2024年1月16日更新
『ボキャブラ天国』出演が転機
『ネプチューン』として活動を続けていた原田泰造は、仕事の転機を
仕事上の転機といえば、やはり『ボキャブラ』(『タモリのボキャブラ天国』)ですね。それまでイベントに出させてもらっても、お客さんが少なすぎて3回公演なのに1回で終了になったりしてたのね。それが『ボキャブラ』に出た途端、イベント会場に入りきらないほどお客さんがきてくれるようになって。まるっきり変わったのね、世界が。[出典19]
と語った。[出典19]
『ボキャブラ天国』とは?
『ボキャブラ天国』とは、若手芸人の登竜門的存在として1990年代にフジテレビ系で放送されていたバラエティ番組。[出典20]
タモリが司会を務め、『タモリのSuperボキャブラ天国』など、何度か番組名がリニューアルされている。
当時、『ボキャブラ天国』に出演していた芸人は”キャブラー”と呼ばれ、『ネプチューン』を始め、『爆笑問題』『くりぃむしちゅー』『アンジャッシュ』など多くの芸人がブレイクした。[出典20][出典21]
俳優活動
俳優としての評価も高い原田泰造は、映画『ミッドナイト・バス』出演の際に
コントと違って、オチのないドラマの演技をするのが凄く恥ずかしかった。お笑い仲間に見られたらどうしようとか気にしたり。その恥ずかしさに慣れるまで時間がかかった。[出典22]
いまだに“自分はお笑い芸人だ!”という気負いがないのかも。自分の中で“役者業”とか“芸人業”とか意識して区別することもやめました。仕事ではある一方で、お笑いは遊び、俳優業はその延長の部活という感覚[出典22]
と俳優活動を振り返った。[出典22]
出演作(映画・ドラマ・バラエティ)
1990年代 バラエティ番組『ボキャブラ天国』(フジテレビ系)
1998年 バラエティ番組『笑う犬の生活』(フジテレビ系)
2001年 ドラマ『水曜日の情事』(フジテレビ系)
2004年 映画『ジャンプ』 映画 単独初主演
2008年 大河ドラマ『篤姫』(NHK)
2010年 大河ドラマ『龍馬伝』(NHK)
2011年 情報番組『ZIP!』(日テレ系)初代月曜メインパーソナリティ[出典26]
2014年 連続テレビ小説『ごちそうさん』(NHK)
2015年 大河ドラマ『花燃ゆ』(NHK)
2016年 ドラマ『営業部長 吉良奈津子』(フジテレビ系)
2017年 ドラマ『全力疾走』(BSプレミアム)主演
映画『アウトレイジ 最終章』
2018年 映画『ミッドナイト・バス』
2019年 ドラマ『大全力疾走』(BSプレミアム)主演
映画『アイネクライネナハトムジーク』
ドラマ『サ道』主演 [出典23][出典24][出典25]
現在『ネプチューン』として出演しているバラエティレギュラー番組は以下の通り。
- 『ネプリーグ』(フジテレビ系)2003年から[出典28]
- 『しゃべくり007』(日テレ系)2008年から[出典29]
- 『ナニコレ珍百景』(テレ朝系)2008年から[出典30]
- 『ジョブチューン』(TBS系)2013年3月から[出典27]
- 『あいつ今なにしてる?』(テレ朝系)2016年から[出典31]
大河ドラマ『龍馬伝』に出演
原田泰造は、2010年放送の大河ドラマ『龍馬伝』に出演。主演は福山雅治。[出典32]
本作は、”幕末史の奇跡”と呼ばれた高知県出身の風雲児・坂本龍馬(福山雅治)の33年間の生涯を、龍馬とは旧知の仲である幕末屈指の経済人・岩崎弥太郎(香川照之)の視点で描いた青春群像劇作品。[出典33]
原田は本作で新選組局長・近藤勇を演じている。[出典32]
映画『アウトレイジ 最終章』に出演
原田泰造は、2017年公開の映画『アウトレイジ 最終章』に出演。主演はビートたけし。『花菱会』メンバーの手下・丸山役で出演した原田泰造。[出典34]
本作は、北野武監督のアウトレイジシリーズ最終章。前作『アウトレイジ ビヨンド』から5年後、舞台を日本と韓国に移し、裏社会に生きる男たちの仁義なき抗争を大きなスケールで描いた作品となる。[出典35]
原田は同映画に出演が決まった際、
念願の北野組、それも大ファンであるアウトレイジに出演することが決まったとき、うれしさのあまり雄叫びを上げていました。現場では北野監督の包容力がとても大きく、夢見心地と緊張感が入り混じった味わったことのない気分で撮影に臨ませていただきました。僕も皆さん同様暴走しております! 公開を楽しみにしていてください![出典34]
と喜びを語った。[出典34]
結婚
原田泰造は2017年6月12日放送の『ネプチューンの!なんでそんなこと言ったの?TV』(日テレ系)でネプチューンが結成された1994年の3ヶ月後に交際相手だった現在の奥さんが妊娠し、デキ婚。ネプチューン脱退を覚悟した時のことを明かした。[出典11]
その時付き合ってた彼女が妊娠しちゃって。結婚しなきゃならない。その時、ネプチューンでもらってた額(給料)が月3万円で、これはちょっと生活できない、と。本当にやめようと思って[出典11]
1970年3月24日生まれ、東京都出身のお笑い芸人・俳優。お笑いトリオ「ネプチューン」として活動。主な出演作はNHK『龍馬伝』『花燃ゆ』、テレビ東京『サ道』、TBS『奥さまは魔女』、テレビ朝日『はぐれ刑事三世』、映画『キネマの神様』『ミッドナイト・バス』『スマホを落としただけなのに 囚われの殺人鬼』『夏への扉 -キミのいる未来へ-』、CM『ミツカン「納豆 金のつぶ」シリーズ』など他多数。
出典:タレントデータバンク