高校1年生の頃にはアジア大会で優勝し、「スーパー高校生」と異名をとる。[出典6]
高校2年生になると、史上最年少による“世界選手権出場”が決定。
その代表選考会では「後方宙返り4回ひねり」に挑戦し、15.900点という高得点をマークした。このとき、世界王者の内村航平からは「ひねりすぎて気持ち悪い」と評され、
「こんな演技をされたら、僕も勝てるかどうかわからない」[出典7]
▼内村航平以上の演技!?
#体操 #種目別選手権 決勝 滑り止めの白粉を飛ばしながら鉄棒の演技をする#内村航平 (photo by Toru Yaguchi)2017-06-25… https://t.co/Wd1aQ7FiSE #スポーツ報知写真部 #photo #instagram #スポーツ新聞 pic.twitter.com/GHRcCZPAYN
— スポーツ報知 (@SportsHochi) 2017年6月26日
高校卒業後は?
2015年4月、白井健三は日本体育大学に入学した。[出典9]
父親の白井勝晃、長男の白井勝太郎も日体大の出身。次男の白井晃二郎も、日体大の体操部に所属していたという。
また、日体大といえば絶対王者である内村航平も所属した名門大学。
小さい頃から見ていた環境だし、畠田先生に教わりたいなという思いもあったので[出典10]
と、白井健三は進学への思いを明かしている。[出典10][出典11]
▼日体大へ進学!
白井健三の選手活動
白井健三は体操選手。得意競技はゆかと跳馬で、得意技は4回ひねりとリジョンソン。
その実力から国内では「ひねり王子」、海外では「Mr. Twist」と異名をとる選手。
体操競技では主な国際大会において、過去大会で成功例が存在しない技を成功させた場合に、選手の名前が技の名前になる。
そのため彼は「シライ」と名のつく技をゆかに3つ、跳馬に3つの合計6つ所持している。(2017年4月時点)[出典1][出典3][出典12]
▼ひねり王子こと白井健三
白井健三がギネスに認定!
2014年に白井健三は、ギネス世界記録に認定された。
彼が認定されているのは、世界大会種目別の決勝「ゆか」における『男子最年少金メダリスト』と『初の4回転ひねり』というもの。[出典13]
しかし当の本人にとっては、じつは4回転ひねりは「特別なことではない」とのこと。
というのも、周りと比較した自分のオリジナリティとして「ひねり」を追求した結果たどり着いたもので、彼にとっては自然に取り入れていた技の一つでしかなかった。