2021年1月8日更新
羽生結弦のコーチ
恩師の元を離れカナダへ
2012年3月、フランス・ニースで開催された世界選手権で「叫ぶロミオ」を演じきった羽生結弦。[出典3][出典4][出典5][出典43]
当時コーチを務めていた阿部奈々美氏には10歳頃から師事していたが、世界を意識し始めた羽生結弦は、ブライアン・オーサーコーチに連絡を取り、5月にはカナダへ渡った。[出典43][出典44]
▼羽生結弦と阿部奈々美コーチ
ブライアン・オーサーコーチといえば、キム・ヨナやハビエル・フェルナンデスらを指導する名伯楽。[出典44]
ライバルとの切磋琢磨で成長する羽生結弦は、4回転ジャンプを得意とするハビエルとともに練習することで、さらなる進化を遂げられると確信していたという。[出典43][出典44]
俺をカナダまで突き動かしたものは、ライバルと一緒に練習できるこの環境。[出典43]
▼羽生結弦とハビエル・フェルナンデス
その後、ブライアン・オーサーコーチのもとで基礎トレーニングを反復し、スケーティング技術と精神力を向上させた羽生結弦は、2014年のソチオリンピックで金メダルに輝いた。[出典45][出典46]
羽生結弦と浅田真央
2017年4月発表のアスリートイメージ調査における「華やかなアスリートといえば?」アンケートにおいて、2位の羽生結弦を抑えて首位に立ったのが浅田真央だ。[出典47]
▼浅田真央
浅田真央といえば、代名詞的存在となったのがトリプルアクセル。
羽生結弦はトリプルアクセルを最も愛し、得意とするジャンプとして挙げているが、全く飛べなかった頃に手本にしたのが浅田真央の力まないジャンプだったという。[出典47][出典48]
▼羽生結弦と浅田真央
https://twitter.com/BluecosmosH/status/454605024761352192?ref_src=twsrc%5Etfw
2017年4月、浅田真央が現役引退を表明すると、羽生結弦は、
自分のジャンプを跳ぶたびに、浅田…、うーん、なんといえば…、真央ちゃんでいいかな、心の中に生きているんだと思います[出典47]
どれだけ難しいステップ、スピン、ジャンプをしても、難しさを感じさせないのがすごい。そういった点でずっと憧れていた。[出典48]
と、憧れを口にしつつ、功績を讃えて労った。[出典47][出典48]
▼女子フィギュア浅田真央選手が引退会見