2020年2月24日更新
どんな人?
▼加瀬亮
https://twitter.com/tabisekamovie/status/1138572617508696064
最新情報
旅のおわり世界のはじまり
加瀬亮は2019年6月14日公開の映画『旅のおわり世界のはじまり』に出演。主演は前田敦子。
本作は黒沢清監督の日本とウズベキスタンの合作映画。
テレビ番組のレポーターであり、舞台で歌う事を夢見る主人公・葉子(前田敦子)が、番組クルーたちと異国の地へと旅して行く中で成長していくストーリー。
加瀬は本作で番組クルーの1人、カメラマンの岩尾を演じている。
生い立ち
加瀬亮は神奈川県出身の俳優。1974年11月9日生まれ。現在の年齢は48歳。身長は174cm。[出典1]
中央大学商学部卒。在学中の4年間はボードセイリング(ウィンドサーフィン)部に属し、熱を注いでいた。[出典3]
アメリカに住んでいた子供時代
加瀬亮は幼少期、アメリカに住んでいたという。
学校のクラスにいる生徒のほとんどは白人だったが、自身が在住していた地域にはヒスパニック系が多かったほか、加瀬自身にも韓国系アメリカ人の友達がいたとか。
そうしたこともあって、7歳の時に日本へ帰国した際は様々な人種がいないことに驚き、環境に馴染むまでかなりの時間を要したという。[出典2]
父は双日!?
加瀬亮の父親は、大手商社の双日株式会社で会長を務めているそう。
先述のアメリカ移住も、父親の仕事の都合によるものだったという。
なお、のちに加瀬が俳優を志望していることを父親に伝えると、父親は猛反対したとのこと。[出典4]
浅野忠信の付き人だった!
加瀬亮が芸能界に足を踏み入れるきっかけになったのが、浅野忠信。
加瀬は浅野が出演する『FRIED DRAGON FISH』や『PiCNiC』などの映画を観て、役者になることを決意。
浅野が所属する事務所・アノレに手紙を送り、1998年に自身も所属を果たし、下積み時代に浅野の付き人をしていたという。[出典5]
共演は「やりにくい」?
加瀬亮と浅野忠信は2017年公開の映画『沈黙-サイレンス-』で共演。[出典6][出典7]
加瀬がキリシタンの村人役、浅野忠信は通詞の役を演じている。[出典5]
それまでにも何度か浅野忠信との共演経験があるという加瀬だが、
やっぱり今でも浅野さんの前に立つと、そういう関係になってしまうので、やりにくいはやりにくいですね(笑)[出典7]
と、本作での共演についてコメント。
これに対し浅野忠信は、
もうそんなことは今後一切、言わせないように教育し直さないといけないな[出典7]
と、師匠ならではの発言を行った。[出典7]
出演作品(映画・ドラマ)
加瀬亮の代表作は以下の通り。
2000年 映画『五条霊戦記』※俳優デビュー作
2004年 映画『アンテナ』※初主演作
2005年 映画『メールで届いた物語「mail」』
2005年 映画『スクラップ・ヘブン』
2006年 映画『硫黄島からの手紙』※アメリカ映画
2006年 映画『ハチミツとクローバー』
2006年 映画『ストロベリーショートケイクス』
2007年 映画『それでもボクはやってない』
2007年 映画『オリオン座からの招待状』
2007年 映画『めがね』
2009年 映画『重力ピエロ』
2009年 映画『プール』
2010年 映画『アウトレイジ』
2012年 『アウトレイジビヨンド』
2010年 ドラマ『SPEC~警視庁公安部公安第五課 未詳事件特別対策係事件簿~』
2012年 ドラマ『スペシャルドラマ SPEC~翔~』
2013年 ドラマ『スペシャルドラマ SPEC~零~』
2011年 映画『永遠の僕たち』※アメリカ映画
2012年 映画『劇場版 SPEC~天~』
2013年 映画『劇場版 SPEC〜結〜 漸ノ篇/爻ノ篇』
2013年 映画『はじまりのみち』
2014年 ドラマ『続・最後から二番目の恋』
2016年 映画『沈黙ーサイレンスー』※アメリカ映画
2017年 映画『3月のライオン』
2019年 映画『旅のおわり世界のはじまり』[出典1]
加瀬亮の出演映画をチェック!
加瀬亮が俳優デビューを果たしたのは、2000年公開の映画『五条霊戦記』でのこと。
同作では端役として登場した加瀬であったが、2004年の主演映画『アンテナ』では「日本映画プロフェッショナル大賞」の主演男優賞を獲得。
以後も、是枝裕和が監督を務めた時代劇『花よりもなほ』(2006)で「高崎映画祭」の助演男優賞、痴漢冤罪に苦しめられる容疑者役を演じた『それでもボクはやってない』(2007)では、報知映画賞やキネマ旬報賞などの主演男優賞を総なめにした。[出典6]
また、
- 『めがね』(2007)
- 『グーグーだって猫である』(2008)
- 『おとうと』(2009)
など、自身が得意とする”人当たりの良い役”を演じた作品も数々存在。[出典6]
2006年公開の映画『硫黄島からの手紙』では、ハリウッド映画への出演も果たしている。[出典6]
映画『アウトレイジ』での好演
加瀬亮がヤクザ役に扮したのが、北野武が監督として携わった映画『アウトレイジ』。
暴力団組織の権力争いを描いた本作には、椎名桔平、國村隼、小日向文世ら豪華なキャストが出演している。[出典8]
加瀬亮が演じたのは、知性が武器の現代風なヤクザ・石原。加瀬いわく、当時は自分がヤクザ役を演じるとは全く思ってもみなかったそうだが、周囲に助けられ、なんとか演じきることが出来たそうだ。[出典9]
また、北野武は、石原の「経済に強い反面、腕力がないキャラクター」がよく表現出来ていたと、加瀬の演技を評している。[出典9]
なお、加瀬は『アウトレイジ』の続編である『アウトレイジ ビヨンド』にも引き続き出演している。[出典9]
映画『3月のライオン』では名人役
2017年に『前編』と後編』が公開された映画『3月のライオン』。