2019年11月29日更新
木曜ミステリー『京都人情捜査ファイル』の全話ストーリーに迫る!
高い視聴率を記録した木曜ミステリーの『京都人情捜査ファイル』。そんな『京都人情捜査ファイル』の全話ストーリーを一挙大紹介!
種類 | テレビ番組 |
開始日 | 2015年4月25日 |
終了日 | 2015年6月4日 |
『京都人情捜査ファイル』ってどんな話?
『京都人情捜査ファイル』(テレビ朝日系)は2015年04月25日に放送開始された木曜20時のドラマである。
俳優の高橋克典が主演しており、松下由樹、松平健らが出演している。[出典1]
『京都人情捜査ファイル』の主なキャスト
俳優 | 役名 |
高橋克典 | 戸隠鉄也 |
松下由樹 | 吉崎仁美 |
尾美としのり | 清水安裕 |
高部あい | 星野佳世 |
鈴木貴之 | 花園健 |
渡辺邦斗 | 仲田周平 |
石丸謙二郎 | 加藤善浩 |
松平健 | 岩瀬厚一郎 |
『京都人情捜査ファイル』のストーリー
木曜ミステリーとして人気を博した『京都人情捜査ファイル』(テレビ朝日系)は、全6話のミステリードラマとなっている。
第一話「FILE1」
アパレルメーカーの社員食堂で毒物混入事件が発生。社員1人が死亡、6人が入院した。
犯罪被害者支援室の室長・仁美(松下由樹)は、戸隠(高橋克典)らに被害者たちの支援にあたるよう指示するが、奇妙なことに彼らは支援の申し出を拒否する。騒ぎを大きくしたがらないようなのだが、一様に何かを隠している様子。戸隠は不審に思う。
そんな中、亡くなった社員・藤川の通夜で、残された高校生の一人息子・駿(濱田龍臣)の心が壊れかけているのを感じる戸隠。
「知りたいんだろ? 誰がお父さんのこと殺したか?」
少年の心を救うため、戸隠は岩瀬警務部長(松平健)に秘密捜査“特捜支援”の許可をとる![出典1]
第二話「FILE2」
有名陶芸家の越坂鉄幹(演・寺田農)が、展覧会が開かれる直前に殺された。
犯罪被害者支援室に支援要請が来て、戸隠(高橋克典)と室長の仁美(松下由樹)は現場に出向く。
捜査一課は鉄幹の娘・文香(演・国生さゆり)が怪しいと睨んでいた。文香は展覧会のプロデューサーでもあり、幻の名器「京の雫」出品をめぐって鉄幹ともめていたのだ。事実、父の急死にも関わらず文香は冷徹な態度で展覧会への準備を弟子たちに促す。
一方、妹であり鉄幹の工房を継ぐ清乃(演・中原果南)は泣き濡れる。「お姉ちゃんはお父さんがこんなことになって悲しくないの?」対照的な姉妹。
だが、戸隠は文香もまた父親の死に憤り悲しんでいるように見えると言い、岩瀬(松平健)に特捜の許可を求めるのだった。[出典1]
第三話「FILE3」
路地裏で男(榊英雄)の遺体が発見された。後頭部に打撲痕。後ろから殴られて殺されたのか?
被害者の母親がひどく取り乱しているとの報を受け、犯罪被害者支援室の戸隠(高橋克典)と仁美(松下由樹)は現場に駆け付ける。そこには悲しみにくれる老婦人(演・鷲尾真知子)がいた。「どうして太郎ちゃんが?……息子は誰に殺されたんだよ!」
彼女の支援にあたる戸隠たちだったが、すぐに状況が一変する。被害者の指紋を照合したところ、男には詐欺の前歴があった。名前は高木忠嗣。両親は幼い頃に他界していて、血のつながった家族は双子の弟だけ、ということも判明する。老婦人は母親ではなかったのだ!
一方、被害者の双子の弟・幸嗣(榊英雄/二役)は遺体安置所で忠嗣の遺体と対面するが、遺体を引き取らないと言う。詐欺をしてお年寄りを騙してきた兄を軽蔑する幸嗣。
戸隠はひっかかる。死んだ兄・忠嗣は本当にどうしようもない男だったのか? 弟の誤解ではないのか? その根拠となるのが、死を心から悲しんでいた老婦人の存在だ。
戸隠は、岩瀬(松平健)に“特捜支援”の許可を求める![出典1]
第四話「FILE4」
ブライダルショップで、結婚式を間近に控えた花嫁の父(演・中丸新将)が殺された。
戸隠(高橋克典)と仁美(松下由樹)が駆けつけた先には、茫然自失で座り込んでいるウェディングドレス姿の花嫁・あかり(市川由衣)。
あかりの婚約者(演・武田航平)が言うには、結婚を辞めないと殺す、という脅迫状が彼女のストーカーから届いていたのだと言う。父親はそのストーカーに殺されたのか?
「私だけが幸せになっちゃいけないのよ」と言うあかり。その過去に何があったのか? 気になった戸隠は特捜支援を決意する[出典1]
第五話「FILE5」
ホームレスの死体が発見される。身元を照合すると、元殺人犯・河原真(演・螢雪次朗)だった。家族はOLをしている娘がひとり。
身元確認に来たその娘・佐智子(演・福田沙紀)は、遺体が河原本人であることは認めたが、被害者家族としての支援を拒否する。10年前、自分が心臓病で苦しんでいた時に、ホステス殺人を犯した父親。服役後も連絡ひとつ寄こさず、佐智子は父がホームレスになっていたことも知らなかった。
「私は捨てられた。あんな奴、死んでも父親とは呼びたくありません」
父親が殺されたのに涙をこぼせない彼女のことを気の毒に思う戸隠(高橋克典)。
戸隠が仁美(松下由樹)と共にホームレス仲間に話を聞きにいくと、河原が「センセイ」と呼ばれる人格者だったことがわかった。「約束は大切だ」という口癖をよく言っていた河原……。戸隠に疑念が浮かぶ。10年前の事件、本当に河原が犯人だったのか?
気になった戸隠は特捜支援を決意。過去の事件を調べていくと、意外な真実に辿り着く![出典1]
第六話「FILE6」
元捜査一課の鬼刑事・中山(綿引勝彦)のひとり娘(演・小宮有紗)が射殺された。ただの女子大生がなぜ拳銃で殺されたのか? やがて凶器は改造銃であることがわかり、事件は中山が刑事時代に逮捕した何者かによる報復ではないか、と思われた。
中山の妻・陽子(演・山下容莉枝)は、娘が死んだのは夫が刑事だったからだ、と中山を責める。支援にあたった戸隠(高橋克典)も仁美(松下由樹)も嗚咽する彼女にかける言葉も無い。そんな中、中山が戸隠に尋ねる。過去に妻を殺された戸隠はその悲しみをどう乗り切ったのか、と。
戸隠は中山が娘の復讐を遂げるつもりではないかと思い、その復讐を止める為、岩瀬(松平健)に“特捜支援”の許可を求めた。[出典1]