2022年2月2日更新
1993年に石黒賢とW主演を務めたドラマ『振り返れば奴がいる』(フジテレビ)では、冷酷な医者・司馬江太郎を演じた。[出典5]
翌年の1994年に放送されたドラマ『お金がない!』(フジテレビ)では、貧乏な状況から大企業でチャンスを掴んでいく主人公・健太郎を演じている。[出典6]
また、織田裕二の代表作といえる1997年放送のドラマ『踊る大捜査線』(フジテレビ)とそのシリーズでは、熱血漢の刑事・青島俊作を熱演。自らが歌った同作の主題歌『Love Somebody』も大ヒットととなった。[出典2]
その後も、2008年放送のドラマ『太陽と海の教室』(フジテレビ)で型破りな教師・櫻井朔太郎を演じ、2016年放送のドラマ『IQ246〜華麗なる事件簿〜』(TBS)ではIQ246の探偵・法門寺沙羅駆を演じた。[出典7][出典8]
さらに、大人気海外ドラマの日本版として制作され、2018年に第1シーズンが放送されたドラマ『SUITS/スーツ』(フジテレビ)シリーズでは、敏腕弁護士・甲斐正午を演じている。[出典9]
映画ではシリアスな役柄を多く演じている
織田裕二は、映画ではシリアスな役柄を演じることが多い。
1995年公開の映画『きけ、わだつみの声 Last Friends』では、戦争に向かう学生少尉・勝村寛を演じた。
同作は、学徒出陣した若者の遺稿手記集『きけわだつみのこえ』を原作として、1950年に公開された映画『きけわだつみの声』のリメイク作品として制作されている。[出典10]
2000年公開の映画『ホワイトアウト』ではテロリストに立ち向かう奥遠和ダム作業員・富樫輝男を熱演。[出典11]
フジテレビ開局50周年記念作品として制作され、イタリアで撮影が行われた2009年公開の映画『アマルフィ 女神の報酬』では、誘拐事件に立ち向かうイタリア日本大使館一等書記官・黒田康作を演じた。
尚、同作の続編として、2011年にドラマ『外交官・黒田康作』(フジテレビ)が放送。さらに同年に続編映画『アンダルシア 女神の報復』が公開されている。[出典12]
また、織田裕二の代表作とも言える『踊る大捜査線』シリーズでは、これまでに劇場版3作品が公開されており、いずれも大ヒット。
中でも劇場版2作目となる『踊る大捜査線THE MOVIE 2/レインボーブリッジを封鎖せよ!』は興行収入173.5億円を記録。実写邦画において興行収入歴代1に輝いている。[出典2]
歌手としても活躍
織田裕二は役者だけではなく歌手としても活動しており、多数のヒット曲を持つ。
中でも1991年に発売したシングル『歌えなかったラヴ・ソング』は50万枚以上のセールを記録。
同曲は、自身が出演した自動車のCMに起用されていた。
また、自身が主演を務めたドラマの主題歌を数多く担当。ドラマ『お金がない!』(フジテレビ)の主題歌『OVER THE TROUBLE』や、『踊る大捜査線』シリーズの主題歌『Love Somebody』などが度々ヒットしている。[出典13]
2008年には主演ドラマ『太陽と海の教室』(フジテレビ)の主題歌『君の瞳に恋してる』を「UZ」名義でリリース。[出典9][出典13]
同曲の発表を最後に目立った歌手活動はしておらず、同年11月に行ったライブ以降、実質的な”音楽活動休止”状態になっているという。[出典9]
尚、1997年から自身がMCを務めているTBSの「世界陸上」の中継特番では、歴代のテーマソングも担当。
特に、2005年大会でテーマソングに起用された『All my treasures』は、以降も大会テーマソングに起用され続けている。[出典14]
人物
- 普通免許・大型自動二輪免許・ダイビング(PADI)・国際レースライセンス(Cクラス)・一級小型船舶操縦士免許を所有。[出典1]
- 2008年頃にモノマネタレント・山本高広による、織田裕二のモノマネが大ブームとなる。しかし、織田裕二は山本高広のモノマネについてコメントを求められた際、「僕は笑えない」と否定的だった。[出典15]
- 「俳優業の妨げになる」という理由から”プライベートの話はしない”というポリシーを貫いていた。しかし近年は、作品を見てもらえるのであればと、宣伝のための番組出演やプライベートについてコメントする機会が増えつつある。[出典16]
- 昔は台本を丸暗記していた。自身のセリフ以外にも、他の演者のセリフや、役者の動きや行動を書き記す”ト書き”まで全て暗記していた時期もあるという。その後、いつの間にか自身の演じる役柄が何を言わんとしているかを考えるようになったという。[出典4]
- 過去に熱帯魚やクワガタを飼っていた。[出典4]
- 火が好きで、暖炉やロウソク、ランタンなどを好む。また、リラックスするために入浴中にロウソクを灯すこともある。[出典4]
- 2001年放送の主演ドラマ『ロケット・ボーイ』(フジテレビ)の収録中、持病である椎間板ヘルニアが悪化。緊急入院となり、全11回の放送予定が7回に短縮されるというアクシデントに見舞われた。[出典18]
- 好きな食べ物は寿司。また、飲み物ではエスプレッソをよく飲む。[出典21][出典22]
- 自身の名前をネットで検索する”エゴサーチ”を行うことがあり、インターネット百科事典「wikipedeia」の自身のページも見たことがあるという。[出典21]
- シナモン味のガムが好きだが、日本で販売されていないことに不満を感じている。[出典22]