2021年11月4日更新
北海道のローカルテレビ局で放送されていた番組にも関わらず、『水曜どうでしょう』は異例の大ヒットを記録。
番組のヒットがきっかけとなり、大泉の知名度も大きく上がったため、「北海道で知らない人はいない」ほど人気を得た。[出典6][出典8]
タレント業と東京進出
大泉洋は大学卒業後、バラエティ番組出演や演劇の仕事を続投。
当時就職難という時代だったことも相まって、「目の前の仕事を続けよう」と思い、芸能の仕事を続けることにしたという。
北海道での知名度が非常に高く、地元で仕事を続けていければと考えていた大泉だったが、仕事の柱であった『水曜どうでしょう』が終了。
努力して仕事を得なくてはならなくなった大泉は、役者の仕事を本格化させることを決意するが、北海道では役者の仕事が少なく、東京進出を考えることに。
しかし、東京では無名だった大泉は、どうやって役を得たらいいか悩んだという。
また、既にファンになってくれた北海道の人たちをガッカリさせないような役を得たいと思っていたそう。
そんな時、全国ネットで放送されており、シリーズ化で人気を博していた連続テレビドラマ『救命病棟24時』(フジテレビ)への出演オファーが舞い込んだ。
本作の人気も相まって、大泉の知名度も全国区となり、無事ブレイクを果たしている。[出典6]
東京進出で話題の作品に多数出演!
東京進出を果たした大泉洋は、その後も様々な作品に出演。
中でも2007年放送のドラマ『ハケンの品格』(日本テレビ)では、主演の篠原涼子と共演。準主役を演じ、大きな注目を集めた。
また、本作は2020年に続編が放送開始。当初大泉の出演が知らされておらず、当時のファンは落胆していたが、第4話からの出演が知らされ、大きな話題となっている。[出典9]
▼ドラマ『ハケンの品格』共演の小泉孝太郎・篠原涼子
その他、2014年放送のドラマ『地の塩』(WOWOW)では松雪泰子と共演し、歴史を覆す大発見をした考古学者・神村賢作を演じている。[出典10]
2019年に放送された、池井戸潤の小説を原作としたドラマ『ノーサイド・ゲーム』(TBS)では、松たか子と共演。大手製造メーカーで出世街道を直走っていたが、ある日突然左遷され、地方の工場で自身の人生と自車ラグビーチームの再建に奮起する主人公・君嶋隼人を演じた。[出典11]
また、本作の主題歌は米津玄師の『馬と鹿』が起用されており、話題となった。[出典12]
2016年公開のゾンビ映画『アイアムアヒーロー』では、中々芽の出ない漫画家で主人公の鈴木英雄を演じ、長澤まさみや有村架純と共演。大人気コミックを原作とし、類を見ない丁寧な描写で大きな話題となった。[出典13]
また、アニメ化もされた大人気コミックを原作に、2018年に公開された映画『恋は雨上がりのように』に出演。小松菜奈演じる高校生・あきらのアルバイト先の店長であり、思いを寄せられる近藤を演じている。[出典14]
2019年には、北海道が舞台の大泉主演作第3弾『そらのレストラン』が公開。牛を飼いながらチーズ工房を営む設楽家の夫・亘理を演じた。[出典15]
過去には冠ラジオ番組も!
大泉洋は、2013年12月まで放送されていたラジオ番組『大泉洋のサンサンサンデー』(HTBラジオ)に出演。
同番組は、11年以上に渡り放送されていた番組であり、大泉はお笑いコンビ「オクラホマ」と共にパーソナリティを務めていた。