2021年9月16日更新
要潤は、香川県出身の1981年2月21日生まれ。現在の年齢は43歳。身長180cm。[出典6]
小学4年生の時に学校の陸上クラブに参加。以降、中高と陸上部に所属し、香川県大会を経て四国大会に出場。表彰台にも上がっている。[出典7]
しかし、高校3年生の時、400mハードル競技で失格となってしまう。要はこの事を「最初にして最大の挫折」と語っており、人生が終わったとまで思ったという。
その後、落ちるところまで落ちたという要は、陸上以外で唯一興味のあった俳優の道を目指す事に。
それまで陸上競技でフタをしてきたその思いに、今度は真正面から向き合おうと思い、上京を決めました。[出典7]
と語っている。[出典7]
上京とアルバイト生活
高校の進路相談時、両親に「役者修行をさせて欲しい」と頼み込んだ要潤。両親は、「大学に通わせたつもりで、4年間なら」と許してくれたそう。[出典8]
その後、通っていた塾の採点手伝いで稼いだお金で、夜行バスで10時間かけて上京。渋谷の不動産屋で紹介してもらった、元住吉にある家賃6万円のアパートに住んでいた。
東京生活は楽しかったそうで、服を買うなどしてお金を使いすぎてしまい、電気や水道を止められることがしょっちゅうあったという。
更に、食事に関して苦労したそうで、レトルトや缶詰を食べる事が多かったそう。
生活費を稼ぐ為、昼は近所の弁当屋・夜は新宿の居酒屋でアルバイトをしていたという。更に、「役者をやるなら色んな職業を体験した方がいい」と思い、1年で20種類程の職種を経験している。
又、一番大変だった仕事として弁当に総菜を詰める工場勤務を挙げており、夜7時から朝7時勤務だったそう。反対に楽しかった仕事として警備員を挙げている。[出典8]
途中で諦めかけた俳優の道
当時の要潤は、アルバイトをしながら複数のプロダクションに自ら売り込みを行っていたという。[出典8]
プロダクション事典のような本を参考に、掲載されている事務所を手あたり次第当たっていたそうで、
居酒屋で知り合った役者志望の友人と数人で、履歴書と彼らと撮り合った宣材写真を持って、アポイントなしで訪問。[出典8]
と、要は当時の事を語っている。[出典8]
しかし、話を聞いてくれたのは2~3社だけだったそう。更に、「芸能界は甘くない」「可能性がない」など、厳しい事しか言われなかったという。
そんな生活が半年続き、役者を諦めるか迷っていたタイミングで、アルバイト先の居酒屋で現在所属している事務所からスカウトを受けたそう。[出典8]
芸能活動
要潤は2001年、特撮ドラマ『仮面ライダーアギト』(テレビ朝日)で俳優デビュー。
同年公開の『仮面ライダーアギト』劇場版にて映画初出演。子供を始め、その母親達からも人気を博した。[出典9]
同番組のオンエアを視聴した要は、俳優という仕事のよさを初めて実感したそうで、