ラッシャー板前

生い立ち

板前をしていた

ラッシャーは高校を卒業してから2年間、板前をしていた。^[出典1]

芸能活動

「力道川」だった

板前を辞めた20歳の頃、ビートたけしに弟子入りしたラッシャー。当初の芸名は「力道川」だったという。

頭がパンチパーマだったんですよ。
で、常に赤と黒のオープンシャツと、ワニの甲羅の模様の入った真っ黒のズボンと、ワニ皮のベルトと、白いエナメルでいたんですよ。
それが当時の板前の正装だったから。
ほんでその時にその格好を見た時にウチの師匠(ビートたけし)が、力道山に似てるから、はじめ『力道川』っていう。^[出典1]

ビートたけしや明石家さんまの付き人に

ラッシャーはビートたけしに弟子入りすると同時に、付き人となったことで『オレたちひょうきん族』(フジテレビ系)や『スーパージョッキー』(日本テレビ系)に出演した。
またラッシャーは、明石家さんまの付き人を務めたこともある。
当時さんまは「俺は両手あるから」と、ラッシャーに荷物運びをさせなかったといい、付き人となって2ヶ月が経過した頃はじめてカバンを持たされた際には「やっと認めてくれたかな？」と思ったという。^[出典2]

松尾伴内とリポーター交代

『朝だ！ 生です旅サラダ』(テレビ朝日系)に出演し、中継を行っているラッシャーだが、もともと同番組内でリポーターを務めていたのはタレントの松尾伴内だった。
松尾は牡蠣や雲丹、生牡蠣といった海産物が苦手で、それを隠したまま食事レポートをするのが困難になったため、ラッシャーと交代したのだという。

松尾さんの有名話で、白身魚を食べた時に感想が『うん。口の中で溶けて、美味しいです』って言ったら、みんなスタジオが『それ、傷んでるだろ！』って言ったって（笑）。
俺、松尾さんから相談を受けて。『ラッシャー、教えて』って言うから、『いや、マグロ、赤身系はOKです。溶ける。白身魚は歯ごたえがあるとか、そっちを言った方がいいですよ』って（笑）^[出典3]

私生活

結婚

1997年、ラッシャーは一般人女性と結婚。
同年9月21日は東京・プリンスホテル内で披露宴を行った。
司会進行を行ったのはお笑いトリオのダチョウ倶楽部、祝辞を述べたのはビートたけしだった。
たけしは当時、涙ぐみながら以下のように発言している。

私は子供がいます。その子供を愛しています。
でも、軍団と仕事をしていると、子供以上に愛してると思うことがあります。ありがとう。^[出典4]

酒に呑まれて……

飲酒をするとやたらと几帳面になるというラッシャーは、ビートたけしと飲んでいても、たけしの箸の位置を直そうとしたり、おしぼりでテーブルを拭いたりしてしまうのだとか。
ある日のこと。酔って帰宅したラッシャーは玄関先のポストに入っているチラシを見つけると、それを整理したいという欲求にかられ、チラシの四隅をあわせてゴミ箱に投下。
勢い余ったラッシャーは、そのままエントランスの鉢植えに頭から転落し、血まみれに。
しかし病院に行こうにも、すでに深夜3時を回っていたため、しかたなく応急処置をして眠りについた。
翌朝病院を訪れると、医者からは「あと1センチずれていたら失明するところですよ」と驚きの発言が飛び出した。
ラッシャーはその日、結局3針縫って帰宅したという。^[出典5]

出演

テレビ番組

• 朝だ！生です 旅サラダ　

出典

1. 『ラッシャー板前が語る 芸名の由来とたけしへの弟子入りを語る』(miyearnZZ Labo)
2. 『ラッシャー板前 たけし・さんまの2人の付き人を務めた思い出を語る』(miyearnZZ Labo)
3. 『ラッシャー板前 旅サラダレポーターを松尾伴内から交代した理由を語る』(miyearnZZ Labo)
4. 『９月２１日　日曜』(博士の悪童日記)
5. 『ラッシャー板前　「あと1cm」で失明した酩酊時の危機語る』(マイナビニュース)