2011年には、ドラマ『桜蘭高校ホスト部』(TBS)に倉賀野百華 役として出演するなど、女優としての活動を始めた。[出典7]
しかし、なかなかオーディションに受からず、バイトに明け暮れる日々を過ごす。
たまに仕事があっても、画面に顔が映らない吹き替えのスタントマンだったという。[出典6]
映画『TOKYO TRIBE』出演で脚光を浴びる
挫折を繰り返し、「もう女優をやめて、実家に帰ろうか」と思っていた頃に出会ったのが、映画『TOKYO TRIBE』のオーディションだったそう。[出典8]
一度目のキャストオーディションは落ちてしまったものの、2度目のアクションメンバーオーディションで「アクションをやっている時の君はキラキラ輝いている」と、園子温監督の目に留まり、急遽ヒロインのスンミ役に抜擢された。[出典6]
アクションはもちろん、大胆なヌードシーンも体当たりで挑み、大きな注目を浴びた清野菜名。[出典9]
同年公開された映画『少女は異世界で戦った』の演技と合わせて、第36回ヨコハマ映画祭最優秀新人賞を受賞した。
その後、2015年には映画『東京無国籍少女』では初主演を務め、ジャパンアクションアワード2016最優秀女優賞を受賞。アクションのできる若手女優としての地位を築いた。[出典7]
話題のドラマに次々出演
清野菜名は、2014年に放送された竹野内豊主演のドラマ『素敵な選TAXI』(関西テレビ)に関カンナ役でレギュラー出演。
2016年のスペシャルドラマ『素敵な選TAXIスペシャル〜湯けむり連続選択肢〜』(関西テレビ)にも出演している。
また、2016年には、ドラマ『まかない荘』(メ~テレ)で、連続ドラマ初主演を果たす。[出典1]
当時、アクションのない芝居に不安を感じていた清野。
2017年のドラマ『やすらぎの郷』(テレビ朝日)やドラマ『トットちゃん!』(テレビ朝日)など、苦手意識を克服するために、あえてアクションのないドラマにも積極的に出演している。[出典10]
その後、2018年には橋本環奈とダブルヒロインを務めたドラマ『今日から俺は!!』(日本テレビ)がヒットし、一躍有名になる。
清野のセーラー服でのアクションシーンが「かっこいい」と話題になった。[出典11]
ドラマが好評を博し、2020年には映画『今日から俺は!!劇場版』が公開された。[出典1]
CMに出演し注目を集める
清野菜名は、過去多数のCMに出演している。[出典1]
2020年4月には、資生堂のメイクブランド「マキアージュ」のモデルに森星、池田エライザと共に新たなキャストとして起用され、話題を呼んだ
CMでは、マニッシュなパンツコーデで、軽やかに街を歩く清野の姿が描かれている。[出典12]
人物
- 趣味はギター。
- 得意料理は、トマト缶を使ったパスタ。[出典20]
- アーティストの ジャスティン・ビーバーのファン。ファッションなども参考にしていると語っている。
- 一言で自分の性格を言うと「負けず嫌い」。できないのが悔しくて、アクションも必死に練習したそう。[出典5]
- ドラマ『シロでもクロでもない世界で、パンダは笑う。』(日本テレビ)のミスパンダ役で美しい腹筋を披露し大絶賛される。衣装姿を投稿したインスタグラムには、9万件を超える「いいね」がついた。[出典14]
- 週に2回程度ジムに行き、パーソナルトレーニングを受けている。
- モデル時代は、筋肉質な自分の下半身がコンプレックスで、服装で体型を隠すこともあった。
- スポーツなどのアクティブな趣味だけでなく、ゲームや漫画などのインドアな趣味も持っている。8時間続けてゲームをプレイすることも。[出典13]
- 最終的にはハリウッド映画でアクションシーンを演じるのが夢。憧れのミラ・ジョボビッチといつか共演する時のために、イメージトレーニングを行っている。[出典2]
- ハリウッドの夢を叶えるために、今まで2度ハワイに英語留学している。1度目は2週間という短期間だったが、慣れない海外生活に心が折れたそう。2度目はリベンジも兼ねて2カ月半ハワイに行き、しっかり英語を学んだ。最初の頃に比べると、コミュニケーションが取れるようになったという。[出典5]
結婚
清野菜名は、かねてより熱愛報道が出ていたジャニーズ事務所所属の俳優・生田斗真と、2020年6月1日に婚姻届を提出し、同月5日、所属事務所を通して連名で結婚報告をした。[出典17]
二人は、
世界中が大変な状況になり、このような時に結婚をすべきか迷いもございましたが、お互いを支え合いながら共にこの危機を乗り越え、より一層俳優業に邁進して参りたいと決意致しました。[出典17]
と綴った。[出典17]
1994年10月14日生まれ、愛知県出身の女優。第65回ブルーリボン賞 助演女優賞、第35回日刊スポーツ映画大賞 助演女優賞等を受賞。主な出演作は、朝日放送『日曜の夜ぐらいは…』、映画『耳をすませば』『異動辞令は音楽隊!』『ある男』『キングダム 』シリーズ、ブランドミューズ『資生堂「SHISEIDO BEAUTY WELLNESS」』など他多数。
出典:タレントデータバンク