芸人になる為上京
バカリズムは、当時18歳だった1994年4月に上京。[出典7]
マセキ芸能社とのパイプがあり芸人になる近道になると思い、お笑いコンビ「ウッチャンナンチャン」や出川哲朗も卒業生である「日本映画学校(現:日本映画大学)」に入学。[出典7]
町田市の家賃3万円で風呂なしアパートで生活。カラオケのバイトで生活費を稼ぐ下積み時代を送った。[出典6]
1995年には、学校で知り合った松下敏宏とお笑いコンビ「バカリズム」を結成。[出典6]
メンバー脱退からピン芸人としての「バカリズム」
無名時代は”下積み感”を感じたくないという理由から、公園で立ってネタ合わせなどはしなかったそう。
その後プロとして舞台に立つも、鳴かず飛ばずな状態が続いた。
2005年には相方の松下が脱退。ピンとしての「バカリズム」の活動がスタート。
ピン活動から3ヵ月経った頃出場した「R-1グランプリ」では決勝に進出。4位という好成績を収めた。
その際披露したネタが『トツギーノ』である。[出典7]
フリップを捲りながら描かれた行為を「~しーの」と説明しつつ、流れのオチで「トツギ(嫁ぎ)ーノ」というフレーズを持ってくるという独特な世界観とインパクトのあるフレーズも相まって、一気に世間から認知される事となった。[出典8]
しかし、『トツギーノ』が独り歩きしてしまい芸名だと勘違いされ始め、危機感を覚えたバカリズムは同ネタを封印。
その後、『都道府県の持ちかた』や『贈るほどでもない言葉』などの意表を突いたネタを披露し、「バカリズム」としての知名度を上げて行った。[出典8]
芸人としての確固たる地位を築いた『IPPONグランプリ』
バカリズムは、2009年12月放送の第1回『IPPONグランプリ』に出場。[出典9]
第1回出場者は有吉弘行や千原ジュニアなど、既にバラエティー番組で活躍している芸人ばかりであり、テレビに出始めて間もないバカリズムは、
優勝できるかどうかで、180度変わるなと思っていました。[出典9]
と当時を振り返っている。
しかし大会ではバカリズムが独走状態で「IPPON」を量産。大会チェアマンである松本人志をも唸らせる圧倒的な強さを見せつけ、見事初代チャンピオンに輝いた。[出典9]
番組プロデューサーも、バカリズムの圧倒的な勝ちっぷりに驚いたと言い、
何秒かに1度必ず笑いを取る、まさに職人技。[出典9]
と語っている。[出典9]
初代チャンピオンに輝いたバカリズムは、その後
- 2010年10月「第3回」
- 2011年6月「第5回」
- 2018年3月「第19回」[出典10]
と、過去4回チャンピオンに輝いている。[出典9]
出演バラエティ番組
バカリズムの2019年8月現在のレギュラー番組は以下の通り。
『ビットワールド』(NHK Eテレ)
『有吉反省会』(日本テレビ)
『もう!バカリズムさんのどH!』(フジテレビONE)
『バズリズム02』(日本テレビ)
『いいすぽ!』(フジテレビ)
『バカリズムの30分ワンカット紀行』(BSテレビ東京)
『バカリズムの大人のたしなみズム』(BS日テレ)
『家事ヤロウ!!!』(テレビ朝日)
『青春高校3年C組』(テレビ東京)[出典4]
出演映画
1995年『バカリズム』を結成。2005年12月よりピン芸人として活動。現在、TVレギュラー番組を中心に活動するかたわら、定期的に単独ライブを行っており、発売と同時に即完売となる人気を誇る。他にもナレーションや役者、脚本、イラスト、書籍など多方面で活躍中。
出典:タレントデータバンク