2021年1月8日更新

きせのさとゆたか

稀勢の里寛

38歳

稀勢の里寛(きせのさとゆたか)は日本で活動するスポーツ選手。1986年7月3日生まれ。茨城県出身。本名は萩原寛。

さらに稀勢の里の腰、膝などが硬いことに気がついた親方は、まわしを取りにいく「四つ相撲は無理」と判断。稽古場でまわしを取ることを禁じた。[出典8]

それから稀勢の里は、毎日、突きと押し、捕まった時の対応ばかりを教えられたという。[出典8]

▼親方が突きの稽古ばかり教えた

驚異的なスピード出世

稀勢の里の初土俵は、2002年の春場所。“萩原”の四股名で臨んだ。[出典8]

16歳の時、幕下に昇進、2004年には貴乃花に続く史上2番目の17歳9カ月で新十両となるなどスピード出世を見せた。[出典8]

▼史上2番目の早さ!

同年の11月場所では同じく史上2番目で新入幕(十両から幕内になること)を果たした。[出典8][出典9][出典10]

それ以降、四股名を“萩原”から“稀勢の里”に改め、19歳の時には小結に昇進した。[出典11]

▼萩原→稀勢の里への変遷

稀勢の里の大関昇進まで

三役での足踏み

「稀な勢いを作れ」という四股名に込められた願いの通り、番付を駆け上った稀勢の里だが、大関昇進を前に、三役での停滞が続いた。[出典10][出典12]

初となる大関昇進は2012年。新入幕から大関昇進まで42場所をかけたのは史上5番目、三役の通過は史上4番目となる遅さだった。[出典4]

▼大関昇進までは長い道のりがあった

まわしを取るようになってしまった

「四つ相撲は無理」とまで言われた稀勢の里が、まわしを取るようになってしまったのは、2006年秋場所で右上手を取って朝青龍に勝った頃から。

その勝負について鳴戸親方は、「たまたま」であると稀勢の里に注意し、

おまえは無駄な相撲を随分とっている、何番損したか[出典11]

と語り、右上手を取れば相撲に勝てるわけではないと説いたという。[出典8][出典11]

▼伸び悩みの時期があった

プレッシャーへの弱さ

稀勢の里のプレッシャーに対する弱さについても鳴戸親方は指摘した。

10代にして関取に昇給した稀勢の里が感じていただろう重圧を理解しながらも、

そういう道を歩いていかないといけないから、それらしく生きなくてはいけない[出典11]

出典

  1. 『横綱昇進記念特集 稀勢の里、我慢の綱 19年ぶり日本出身 モンゴル勢の壁越え、国技支える覚悟』(毎日新聞)
  2. 『【ウワサの現場】「稀勢の里はおらが街の横綱だ!」茨城県で牛久市と龍ケ崎市が綱引き、ガチンコ!土俵の外で出身地争い(2/3ページ)』(産経ニュース)
  3. 『【ウワサの現場】「稀勢の里はおらが街の横綱だ!」茨城県で牛久市と龍ケ崎市が綱引き、ガチンコ!土俵の外で出身地争い(1/3ページ)』(産経ニュース)
  4. 『「寛」は語感良いから「ゆたか」稀勢の里の略歴-大相撲』(日刊スポーツ)
  5. 『西武・大崎も投げ飛ばされた 横綱稀勢の里の野球少年時代 格闘技 スポーツ』(日刊ゲンダイDIGITAL)
  6. 『稀勢の里が所属「ガチンコ変人部屋」の鉄の掟が凄すぎる』(NEWSポストセブン)
  7. 『横綱昇進記念特集 稀勢の里、我慢の綱 19年ぶり日本出身 モンゴル勢の壁越え、国技支える覚悟』(毎日新聞)
  8. 『いつも山頂を 亡き師匠が語った稀勢の里との秘話pg1』(日本経済新聞)
  9. 『新入幕 シンニュウマク』(コトバンク)
  10. 『綱取り目指せ!稀勢の里!:がんばれ!郷土の星』(茨城県地域情報紙「常陽リビング」)
  11. 『いつも山頂を 亡き師匠が語った稀勢の里との秘話pg2』(日本経済新聞
  12. 『稀勢の里、中学時代はエースで4番!常総学院からスカウトも…』(スポーツ報知)
  13. 『横審“不思議な大関”稀勢の里に注文の嵐 和製横綱へ期待の裏返し』(スポニチ Sponichi Annex スポーツ)
  14. 『稀勢 単独年間最多勝も複雑…Vなしで史上初「喜んでいいのか」』 (スポニチ Sponichi Annex スポーツ)
  15. 『稀勢の里、年間最多勝が確定 優勝なしでは初 大相撲』(日刊スポーツ)
  16. 『稀勢の里が涙の初V「感謝しかない」支度部屋で朗報-大相撲』(日刊スポーツ)
  17. 『大関稀勢の里 初優勝 入幕73場所、30歳で悲願』(日本経済新聞)
  18. 『稀勢の里、横綱昇進が確定 日本出身19年ぶり』(日本経済新聞)
  19. 『新横綱稀勢の里、シンプルな口上「自分の気持ち伝えた」』(朝日新聞デジタル)
  20. 『稀勢の里12連勝、高安は2敗に後退 大相撲春場所12日目』(日本経済新聞)
  21. 『稀勢の里、休場も…左前肩と胸部負傷で緊急搬送「動かすのが怖い」春場所 (1/5ページ) スポーツ』(SANSPO.COMサンスポ)
  22. 『稀勢の里、奇跡の連覇で涙!手負いの新横綱を支えた「百折不撓」の精神』(スポーツ報知)
  23. 『横綱稀勢の里が休場、左上腕負傷完治せず 大相撲夏場所』(日本経済新聞)
  24. 『稀勢の里、名古屋場所出場へ意欲「初日に向け精度上げる」』(日本経済新聞)
  25. 『大相撲名古屋場所:稀勢の里が休場 2場所連続、途中で』(毎日新聞)
  26. 『稀勢の里、鶴竜が秋場所休場 2横綱は18年ぶり-大相撲』(日刊スポーツ)
  27. 『秋場所全休の横綱稀勢の里が2年連続優勝 力士選士権』(朝日新聞デジタル)
  28. 『稀勢の里よ、孤独になれ…先代師匠の教え 連載 大相撲』(日刊スポーツ)
  29. 『素直で真面目で頑固…父が話す稀勢の幼少時代 連載 大相撲』(日刊スポーツ)
  30. 『稀勢の里の生き様、化粧まわしが「北斗の拳」の理由-大相撲』(日刊スポーツ)
  31. 『稀勢の里、結婚はまだ先?「不器用なので2つのことは同時に無理」初場所 - スポーツ』(SANSPO.COMサンスポ)
  32. 『稀勢の里「結婚しない」親に宣言、自らの相撲道貫く-大相撲』(日刊スポーツ)
  33. 『「稀勢の里」横綱昇進前に同級生恋人と決別の過去 Smart FLASH[光文社週刊誌]スマフラ』(スマートフラッシュ)

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