稀勢の里は、年間最多勝を獲得したことで、昇進が認められた。[出典1]
稀勢の里の横綱昇進
続く25日、稀勢の里が横綱に昇進し、昇進伝達式が都内の高級ホテルで行われた。
昇進を伝えられた稀勢の里は、
横綱の名に恥じぬよう、精進いたします[出典19]
と、緊張の面持ちを浮かべながらもコメント。新横綱としての意気込みを、
人間的にも成長して、尊敬されるような横綱になりたい。[出典19]
と、四字熟語を用いず、シンプルな内容で自身の気持ちを語った。[出典19]
▼念願の横綱に!
https://twitter.com/sumokyokai/status/484607352415334400
横綱昇進後の稀勢の里
春場所で優勝!
稀勢の里は春場所では、12日目まで12連勝で単独首位を記録。[出典20]
ただ、春場所の13日目、昇進後初めての日馬富士との横綱対決で左前肩などを負傷、大阪市内の病院に緊急で搬送された。[出典21]
14日目からは休場という可能性が浮上しながら、負傷をおして出場し、新横綱優勝を飾った。新横綱の優勝は、1995年以来となる22年ぶりの偉業だった。[出典22]
▼新横綱優勝!
https://twitter.com/sumokyokai/status/845925616167763969
夏場所、名古屋場所、秋場所は休場
夏場所に出場した稀勢の里だったが、左上腕付近の負傷は完治せず、10日目には6勝4敗と不振。11日目には休場となった。[出典23]
名古屋場所へは出場の意欲を見せていたものの、7月13日に左足関節靭帯(じんたい)を損傷。名古屋場所6日目からは休場となった。[出典24][出典25]
さらに秋場所も左足首などの負傷のため休場。3場所連続で休場が続いた。[出典26]
▼怪我に苦しんだ
https://twitter.com/sumokyokai/status/824073375328837632
力士選士権では優勝!
秋場所全休でその状態を不安視された稀勢の里だが、2017年10月2日に開催された「第76回全日本力士選士権」では快進撃を見せた。
同大会では東京・国士舘で行われ、幕内力士32名がトーナメントを競った。
筋力トレーニング、四股などの基礎を繰り返してきたという稀勢の里は、新興勢力を退けながら、決勝も勝ちきり、昨年に続いて2年連続での優勝に輝いた。[出典27]
▼第76回全日本力士選士権で優勝!
https://twitter.com/sumokyokai/status/914808949999673345