北海道の大スター・大泉洋の原点は、劇団「TEAM NACS」!!
俳優として全国的に活躍中の大泉洋の原点は、安田顕も所属する演劇ユニット・TEAM NACSにあった!同じ大学のメンバーで結成されたTEAM NACSの魅力に迫る。
2023年3月2日更新
北海道の大スター・大泉洋の原点は、演劇ユニット「TEAM NACS」!!
大河に映画に活躍中!演技派俳優・大泉洋の原点に迫る!
▼映画でのワンシーン
https://twitter.com/wowow_movie/status/765835613601792001?lang=ja
TEAM NACSって!?
TEAM NACSとは、北海学園大学演劇演劇研究会出身者による演劇ユニット。[出典2]メンバーは以下の通り。[出典1]
メンバー
▼メンバーは5人!
https://twitter.com/wowow_stage/status/759169199847542784?lang=ja
・森崎博之(リーダー)
・安田顕
・戸次重幸
・大泉洋
・音尾琢真
NACSは、「North (北の) Actors (役者の) Club (集まり) Special (特別な)」の略称ということになっているが、実は先に決まっていた「NACS」という名前に意味を付けようとしてこじつけられたネーミングである。 [出典1][出典2]
日本一チケットが取れない演劇ユニット!
TEAM NACSは、1996年に初演『LETTER~変わり続けるベクトルの障壁』で幕を開けてから、公演を重ねる度に動員数を増やし、2004年の『LOOSER~失い続けてしまうアルバム』で初の東京公演を敢行。
以降『COMPOSER~響き続ける旋律の調べ」』(2005年)、『HONOR~守り続けた痛みと共に』(2007年)とさらに動員数を増やし、大泉洋が作・演出を手がけた『下荒井兄弟のスプリング、ハズ、カム。』(2009年)では、全国6都市64ステージ、53,000人を動員した。[出典3]
2012年には森崎が5年ぶりの演出となる『WARRIOR~唄い続ける侍ロマン』を全国18都市で開催し70,000人を動員。
さらに2015年には、NACS史上初めて外部から脚本・古沢良太、演出・マギーを迎えた公演『悪童』を全国8都市で開催し、大千秋楽では初のライブ・ビューイングも開催。
合わせて90,000人動員という記録を打ち立て、「日本一チケットが取れない演劇ユニット」として確固たる人気を築くことになる。2016年には結成20年目を迎える。[出典3]
5人でバラエティ番組も!
ローカル番組『ハナタレナックス』(HTB)では、TEAM NACSのメンバーが総出演している。
同番組は2003年1月にスタート。メンバー5人が体を張ったゲームに挑戦やお酒を飲んでの赤裸々トーク、地元を巡るドライブなどさまざまな企画を発信している。5人がそろって出演する唯一のバラエティーでもある。 [出典4]
▼『ハナタレナックス』(HTB)
https://twitter.com/HTB_onchan1201/status/696212667493560320?lang=ja
同番組について大泉は
北海道では、メンバーの股間に顔を埋めさせられたこともあります。全員でおならをしてベートーベンの「運命」を奏でろと言われたこともあります。もう、この番組はやめたい[出典5]
と自由すぎる番組に不満?を漏らしていた。[出典5]
一度だけグループを辞めようと思った
大泉洋は、一度だけTEAM NACSをやめようと思ったことがあるという。それは2009年のTEAM NACS第13回公演『下荒井兄弟のスプリング、ハズ、カム。』の演出を手掛けた後。
同舞台で大泉は、台本作りや演出に力を入れて取り組んだが、稽古ではメンバー同士で喧嘩が勃発。
自身が演出を務めた作品でチームの雰囲気が悪くなってしまったことに大泉はショックを受けた。
そして、『下荒井〜』後の次の公演を話し合う会議の席で、メンバーに対し、「ちょっとNACSの今後のことは考えたい」と話をしたという。[出典6]
結局は、グループに留まることになった大泉だが、TEAM NACSを辞めなかった理由について次のように語っている。
やっぱり誰よりも他の4人の凄さを感じていたからじゃないでしょうか。
やっぱり面白いんですよ、すごくね。大学時代の4年間で、この人たちに出会えたことは、奇跡だと思うんです。
やめるのは簡単だけど、ずっと続けていくことはとても難しいわけで、長く続けたものに勝るものはないと、僕は昔から思っているんです。
15年かけて作ったものは15年かかるんだから。それは凄いことなんですよ。
結局やめずに続けることを選んだんです。[出典6]
TEAM NACSは長らく一線で活躍することができているのは、メンバー同士がぶつかり合いながらも、お互いのことを尊敬し合っているからこそのようだ。