2019年11月29日更新
脚本・バカリズム!ドラマ『黒い十人の女』の見どころに注目!
2016年9月スタートの新ドラマ『黒い十人の女』。日本映画史に残る名画を、バカリズム脚本、船越英一郎主演で大胆リメイク!その見どころに迫る。
種類 | テレビ番組 |
開始日 | 2016年9月29日 |
新ドラマ『黒い十人の女』
https://twitter.com/BAKARHYTHM/status/761911117383766022
2016年9月29日深夜スタートの新ドラマ『黒い十人の女』(読売テレビ)は、『犬神家の一族』など日本映画史に名を残した故・市川崑が1961年に発表した同名映画を原作としている。[出典1]
脚本のリメイクを担当するのは、お笑い芸人として大ブレイクを果たし、短編ドラマの脚本でも活躍するバカリズム。[出典2]
さらに主演を船越英一郎が務め、原作映画『黒い十人の女』で主演した父・船越英二の世代を超えたリメイクが実現した。[出典3]
▼15秒予告編
https://twitter.com/ytvdrama/status/774776210882637825
市川崑の名作『黒い十人の女』
https://twitter.com/BAKARHYTHM/status/758842717040357377
1961年に制作された、映画『黒い十人の女』。市川崑監督がメガホンを取り、妻の和田夏十がオリジナル脚本を手掛けた話題作。[出典4]
原作ストーリー
テレビプロデューサーの風松吉。彼と関係した女は十指に余る。妻の双葉はそんな夫をあきらめて淋しい毎日をレストラン経営でまぎらわしていた。女たちは風のことが気になるあまり二言目には「風がポックリ死ねばよい」「風を誰か殺してくれないかしら」と言うのだった。女たちのそんな話を耳にした風本人は、十人の女が自分を謀殺しようとしていると思い込む。ある雨の夜、双葉のレストランに十人の女たちが集まり、ついに事件が勃発する。[出典5]
バカリズムによる大胆リメイク
お笑い芸人として大ブレイクする傍ら、脚本家としてもウィットに富んだ短編ドラマを手がけるバカリズム。[出典2]
原作映画の感想を、
「オシャレな映画だなあというのが第一印象でした。そして、女優さんたちがとても魅力的な素敵な映画だと思いました。」[出典6]
と語りながらも、自らのリメイクに関して、
「全ての元凶は船越さん演じる風松吉ですが、それでもどこか憎めない男に描ければと思います。(中略)独身の僕にはファンタジーの世界なので、自分なりに想像力を働かせて面白おかしく描ければと思います。僕自身、芸能ニュースには疎いので、その辺は全く意識していません。」[出典6]
とコメントを寄せた。
「不倫」をはじめ、様々なオトコとオンナの関係が取り沙汰された2016年なだけに、
バカリズムが描く人間模様に、期待が高まる。
父の傑作に挑む船越英一郎
刑事ドラマでお馴染みの俳優・船越英一郎は、
1961年のオリジナル版で、亡き父・船越英二が好演した主人公・風松吉を演じる。[出典3]
「父が演じた役を演じるのは初めて。いつかこの作品をやってみたいと思っていたので、意気込みは凄くあります。」[出典3]
とコメントし、作品に対しても、
「時代を先取りした奇想天外なストーリーとモダンでシャープな映像。そして、女性の本音を活写する豪華女優陣の共演。ちりばめられた珠玉のセリフが人間の本質をえぐり出し、アイロニーとユーモアに満ちたエンターテインメントになっている名作中の名作!(中略)前代未聞のサスペンスを天才・バカリズム氏がどんなコメディに仕立てていくのか、予想も出来ない結末に向かっていくドラマをお楽しみ下さい」[出典7]
と魅力を熱く語っている。
魅惑の女優が演じる愛人たち
船越英一郎演じる風松吉を取り巻く、個性豊かな愛人勢には、注目の女優たちが名を連ねた。
▼水野美紀
https://twitter.com/mikimobilephone/status/753794143277551617
自身も劇団を持ち、積極的に女優として活動する水野は、舞台女優・如野佳代を演じる。[出典1]
ー本人コメントー
バカリズムさんが普段感じておられるのであろう、女という生き物の不可思議で滑稽な生態への疑問が詰まっている脚本だと思います。読んだ時に感じる面白さを体現できるか、プレッシャーを感じています。全力で務めさせていただきます。[出典1]
▼成海璃子
成海璃子はテレビ局の受付嬢・神田久未を演じる。[出典1]
ー本人コメントー
(バカリズムさんの脚本は)独特の会話劇が特徴だと思うので、テンポの良さを意識して演じたいです。女性同士のパワフルで強かなやり取りや先の読めないストーリーを楽しんでいただけたらと思います。[出典1]
トリンドル玲奈は若手女優・相葉志乃を演じる。
自身のインスタに、役の衣装と思われる婦警姿での写真を投稿しており、注目を集めている。[出典8]
ー本人コメントー
内容にとても惹かれましたし、何よりバカリズムさんの脚本にワクワクしています。何度読んでも面白いんです! 役を楽しみながら、精一杯がんばります![出典1]
主題歌はCIVIANの書き下ろし!
https://twitter.com/CIVILIAN_LyuLyu/status/769339250714173440
主題歌は、注目のスリーピースバンドCIVILIANの新曲「愛/憎」。[出典9]
バンドとして初のドラマ主題歌となる同楽曲は、Gt.&Vo.コヤマヒデカズが脚本を読み、その内容に合わせて書き下ろしたとのこと。[出典9]
出典
- 『バカリズム脚本ドラマ「黒い十人の女」で成海璃子、水野美紀らが愛人役』(お笑いナタリー)
- 『連ドラ脚本でクドカン超え 芸人バカリズムが開いた新境地』(日刊ゲンダイDIGITAL)
- 『船越英一郎 連ドラで父の名作リメーク主演「いつかやってみたいと」 (スポニチ Sponichi Annex 芸能)
- 『船越英一郎、バカリ脚本で「黒い十人の女」』(日テレNEWS24)
- 『黒い十人の女』(Movie Walker)
- 『船越英一郎×バカリズムで名作『黒い十人の女』現代版リメイクが決定』(テレビドガッチ)
- 『市川崑「黒い十人の女」がバカリズム脚本でドラマ化、船越英一郎が父と同役演じる』(映画ナタリー)
- 『トリンドル玲奈、制服警官姿を披露 「職質されてみたい」と反響コメント続々/2016年9月4日 - エンタメ - ニュース』(クランクイン!)
- 『CIVILIAN、ドラマ『黒い十人の女』に主題歌「愛/憎」を書き下ろし』(Real Sound)