おまえは才能ないだろう[出典7]
と言われた。厳しい業界に進む娘を心配しての言葉だったそうだが、これに対しCharaは
おとうさん、私は才能あるから信じて[出典7]
と笑って応えた。すると父親も「信じている」と応え、その信頼がCharaを勇気づけてくれたという。
▼父親とChara
アーティスト活動
「Chara」の誕生
Charaは1991年9月にリリースした『Heaven』でデビューを飾った。
彼女の楽曲は”愛”をテーマに制作されており、デビュー当時からそのスタンスを貫き歌い続けている。
そんなCharaが手掛ける楽曲と個性的な存在感が注目を集め、デビュー翌年には日本レコード大賞ポップ・ロック部門のアルバム・ニューアーティスト賞を受賞した。[出典9]
▼人気アーティスト
女優としての顔
1996年、Charaは映画『スワロウテイル』で女優としてデビューを果たしている。[出典9]
同作は円の価値が高まった日本が舞台となっており、Charaはヒロインとして出演。上海出身の娼婦・グリコを演じている。[出典10]
またグリコを中心となって結成した劇中のバンド「YEN TOWN BAND」は実際にアルバム、シングルをリリース。[出典10]
特に担当した主題歌「Swallowtail Butterfly ~あいのうた~」は大ヒットとなった。[出典9]
▼「Swallowtail Butterfly ~あいのうた~」
2015年秋には、「YEN TOWN BAND」が再結成され、翌年7月に約20年振りとなるアルバム『diverse journey』をリリースした。[出典9][出典15]
ミリオンヒットのアルバム
1997年にリリースしたアルバム『Junior Sweet』はミリオンヒットを記録。[出典9]
あどけない笑顔を見せるCharaと当時の夫・浅野忠信と手をつなぐジャケットが人気の一作である。
- 『ミルク』
- 『やさしい気持ち』(しあわせ・ヴァージョン)
- 『しましまのバンビ』
上記のような幸せを感じさせる楽曲だけではなく、
- 『私の名前はおバカさん』
- 『どこに行ったんだろう?あのバカは』
- 『タイムマシーン』
といったChara独特の曲も収録されている。[出典11]