とし、演技力と歌唱力の両方を持ち合わせた役者を起用しようと考えていた様子。そして、
松たか子さんの凛とした佇まいと気品に、自分の力をコントロール出来ず、雪の女王になっていくエルサという女性の感情の機微をセリフと歌で表現してもらえる唯一無二の女優だと感じています[出典22]
と、松たか子の雰囲気がエルサのキャラクター設定とマッチすると考えたという。[出典22]
▼映画『アナ雪』の予告編はこちら!
なお、エルサの妹・アナの声は松田聖子の娘である神田沙也加が務めた。[出典27]
松たか子のレットイットゴー(歌詞、曲)
『レリゴー』ブームに
映画『アナ雪』こと『アナと雪の女王』で松たか子が歌った劇中歌「レット・イット・ゴー~ありのままで~」は、カラオケランキングで上位にランクインするなどブームとなり、巷では「レリゴー」のフレーズがあちこちで聞かれた。[出典26]
▼松たか子が歌う「レット・イット・ゴー~ありのままで~」はこちら!
ちなみに、本家の「Let It Go」はブロードウェイ女優のイディナ・メンゼルが、日本語版『アナ雪』でのエンディングバージョンはMay Jが歌唱している。[出典27][出典26][出典25]
▼May J. / Let It Go ~ありのままで~ [Heartful ver.]
レコーディング後は筋肉痛に
映画『アナ雪』の劇中歌「レット・イット・ゴー~ありのままで~」のレコーディングは、アニメーションの口の動きと松たか子の声が合うように行われたという。
このようなレコーディングは未経験だったらしく、当初、松たか子は苦戦。レコーディング後には、
今回は全身が筋肉痛になりながら歌い切った[出典26]
と苦労を語った。手を動かさずに歌う事が多い彼女にとって、「レット・イット・ゴー~ありのままで~」のレコーディングは大変な作業だったらしい。[出典26]
松たか子の演技
受賞歴多数!
1997年にエランドール賞の新人賞を受賞して以来、報知映画賞の主演女優賞や日本アカデミー賞の最優秀主演女優賞など、さまざまな賞を受けている松たか子。[出典28]
▼演技力が評価される
2015年1月に雑誌『週刊現代』が発表した「うまい女優・ベスト50」では第6位に選ばれ、放送作家の山田美保子氏は松たか子の演技について、次のように批評した。
映画「告白」の演技は圧巻。梨園の娘に生まれ、歌舞伎役者になれなかったパワーを全部演技にぶつけている[出典29]
歌舞伎役者・松本幸四郎を父に持ちながらも、女であるがゆえに歌舞伎役者になることができなかった松たか子。
その演技力の裏には、そんな事情が潜んでいるのかもしれないと、山田氏は考えているようだ。[出典29]