さらに台湾では、初の単独公演も開催。
そこではライブのMCを全て中国語で話すという国外ファンへの配慮も垣間見え、大いに話題となった。[出典1]
▼アルバム『EGG』初回限定盤特典DVDには、台湾でのワンマンライブの様子を収録
また、中華圏で人気なロックバンド“Mayday”とは親交が深く、Maydayのボーカル・阿信がflumpoolの楽曲「証」を中国語歌詞に書き下ろしたことも。
代わりに、Maydayのヒット曲をflumpoolが日本語でカヴァーしたこともあるそうだ。[出典6]
▼Maydayとflumpoolが初めて同じステージに立ったライブ
山村隆太とflumpool解散の危機
山村隆太の作曲じゃなかったデビュー曲
ここまで読むとデビューから全てが順風満帆に見えるflumpoolだが、一時は解散を意識した時期もあったという。
実は、大ヒットしたデビュー曲「花になれ」はプロデューサー・百田留衣氏が作詞作曲したもの。
そのため、同曲のヒットには複雑な思いがあったとインタビューにて山村は明かしている。
また、2009年に「星に願いを」で初めて『NHK紅白歌合戦』に出場した際も、
とにかく目の前にあることを「失敗したら次はない」という覚悟で挑んでいた。荒波に飲まれたまま、ずっと緊張状態だったんです[出典5]
と、人気バンドという”名誉”がプレッシャーになっていたことをほのめかしている。[出典5]
▼「星に願いを」MV
ボーカル山村隆太が語る解散危機
結成からわずか3年の2010年頃にはすでに、”メンバー4人で何かを乗り越える”という意識が薄れており、結成5周年の頃には脱退を望むメンバーもでてきた。
5年もやると、ある程度物事の全体が見えてくるし、メンバーそれぞれの自我も芽生えてくる。 さらにバンドの方向性に関して、事務所とも意見の食い違いがあって……[出典7]
とバンドの中心でもあるボーカルの山村は、当時について語る。[出典7]
▼デビュー5周年記念に開催した武道館ライブのドキュメンタリー
解散危機を乗り越えたflumpool
しかし、当時の解散危機はメンバー4人がしっかりと話し合うことで解決され、2017年1月現在、今もなおflumpoolは人気バンドとして活動を続けている。
ちなみに、バンドの解散危機を乗り越えた後にflumpoolがリリースしたシングル曲「明日への賛歌」は、山村がメンバーの関係性を詩にした楽曲だそうだ。[出典7]
▼「明日への賛歌」ミュージックビデオ
▼最近ではカウントダウンライブを開催
https://twitter.com/flumpool_STAFF/status/815178250271895552