2019年7月9日更新
そんな常盤貴子は、何と自身が所属する芸能事務所も「野性のカン」で選んだそう。
当時、事務所の情報はおろか、誰が所属しているかも知らなかったという常盤貴子だったが、履歴書送った末に事務所入りを果たし、1991年にはドラマ『イブは初恋のように』(TBS系)で女優デビューを果たした。[出典1][出典5]
ちなみに常盤貴子が所属している事務所は、松雪泰子、柴咲コウ、山﨑賢人らが所属するスターダストプロモーションである(2017年12月現在)。[出典6]
▼柴咲コウらも所属
こうして、事務所に入って芸能活動を開始した常盤貴子。
当初はバイト感覚で仕事に向き合っていたらしく、割りが良い読者モデル業を中心に行っていたほか、イベントの司会やドラマの脇役などを務めるなどして下積み時代を過ごしたという。[出典5][出典7][出典8]
常盤貴子の出演ドラマ
下積みから連ドラの女王へ
ドラマ『悪魔のKISS』(フジテレビ系)で上半身のヌードを披露した常盤貴子は、その体当たり演技が評価され、若手女優の注目株に。[出典9]
そして1995年には、聴覚障害を持つ画家(豊川悦司)の恋人役を務めたドラマ『愛していると言ってくれ』(TBS系)で人気を確立し、以降も数々のドラマに登場した。[出典1][出典8][出典10]
▼豊川悦司
【常盤貴子の主な出演ドラマ】
- 『みにくいアヒルの子』(フジテレビ系・1996年)
- 『真昼の月』(TBS系・1996年)
- 『ひとり暮らし』(TBS系・1996年)
- 『理想の結婚』(TBS系・1997年)
- 『最後の恋』(TBS系・1997年)
- 『めぐり逢い』(TBS系・1998年)
- 『タブロイド』(フジテレビ系・1998年)
- 『美しい人』(TBS系・1999年)
- 『Beautiful Life』(TBS系・2000年)
- 『カバチタレ!』(フジテレビ系・2001年)
- 『ロング・ラブレター 〜漂流教室〜』(フジテレビ系・2002年)[出典1][出典11]
ドラマの出演数のみならず、そのいずれもがヒットを記録したことで、常盤貴子は一時期”連ドラの女王”と呼ばれた。[出典8][出典12]
▼出演量がすごい!
走り続けた連ドラの女王
常盤貴子が連続ドラマに出演し続けていた当時、主演俳優が次のクールでも主演を張るケースはほぼなかった。[出典10]
よって、常盤のドラマ連投について
「女優をつぶす気か」[出典12]
と声を上げるテレビ局スタッフもいたようだが、若手女優だった常盤はドラマから様々な芝居を吸収しようと、自ら名乗り出て出演を続けていたという。[出典10][出典12]
やればやるほど自分が成長していくのがわかってた。周りからは「連投なんてあり得ない」って言われたりしたんですが、そんなの大きなお世話よ、放っておいてほしいな、と思ってました。[出典12]
ちなみに連投の際は、前に入っている作品の仕事が終わり次第3日から1週間ほど休みを取り、その間に感覚をリセットして次の作品に臨んでいたそうだ。[出典12]