2022年2月4日更新
生瀬勝久は、2001年に劇団「そとばこまち」を退団後、役者としての活動に注力。
全国的な作品に多く出演するようになり、”個性派俳優”としてこれまでに数多くのテレビ・映画・CMに出演している。[出典1]
2000年にドラマ第1作が放送された『トリック』シリーズ(テレビ朝日)では、金と権力に弱い刑事・矢部謙三を演じた。
同役はドラマ視聴者から高い人気を集め、2010年、2013年、2017年と3度に渡りスピンオフドラマ『警部補 矢部謙三』(テレビ朝日・動画配信サービス「auパス」「テレ朝動画」)が制作されている。[出典3]
尚、『トリック』シリーズ(テレビ朝日)で主演を務めた仲間由紀恵とは2002年にドラマ第1作が放送された『ごくせん』シリーズ(日本テレビ)でも共演。生瀬勝久は、主人公の久美子(仲間由紀恵)が教師として勤める学校の教頭・猿渡を演じた。[出典4]
また上記の他にも、2019年放送のドラマ『あなたの番です』(日本テレビ)や、2020年放送のドラマ『MIU404』(TBS)など多くのヒット作に出演している。
映画では2011年公開の『カイジ2〜人生奪回ゲーム〜』や2019年公開の映画『マスカレード・ホテル』、『コンフィデンスマンJP ロマンス編(映画)』などに出演。[出典1]
2020年には『コンフィデンスマンJP ロマンス編(映画)』の続編となる映画『コンフィデンスマンJP プリンセス編』に悪徳芸能プロモーターであるホー・ナムシェン役として、引き続き出演している。[出典6]
過去には別名義で活動も
生瀬勝久は、過去に「槍魔栗三助(やりまくりさんすけ)」という芸名で活動していた。[出典7]
バラエティ番組『探偵!ナイトスクープ』(朝日放送テレビ)にも、視聴者からの依頼に応える探偵の1人として、槍魔栗三助名義で出演。
1988年3月5日放送の「道頓堀に沈むカーネルサンダース氏を救え」の回などを担当した。[出典8]
しかし、1988年放送の連続テレビ小説『純ちゃんの応援歌』(NHK)に出演する際、そのままの芸名では出演することができないと言われ、本名である「生瀬勝久」に改名している。[出典7]
2019年にワークショップ「生瀬ゼミ」を実施
生瀬勝久は、2019年にワークショップ「生瀬ゼミ」を実施。
同ワークショップは、2018年よりスタートした芸能事務所「キューブ」によるワークショップシリーズ「CUBE STUDIO WORKS」の特別企画として立ち上がった。
「俳優部門」「演出助手部門」の2部門において参加者を募集しており、書類選考と事前に実施されたトライアルワークショップを通じて参加できるメンバーが選抜されている。[出典17]
参加者募集の際、生瀬勝久は
それぞれの個性を出して頂けたら、僕もインスパイアされるでしょうし“目から鱗”のワークショップにします。絶対楽しいです。ご期待下さい。[出典17]
とコメントしている。[出典17]
出演CM
生瀬勝久は、これまでに多くのCMに出演している。[出典1]
人物
- 趣味はゴルフ・釣り。[出典11]
- 予定を立てない・理想を持たない・野望を持たない・流れるというのをモットーとしている。[出典13]
- 洋服を購入する際は、すべて店員に任せる。そのため、自分の好きな服を購入するということはあまりない。[出典13]
- ウォーキングを日課としており、神田川沿いを歩いている。[出典13]
- 猫を飼っている。かつてはビーグル犬を18年間飼っていたが亡くなったため、猫を飼った。[出典18]
- 好きな食べ物はカレーライス。[出典10]
- 役作りはあまりしない。共演者の顔を見て、声を聞いて、セリフを合わせて感じるものを大事にしたいのだという。[出典14]
- 掃除機マニアで、自宅に10台以上所有している。[出典15]
- 自身をクレーマー気質であると語っており、掃除機のヘッド部分が壊れた際には購入した家電量販店に出向き、店員と口論にまで発展したという。[出典15]
- 役者・仲間由紀恵とは多くの作品で共演。仲間由紀恵が自宅に遊びに来たこともある。[出典16]
結婚
妻はモデルの堀本陽子
生瀬勝久は、1997年にモデルの堀本陽子と結婚。
1983年、当時の座長辰巳琢郎の勧めで劇団そとばこまちに入団。初舞台は『猿飛佐助』。1986年、同志社大学文学部社会学科を卒業。1988年、劇団そとばこまち4代目座長に就任。以来、劇作家・演出家としても活躍。2001年、劇団そとばこまち退団。劇団での活動と並行して、読売テレビ『週刊TV広辞苑』を始めとする深夜バラエティ番組に次々に出演し、大学生を中心に人気が爆発。テレビ・ラジオなど多くのレギュラー番組を持ち、関西の若者のオピニオン・リーダー的存在に。その後、役者としての活動の場を広げるため、全国的な舞台へと進出していく。その傍ら、様々なTVドラマや、映画、CMにも出演。主な出演作品は、NHK『大河ドラマ「八重の桜」』『連続テレビ小説「べっぴんさん」』、TBS『下剋上球児』『ごめんね青春!』、テレビ朝日『コタローは1人暮らし』『トリック』『警部補 矢部謙三』、日本テレビ『14才の母』『ごくせん』『学校のカイダン』、邦画『法廷遊戯』『水は海に向かって流れる』など他多数。
出典:タレントデータバンク