2022年1月18日更新
どんな人?
- 菊地凛子(きくちりんこ)は、日本の女優。神奈川県出身。1981年1月6日生まれ。
- 2006年に公開された映画『バベル』の演技で、「第79回アカデミー賞」助演女優賞にノミネートされ、以降、外国映画にも出演するようになる。
- 特技は手話、馬術、日本舞踊、居合い。
- Rinbjö(リンビョウ)として歌手活動も行っている。
- 2015年1月1日に、俳優の染谷将太との結婚を発表した。
▼菊地凛子
生い立ち
菊地凛子は、神奈川県出身。1981年1月6日生まれ。現在41歳。[出典1]
芸能活動
菊地凛子は原宿でスカウトされ、1996年に芸能界入り。当初は本名の菊地百合子(きくちゆりこ)名義で、モデルとして活動していた。[出典2]
1999年、モデルから女優に転向し、映画『生きたい』で映画デビュー。
2004年、菊地凛子に改名。[出典1]
2006年、出演した映画『バベル』で第79回アカデミー賞助演女優賞にノミネート。受賞は逃したものの、ナショナル・ボード・オブ・レビュー新人女優賞、ゴッサム賞新人女優賞を受賞。以降、国際派女優として多くの海外作品に出演する。
2013年に公開された、ギレルモ・デル・トロ監督のSFアクション映画『パシフィック・リム』では主要キャラクターの森マコを演じた。[出典2][出典3]
出演作品(映画・ドラマ)
主人公の前に立ちはだかる天才を演じたドラマ『LIAR GAME Season2』
菊地凛子は、2009年から2010年にかけて放送されたドラマ『LIAR GAME Season2』(フジテレビ)に出演。主演は松田翔太と戸田恵梨香。
本作は、同名タイトルの漫画が原作で、2007年に放送された第1作の続編。
平凡な女子大生・神崎直(戸田恵梨香)の元に、ある日突然現金1億円と黒い封筒が届き、「ライアーゲーム」という謎のゲームに参加させられることに。お人よしで正直者な神崎は、天才詐欺師・秋山深一(松田翔太)の手を借り、数々のゲームに挑んでいく。
今作で菊地は、秋山の元同級生で、唯一秋山を破ったことのある天才・葛城リョウを演じた。[出典4]
元ヤンシングルマザーを演じたドラマ『モテキ』
菊地凛子は、2009年に放送されたドラマ『モテキ(テレビドラマ)』(テレビ東京)に出演。主演は森山未來。
本作は、久保ミツロウによる同名の人気コミックが原作。
恋愛に不器用で、優柔不断な低恋愛偏差値男・藤本幸世(森山未來)にある日モテキがやってくる。今までモテてこなかった藤本は、無我夢中で女の子たちとのデートやイベントをこなしていこうとするが…。[出典5]
菊地は本作で、主人公・藤本の同級生であり、元ヤンのシングルマザー・林田尚子を演じている。[出典6]
新垣結衣出演の話題作!ドラマ『獣になれない私たち』
菊地凛子は、2018年に放送されたドラマ『獣になれない私たち』(日本テレビ)に出演。主演は新垣結衣と松田龍平。
IT企業の営業アシスタントを務める深海晶(新垣結衣)は、常に笑顔で仕事も恋も完璧。誰からも好かれる一方で、全方位に気を使い心身をすり減らしていた。
方や、個人事務所の敏腕会計士・税理士の根元恒星(松田龍平)は人当たりがよく、世渡り上手。しかし、本当は誰も信用できず、彼もまた調子よく振舞っているだけだった。
似た者同士の二人は仕事終わり、クラフトビールバーで偶然出会う。[出典7]
本作で菊地は、根本と最近まで付き合っていたブランドデザイナー・橘呉羽を演じた。[出典8]
▼菊地凛子と主演の新垣結衣
名前を世界中に知らしめた映画『バベル』
菊地凛子は、2006年公開のアメリカ映画『バベル』に出演した。主演はブラッド・ピット。
本作は、映画『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』や映画『レヴェナント 蘇えりし者』のアレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ監督作品。
モロッコ、メキシコ、東京を舞台に起こるそれぞれの事件が、ひとつの真実に結びついていくまでを壮大なスケールで描く。[出典9]
菊地は、ろう唖の女子高生という難役を演じた。
また、今作で菊地は、第79回アカデミー賞助演女優賞にノミネート。日本人女優がノミネートするのは、49年ぶりのことであった。[出典10]
人類VS”KAIJU” SF怪獣映画『パシフィック・リム』
菊地凛子は、2013年に公開された映画『パシフィック・リム』に出演。
本作は、ギレルモ・デル・トロ監督作品。太平洋の深海から現れる謎の巨大生命体”KAIJU”と、人類が英知を結集して開発した人型巨大兵器”イェーガー”の、人類存亡をかけた壮絶な戦いを描いている。
菊地は、主人公・ローリーとともにコンビを組み、旧型イェーガー、ジプシー・デンジャーのパイロットとなる日本人女性、マコ・モリを演じた。
▼菊地凛子とギレルモ・デル・トロ監督