2021年1月8日更新

きせのさとゆたか

稀勢の里寛

37歳

稀勢の里寛(きせのさとゆたか)は日本で活動するスポーツ選手。1986年7月3日生まれ。茨城県出身。本名は萩原寛。

といつも話していた。[出典8]

▼重責に苦しんだ日々があった

稀勢の里が重圧を克服して、大関取りをしたのは2011年、親方が亡くなった後の九州場所だった。[出典11]

稀勢の里の大関時代から優勝まで

初めての最多勝

大関昇進を果たした稀勢の里は、持ち前の馬力を生かした直線的な相撲でさらに上り詰め、苦手としていた“四つ相撲”も安定感を増していった。[出典11]

2016年には、6場所合計で69勝21敗で単独の年間最多勝を獲得[出典13][出典14]

日本出身力士の最多勝は1998年の三代目若乃花以来ということだった。[出典15]

▼着実に実力を増していった稀勢の里

ただ、その内訳は平幕に30勝9敗、三役に18勝2敗、大関に13勝2敗、横綱に8勝8敗という成績。

力強い相撲で横綱を破る時もあるのに、なぜか平幕に負けてしまうことがあることを横綱審議会から「不思議」と評された。[出典13]

また、稀勢の里にとって初となるタイトルながら、一度も優勝がない最多勝だった。優勝なしでの最多勝は年6場所制が制定された1958年以来初めてのこと。[出典15]

▼一方で、実力が発揮できない場面も

大関・稀勢の里の初優勝

2017年1月21日、大相撲初場所の14日目、稀勢の里は初優勝を飾った。

同日、逸ノ城を寄り切り初場所を1敗で乗り切った稀勢の里に対して、横綱白鵬翔が3敗目を喫し、稀勢の里が優勝した。

実に2002年の春場所の初土俵から89場所目での初優勝となった[出典16]

新入幕から所用73場所での制覇は史上2番目の遅さ。新大関から所用31場所の初優勝は昭和以来ではもっとも遅かったという。[出典17]

▼苦渋を乗り越えてついに勝ち取った!

稀勢の里の横綱昇進

横綱昇進決定!

稀勢の里の横綱昇進が決定したのは、2017年1月23日だった。同日に横綱審議委員会が全会一致で稀勢の里を横綱に推薦した。

これにより稀勢の里は第72代横綱に昇進。日本出身の横綱としては、1998年の三代目若乃花以来、19年ぶりだった。[出典18]

▼横綱に昇進!

横綱審議委員会の内規では横綱昇進の条件を「大関で2場所連続優勝」、または、「それに準ずる好成績」と定めている。

出典

  1. 『横綱昇進記念特集 稀勢の里、我慢の綱 19年ぶり日本出身 モンゴル勢の壁越え、国技支える覚悟』(毎日新聞)
  2. 『【ウワサの現場】「稀勢の里はおらが街の横綱だ!」茨城県で牛久市と龍ケ崎市が綱引き、ガチンコ!土俵の外で出身地争い(2/3ページ)』(産経ニュース)
  3. 『【ウワサの現場】「稀勢の里はおらが街の横綱だ!」茨城県で牛久市と龍ケ崎市が綱引き、ガチンコ!土俵の外で出身地争い(1/3ページ)』(産経ニュース)
  4. 『「寛」は語感良いから「ゆたか」稀勢の里の略歴-大相撲』(日刊スポーツ)
  5. 『西武・大崎も投げ飛ばされた 横綱稀勢の里の野球少年時代 格闘技 スポーツ』(日刊ゲンダイDIGITAL)
  6. 『稀勢の里が所属「ガチンコ変人部屋」の鉄の掟が凄すぎる』(NEWSポストセブン)
  7. 『横綱昇進記念特集 稀勢の里、我慢の綱 19年ぶり日本出身 モンゴル勢の壁越え、国技支える覚悟』(毎日新聞)
  8. 『いつも山頂を 亡き師匠が語った稀勢の里との秘話pg1』(日本経済新聞)
  9. 『新入幕 シンニュウマク』(コトバンク)
  10. 『綱取り目指せ!稀勢の里!:がんばれ!郷土の星』(茨城県地域情報紙「常陽リビング」)
  11. 『いつも山頂を 亡き師匠が語った稀勢の里との秘話pg2』(日本経済新聞
  12. 『稀勢の里、中学時代はエースで4番!常総学院からスカウトも…』(スポーツ報知)
  13. 『横審“不思議な大関”稀勢の里に注文の嵐 和製横綱へ期待の裏返し』(スポニチ Sponichi Annex スポーツ)
  14. 『稀勢 単独年間最多勝も複雑…Vなしで史上初「喜んでいいのか」』 (スポニチ Sponichi Annex スポーツ)
  15. 『稀勢の里、年間最多勝が確定 優勝なしでは初 大相撲』(日刊スポーツ)
  16. 『稀勢の里が涙の初V「感謝しかない」支度部屋で朗報-大相撲』(日刊スポーツ)
  17. 『大関稀勢の里 初優勝 入幕73場所、30歳で悲願』(日本経済新聞)
  18. 『稀勢の里、横綱昇進が確定 日本出身19年ぶり』(日本経済新聞)
  19. 『新横綱稀勢の里、シンプルな口上「自分の気持ち伝えた」』(朝日新聞デジタル)
  20. 『稀勢の里12連勝、高安は2敗に後退 大相撲春場所12日目』(日本経済新聞)
  21. 『稀勢の里、休場も…左前肩と胸部負傷で緊急搬送「動かすのが怖い」春場所 (1/5ページ) スポーツ』(SANSPO.COMサンスポ)
  22. 『稀勢の里、奇跡の連覇で涙!手負いの新横綱を支えた「百折不撓」の精神』(スポーツ報知)
  23. 『横綱稀勢の里が休場、左上腕負傷完治せず 大相撲夏場所』(日本経済新聞)
  24. 『稀勢の里、名古屋場所出場へ意欲「初日に向け精度上げる」』(日本経済新聞)
  25. 『大相撲名古屋場所:稀勢の里が休場 2場所連続、途中で』(毎日新聞)
  26. 『稀勢の里、鶴竜が秋場所休場 2横綱は18年ぶり-大相撲』(日刊スポーツ)
  27. 『秋場所全休の横綱稀勢の里が2年連続優勝 力士選士権』(朝日新聞デジタル)
  28. 『稀勢の里よ、孤独になれ…先代師匠の教え 連載 大相撲』(日刊スポーツ)
  29. 『素直で真面目で頑固…父が話す稀勢の幼少時代 連載 大相撲』(日刊スポーツ)
  30. 『稀勢の里の生き様、化粧まわしが「北斗の拳」の理由-大相撲』(日刊スポーツ)
  31. 『稀勢の里、結婚はまだ先?「不器用なので2つのことは同時に無理」初場所 - スポーツ』(SANSPO.COMサンスポ)
  32. 『稀勢の里「結婚しない」親に宣言、自らの相撲道貫く-大相撲』(日刊スポーツ)
  33. 『「稀勢の里」横綱昇進前に同級生恋人と決別の過去 Smart FLASH[光文社週刊誌]スマフラ』(スマートフラッシュ)

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