どんな人?
- 新海誠は日本の映画監督。2002年公開した個人制作の映画『ほしのこえ』で映画監督デビューを果たす。
- 2016年に公開された映画『君の名は。』は興行収入249億円を超える大ヒットを記録した。
- 2017年6月から新海誠展が開催。同年11月からは東京・国立新美術館で開催されており、全国を巡回して開催する。
- 結婚して子供もおり、嫁である三坂知絵子は女優、娘である新津ちせは子役として活躍している。
- 主な代表作は映画『言の葉の庭』、『秒速5センチメートル』など。大成建設のCM映像も手がけた。
新海誠の生い立ち
新海誠は1973年生まれ。長野県が出身地で南佐久郡小海町が故郷。
本名は新津誠。中央大学文学部国文学専攻を卒業している。[出典1][出典2][出典3]
▼新海誠
https://twitter.com/twinews3/status/829958497563389952
父親は建築会社の社長
父親は県内屈指の老舗建設会社新津組の社長である新津正勝氏。
会社は新海に継がせると考えていたようで、大学4年生の時に修業のために都内の住宅メーカーに入社する予定だったらしい。
だが新海は入社予定の会社の近所でゲーム会社「日本ファルコム」の社員募集を発見。[出典2]
お父さん、ゴメン。若い時でないとできない仕事がある。だから紹介して貰った会社には……[出典2]
と父親に連絡を入れ、新海誠は日本ファルコムへ入社することになる。[出典2]
▼ファルコムへの思いを語る新海誠
日本ファルコムでの経歴
日本ファルコムで5年間勤めていた新海誠。[出典2]
自身のTwitterでは『イース2エターナル』や『英雄伝説5』のオープニング制作に関わっていたことを明かしている。[出典4]
特に『イース』は新海誠が描く美しい背景のルーツだと、日本ファルコム創業会長の加藤正幸氏が発言している。[出典5]
『イース』のオープニング映像では、壮大な空や「浮遊大陸」と「地上」という2つの離れた場所など、すでに新海誠作品の要素が見て取れる。[出典6]
▼新海誠がオープニング制作していた『イース2』
https://twitter.com/nihonfalcom/status/841518380314058752
新海誠の初期作品たちを紹介!
『彼女と彼女の猫』を自主制作
新海誠は1999年に短編アニメーション『彼女と彼女の猫』を公開。[出典1]
およそ5分の自主制作アニメーションで、新海は「第12回DoGA CGアニメコンテスト」のグランプリを受賞した。[出典7]
▼『彼女と彼女の猫』
『ほしのこえ』で監督デビュー
『彼女と彼女の猫』に引き続き、個人制作したフルデジタルアニメーション『ほしのこえ』。
2000年の初夏に会社に勤めながら制作を開始。2001年の初夏に仕事を辞めてフリーになると共に本格的に制作へ専念し、2002年1月に完成した。[出典8]
本作で新海誠は映画監督としてデビューを果たし、「第6回文化庁メディア芸術祭」特別賞や「第8回AMD AWARD」Best Director賞などを受賞した。[出典9][出典10]