2024年1月16日更新
芸能活動
落ち続けたオーディション
ドラマ『家なき子』(日本テレビ系)を観た水川あさみは「私もこういうことがしたい」と母親に相談し、13歳で知り合いの紹介で芸能事務所へ。
しかし、現実はあまりうまく行かず、
実家のある大阪から東京まで通い、CMやドラマのオーディションを受けまくっていたのですが、落ちた記憶しかないほど不合格続きでした[出典8]
と語っている。初めての仕事は、旭化成のヘーベルハウスのCMだった。[出典8][出典9]
女優デビューを果たしたのは15歳の時。
映画『劇場版 金田一少年の事件簿 上海魚人伝説』のオーディションに合格し、見事デビューを果たした。[出典8]
葛藤の中での女優業
デビューを果たしてからも、水川あさみの女優人生は単純なものではなかった。自分の生き方について、常に葛藤がつきまとっていたようだ。
とはいえ、明確な目標があったわけではなく、ただ楽しいから続けているという感じだったので、常に葛藤はありました。このまま続けていってもいいのかな、でも現場が好きだから続けていきたいな、という二つの気持ちをいつも行ったり来たりしていましたね[出典8]
そんな状態の水川あさみにとって転機となったのが、NHK大河ドラマ『江 〜姫たちの戦国〜』だった。[出典8]
出演作品
大河ドラマ『江 〜姫たちの戦国〜』が転機に
水川あさみは、2011年に放送された大河ドラマ『江 〜姫たちの戦国〜』(NHK)に出演。主人公の次姉・初役を演じた。
水川にとってこのドラマは思い入れの強い作品だそうで、リハーサルから1日中泣き続けた経験もあるという。
1年間、一人の人物の役を幼少期から実年齢を通り越すまで演じたのは初めてでした。役と向き合う時間が長かったのもあり、役と自分との距離が縮まった気がした。そのことが私には大きな出来事でした。[出典8]
と語っている。[出典8]
「のだめ」でバイオリニストに!
2006年に放送されたドラマ『のだめカンタービレ』(フジテレビ系)。[出典10]
上野樹里と玉木宏が主演を務めた本作で、水川あさみはバイオリン奏者・三木清良(みききよら)を演じた。[出典11]
ドラマ版だけでなく映画版でも出演を果たした水川は、
バイオリンに対する自信と情熱。あそこまで夢中になれるものがあるというのは羨ましくもあります[出典11]
と、自身が演じる三木についてコメントしている。[出典11]
ちなみに、水川は2013年に放送されたトヨタ自動車のCMでもバイオリンの演奏を披露している。[出典12]
このCMで、水川は『ドラえもん』のしずかちゃんに扮しており、共演するのび太(妻夫木聡)やスネ夫(山下智久)を迷演奏で卒倒させてしまっている。[出典12]