2024年1月16日更新
出典:タレントデータバンク
どんな人?
- 津田寛治(つだかんじ)は、日本で活動する役者。福井県出身の1965年8月27日生まれ。ラ・セッテ所属。
- 地元の高校を中退し、役者になるため上京。アルバイト先でたまたま出会った北野武(ビートたけし)に売り込みをかけ、映画『ソナチネ』に端役で出演している。
- 以降、様々な監督の作品に助演として多数出演を重ねた。
- 2000年頃には、サントリー「BOSS」のCMに出演。上司に失言し窮地に追い込まれるサラリーマンを演じ、注目を集めた。
- 2002年公開の映画『模倣犯』では、主人公の共犯者で物語のキーパーソンを演じ、「ブルーリボン賞」の助演男優賞を受賞している。
プロフィール
芸名 / 読み | 津田 寛治 / つだ かんじ |
誕生日 | 8月27日 |
出身地 | 福井県 |
身長 / 体重 / 血液型 | 174.0cm / 60.0kg / AB型 |
星座 / 干支 | おとめ座 / 巳年 |
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▼津田寛治
生い立ち
津田寛治は、福井県出身の1965年8月27日生まれ。現在59歳。ラ・セッテ所属。[出典1]
映画に救われた少年時代
津田寛治は幼少期、集団行動が苦手で、周囲の大人たちから怒られてばかりだったという。
そんな少年時代の唯一の逃げ場が映画館。
映画を見た後は、それまでの人生で味わったことのないような充足感に満たされたといい、休日は朝から晩まで映画館に籠っていた。
高校に進学すると、映画館通いはさらに深まり、平日でも学校に行かずに映画館へ通うように。
アルバイトをするか映画を見るかのどちらかという状態になったそう。
「大人になったら好きな映画の仕事をしたい」と考えるようになった津田は、映画俳優を志し、高校を中退して上京した。[出典2]
芸能活動
デビューのきっかけ
津田寛治は上京後、小劇場系の劇団に所属。
喫茶店でアルバイトをしながら劇団の活動を続けていたところ、アルバイト先にたまたま客として北野武が来店。その場で自身の売り込みをしたという。
このことがきっかけで、津田寛治は1993年の映画『ソナチネ』に出演。映画デビューを果たした。[出典3][出典4]
同作の共演者には、北野武を始め、勝村政信や寺島進らがいた。[出典5]
ドラマ『警視庁捜査一課9係』出演
津田寛治は、2006年に放送が開始されたドラマ『警視庁捜査一課9係』(テレビ朝日)シリーズ、そしてその続編の『特捜9』(テレビ朝日)シリーズに出演している。[出典6]
『警視庁捜査一課9係』(テレビ朝日)シリーズは、渡瀬恒彦主演の刑事ドラマ。[出典7]
2018年4月には、井ノ原快彦主演で続編の『特捜9』(テレビ朝日)シリーズが開始された。[出典8]
2021年4月7日から、最新シリーズとなる『特捜9 season4』(テレビ朝日)の放送が開始される。[出典9]
津田は、2006年の放送開始から15年間にわたり、警視庁の刑事・村瀬健吾を演じている。[出典10]
本作でバディ役を演じている羽田美智子とは共演作が多く、お互いの関係を「芸能界夫婦」というほど仲が良い。[出典11][出典12]
名脇役として話題作に続々出演
津田寛治は、2002年公開の映画『模倣犯』でブルーリボン賞の助演男優賞を受賞。[出典4]
以降も、2007年のドラマ『働きマン』(日本テレビ)や、2010年公開の映画『八日目の蝉』などの話題作に出演。名脇役として活躍している。[出典13]
また、近年ではバラエティー番組『痛快TV スカッとジャパン』(フジテレビ)の再現ドラマで、嫌な上司役などを演じ、嫌味な演技が話題となっている。[出典14]
福井県出身。北野武監督の『ソナチネ』(1993年)で映画デビュー。2002年、森田芳光監督の『模倣犯』で第45回ブルーリボン賞助演男優賞、2008年の黒沢清監督作『トウキョウソナタ』で第23回高崎映画祭最優秀助演男優賞、2021年には、村橋明郎監督『山中静夫氏の尊厳死』で第30回日本映画批評家大賞にて主演男優賞を受賞。2021年以降は、『ONODA一万夜を越えて』、『山中静夫氏の尊厳死』、短編映画『惡党と物書き』にて主演を務める。2023年は、大和ハウス工業株式会社『ダイワマン2』CM、連続ドラマ『大病院占拠』『特捜9』『アイゾウ警視庁・心理分析捜査班』などに出演。
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