2022年1月17日更新
門脇は、自分と同じ若い人でも作品を残せるということに衝撃を受けたという。
「自分も頑張れば仕事ができる」と思い、女優を志した。
しかし、両親に猛反対されてしまう。また、未成年だった為、自分で事務所に履歴書を送ることもできなかったそう。
20歳まで待てないと思った門脇は、18歳のときに大学受験のために通っていた塾を辞め、大学受験をしないと決断。[出典5]
両親に対し、
これからニートになって、家で何もせずに過ごすか、この仕事をするんだったらどっちがいいですか?[出典5]
と究極の2択を迫ったという。[出典5]
両親も、門脇が本気であることを理解し、1つだけ事務所を受けることを許した。
門脇は、1つだけ受けた事務所に合格。[出典5]
2011年、ドラマ『美咲ナンバーワン!!』(日本テレビ)で女優デビューを果たした。[出典7]
バレリーナ役で登場したCMが話題に
門脇麦は、2013年に放送された東京ガスのテレビCM『ガスの仮面 MASK OF GAS』に出演。
門脇は本作でバレリーナを演じ、注目を集めた。[出典7]
ストーリーは、門脇演じるバレリーナの舞が、竹野内豊演じる仮面の男によるバレエレッスンを通じて成長していくというもの。
シュールなストーリーと演出が話題を呼び、人気CMとなった。
門脇は12年のバレエ経験を活かし、作中のバレエ演技を全て自身で演じた。[出典8]
確かな演技力で話題作に続々出演
門脇麦は、2015年に公開された映画『愛の渦』に出演。
ヌードで体当たりの演技を披露し、大きな話題を呼んだ。
本作で門脇は、「第88回キネマ旬報ベスト・テン新人女優賞」を受賞。
その後、同年の2015年に放送された連続テレビ小説『まれ』(NHK)に出演。
土屋太鳳演じる主人公の同級生役を演じ、女優として着実に知名度を上げていった。[出典9]
映画『二重生活』で初の単独主演
門脇麦は、2016年に公開された映画『二重生活』で映画初単独主演を飾った。
本作は、直木賞作家・小池真理子の同名小説が原作。
門脇演じる哲学科の大学院生・珠が、近所に住む既婚男性に対し、生活や行動を記録する「哲学的尾行」を実践する日々を描いている。
珠に尾行される石坂役を長谷川博己、珠に哲学的尾行を勧めた担当教員役をリリー・フランキー、珠の彼氏役を菅田将暉が演じた。[出典10]
また、同年の2016年には、ミュージカル『わたしは真悟』で高畑充希とW主演を務めるなど、舞台でも活躍するようになっていった。
2017年は主演作『世界は今日から君のもの』をはじめ、ヒロインを演じたホラー『こどもつかい』、ベルギーの監督バンニャ・ダルカンタラが日本を舞台に描いた『KOKORO』など、出演映画が6作公開された。[出典9]
1992年8月10日生まれ、東京都出身の女優。第41回ヨコハマ映画祭 主演女優賞、エル シネマアワード2019 エル ベストアクトレス賞等を受賞。主な出演作は、日本テレビ『厨房のありす』『リバーサルオーケストラ』、WOWOW『ながたんと青と -いちかの料理帖-』、映画『さよならくちびる』『止められるか、俺たちを』『二重生活』『愛の渦』『闇金ウシジマくん Part2』『シャンティ デイズ 365日、幸せな呼吸』など他多数。
出典:タレントデータバンク