2022年2月4日更新
仲間由紀恵は、2008年11月8日に公開された中居正広主演の映画『私は貝になりたい』に出演した。[出典26]
1958年に制作された往年の名作は、同作で4度目の映像化となる。
また同作では、中居正広が9キロの減量を成功させ、撮影に臨んだことでも話題となった。[出典37]
日本の美しい四季を追い、夫婦の絆を繊細なタッチで描いた同作は、昭和19年の高知の漁村が舞台となる。[出典26]
小さな漁村で理髪店を営んでいた豊松(中居正広)と房江(仲間由紀恵)。
そんな豊松に召集令状が届き、厳しい戦火の中、過酷な日々を経験する。
終戦を迎え、房江のもとに戻ってきた豊松は、ささやかな幸福と平和を噛みしめていたのだが、ある日、豊松に戦犯容疑がかかり逮捕されてしまう…。[出典26]
公開日が11月22日(いい夫婦の日)に開催された夫婦試写会の会場で、来場夫婦を出迎え、次々と握手を交わす中居正広のそばで、写真撮影の場所までエスコートするなど、役を離れた場所でも内助の功を発揮する仲間由紀恵の姿があった。[出典28]
出演ドラマ
数々のヒット作に出演している仲間由紀恵のドラマ出演は次の通り。
1994年 『青い夏』(沖縄テレビ)[出典44]
1995年10月 『日本一短い母への手紙2』(日本テレビ系)
1996年7月 『もう我慢できない!』(フジテレビ系)
1997年12月 『しあわせ色写真館』(NHK)初主演
1998年2月 『透明少女エア』(テレビ朝日系)
7月 『神様、もう少しだけ』(フジテレビ系)
2000年7月 『TRICK』(テレビ朝日系)主演
2001年1月 『FACE~見知らぬ恋人~』(日本テレビ系)
4月 『明日があるさ』(日本テレビ系)
7月 『ウソコイ』
2002年1月 『TRICK2』(テレビ朝日系)主演
4月 『ごくせん』(日本テレビ系)主演
2003年4月 『顔』(フジテレビ系)
2005年1月 『ごくせん(第2シリーズ)』(日本テレビ系)主演
2006年1月 大河ドラマ『功名が辻』(NHK)主演
2007年1月 『エラいところに嫁いでしまった』(テレビ朝日系)主演
10月 『ジョシデカ!-女子刑事-』(TBS系)主演
2008年4月 『ごくせん(第3シリーズ)』(日本テレビ系)主演
2011年1月 『美しい隣人』(フジテレビ系)主演
7月 『テンペスト』(BSプレミアム)主演
2012年7月 『ゴーストママ捜査線~僕とママの不思議な100日~』(日本テレビ系)主演
2013年1月 『サキ』(フジテレビ系)主演
2014年3月 連続テレビ小説『花子とアン』(NHK)
2015年4月 『美女と男子』(NHK)主演
2016年10月 『相棒 Season15』(テレビ朝日系)
2017年1月 『楽園』(WOWOW)
4月 『独身貴族』(フジテレビ系)
10月 『相棒 Season16』(テレビ朝日系)
10月 『明日の約束』(フジテレビ系)
2019年1月 『相棒season17』(テレビ朝日系)
6月 『偽装不倫』(日本テレビ系)[出典7]
『青い夏』
1994年、仲間由紀恵は沖縄テレビエリアコードドラマ『青い夏』でドラマデビューを果たした。[出典45]
仲間由紀恵は、同ドラマのオーディションでグランプリを受賞し、ドラマ出演している。
同ドラマは、全11回、各20分で作られた。[出典45]
『しあわせ色写真館』
1997年12月に放送されたドラマ『しあわせ色写真館』(NHK)にて初主演を務めた仲間由紀恵。[出典55]
同ドラマは、水と踊りの町・郡上八幡の写真館が舞台となる。[出典55]
70歳を過ぎてなお、現役写真士の女館主(丹阿弥谷津子)と幼い頃に別れた父との思い出の写真を探すために、岐阜県の”水と踊りの町”の写真館を訪れ、その写真館を手伝うことになった高校生・香奈(仲間由紀恵)。
物語は、写真館に訪れた客との出会い、そして、その客との人生模様を描いている作品となる。[出典55]
『TRICK』シリーズ
2000年に放送が開始されたドラマ『TRICK』(テレビ朝日系)シリーズで阿部寛と共に主演を務めた仲間由紀恵。[出典48]
同作は、本格的な謎解きと脱力感のあるコミカルなテイストを融合させた独特の世界観が大人気となり、2014年のシリーズ最終章までに連続ドラマ3シーズン、スペシャルドラマ3本、映画4本が制作されているミステリードラマとなる。[出典48]
また、同作で仲間由紀恵が演じたのは万年金欠で、自称売れっ子マジシャン・山田奈緒子。
阿部寛演じた天才ゆえに騙されやすく、自己顕示欲の塊・上田次郎と共に超常現象にまつわる様々な事件に巻き込まれていく。[出典48]
仲間由紀恵は、2016年のインタビューでターニングポイントについて訊かれ、
最初に自分の興味を広げてもらったのは『TRICK』だと思います。堤幸彦監督が独特の世界観の持ち主で、作品を作っているときも、まるで遊んでいるみたいなんです。その場のひらめきで『これやって』は日常茶飯事。撮影セットも、突然『ここにこんな看板を作って』と新たな要素が加わったり。現場の思いつきでどんどん変化するんです。その理由は『なんとなく面白いから』(笑)。一見いい加減にも思えるのですが、実際に映像が仕上がると、その思いつきがいいスパイスになったりするから不思議なものです[出典13]
とコメントしてしている。[出典13]
また、同インタビューで
こんなに一生懸命、遊んでいる現場は初めてで、カルチャーショックでしたね。仕事って、楽しんでいいものなのだと。演技に関しても、それまでは自分の中で感情を密に充満させてから出す、というスタイルでしたが、もっと楽な感じでいいと教わった気がします[出典13]
仕事に対しての向き合い方についても明かした。[出典13]
また、共演者について訊かれると
阿部さんや生瀬(勝久)さんが自由にアドリブをボンボン繰り出してくるので、その場のセッションとして返すこともありだと知りました。この経験から、自分の演技の幅がぐっと広がったと思います。[出典13]
と語った。[出典13]