表作として、映画『ごくせん THE MOVIE』、映画『母さんがどんなに僕を嫌いでも』などがある。
- 2018年公開のスティーブン・スピルバーグ監督映画『レディ・プレイヤー 1』に出演。ハリウッドデビューを果たした。
- 2018年8月よりミャンマー観光親善大使を務めており、日系企業のブランド大使や新商品のCMにも出演している。
▼森崎ウィン
最新情報
映像化不可能と言われた小説が原作の映画『蜜蜂と遠雷』
森崎ウィンは、2019年10月4日公開の映画『蜜蜂と遠雷』に出演、主演は松岡茉優。[出典1]
本作は、恩田陸の同名小説が原作。芳ヶ江国際ピアノコンクールに集まったピアニストたちが、それぞれの想いをかけ、音楽に向き合いながら闘う姿を瑞々しく描く作品。。[出典3]
森崎は本作で、信念の貴公子・マサルを演じている。[出典1]
森崎はマサルを演じる際、
映画出演のお話を頂く前から自分で買って読んでいた作品なだけあって、出演が決まった時は本当に興奮しました。[出典1]
と語っている。[出典1]
▼映画『蜜蜂と遠雷』予告編
生い立ち
森崎ウィンは、ミャンマー・ヤンゴン出身の1990年8月20日生まれ。現在31歳。スターダストプロモーション所属。[出典4]
ミャンマー人の両親と弟の4人家族であり、ミャンマーで生まれのミャンマー育ち。
両親が日本に出稼ぎで来日する間は祖母に預けられていた。
森崎が10歳の時、弟の誕生を機に日本に住み始めたが、日本語が全く分からないまま日本の学校に転入した為、苦労したそうで、いまだに漢字は苦手だという。[出典5]
デビューまで
森崎ウィンは、中学2年時に恵比寿でスカウトされ芸能界入り。
ミャンマーの仏教徒男性は一定年齢になると修行を始めるそうで、スカウトされた際は森崎も修行後だった為坊主頭だったという。[出典5]
芸能界入りを果たした森崎だったが、ダンスや演技のレッスンが無料だと聞かされ、習い事をするのと同じような感覚で事務所入りを決めたそう。
最初の2年程は雑誌のオーディションを受けていたが、会場に居る”ギラギラした人”が苦手だったらしく、見ている内に気持ちが冷めてしまいことごとく落選している。[出典5]
歌手活動
森崎ウィンは、2002年結成のダンス・ボーカルユニット「PrizmaX」に2008年時に加入。リードボーカルとして活動を始める。[出典5]
キレのあるダンスと伸びのあるヴォーカルが特徴の「PrizmaX」は、2019年8月現在シングル9枚、アルバム2枚をリリース。[出典7]
「PrizmaX」での森崎ウィン
2018年に「PrizmaX」を脱退したリーダーの黒川ティムは、
俺の中でウィンはすごくできる男。やっぱりプリズのセンターだし、存在感を持っています。芝居とかにも挑戦して成功している人です。でも同じボーカルだし、1番のライバルだとも思っています[出典6]
と語っている。[出典6]
▼PrizmaX日本青年館ワンマンライブより最新シングル曲「yours」
出演作品
2009年 映画『ごくせん THE MOVIE』
2009年 ドラマ『ごくせん卒業スペシャル’09』(日本テレビ)
2010年 映画『書道ガールズ!! -わたしたちの甲子園-』
2013年 ドラマ『名もなき毒』(TBS)
2014年 映画『シェリー』※初主演
2018年 ドラマ『My Dream My Life』(ミャンマー放送局)
2018年 映画『My Country My Home』
2018年 映画『レディ・プレイヤー1』
2018年 ドラマ『ハゲタカ(2018年)』(テレビ朝日)
2018年 映画『母さんがどんなに僕を嫌いでも』
2019年 アニメ映画『海獣の子供』
人気作品の完結編!映画『ごくせん THE MOVIE』
森崎ウィンは、2009年公開の映画『ごくせん THE MOVIE』に出演。主演は仲間由紀恵。[出典8]
本作は、2002年、2005年、2008年に放送されたドラマ『ごくせん』の劇場版。ドラマ同様、型破りな熱血教師・ヤンクミこと山口久美子(仲間由紀恵)が繰り広げる学園ストーリー。シリーズの集大成であり、完結編となる。
森崎は本作で、赤銅学院高校の新3年D組の生徒・五十嵐真を演じている。[出典8]
初主演作となった映画『シェリー』
森崎ウィンは、2014年公開の映画『シェリー』に出演。初主演を務めた。[出典10]
本作は、1992年に若者から絶大な支持を集め、26歳という若さで急逝したカリスマシンガー・尾崎豊にオマージュを捧げ、尾崎豊の歌を支えに生きる孤独な若者・佐藤潤一(森崎ウィン)の愛と苦悩の青春を描いている。[出典10]
初主演を務めた森崎は映画の舞台挨拶で、
主演ということで、すごくプレッシャーがあったんですが、共演者やスタッフのみなさんに支えて頂いて、すごく雰囲気の良い現場でした。(主演なので)ずっと出っぱしで、演技をしている時間が長かったので、より芝居が好きになりました。また、自分に足りない部分など勉強になった点もたくさんあったのでこの現場に携われて良かったという思いでいっぱいです。[出典11]
と語った。[出典11]
ハリウッドデビューとなった映画『レディ・プレイヤー1』
森崎ウィンは、2018年公開の映画『レディ・プレイヤー1』に出演。主演はタイ・シェリダン。[出典12]
本作は、アーネスト・クラインによる大ヒット小説『ゲームウォーズ』をスティーブン・スピルバーグ監督が実写映画化。近未来である2045年、荒廃した世界の中で希望となっているVR世界「オアシス」で繰り広げられる宝探しの大冒険を描いた作品。
森崎は本作で、青年・トシロウを演じハリウッドデビューを果たした。[出典12]
本作のオーディションは、所属事務所に届いている様々なオーディション情報の中の1つだったそう。