松岡昌宏『家政夫のミタゾノ』で全編女装?彼を雇ってしまうと・・・
松岡昌宏主演の新金曜ドラマ『家政夫のミタゾノ』。家事スキル特A級のスーパー家政婦・三田園薫を演じる松岡が、ほぼ全編女性の恰好で出演ってなんで?同作と『家政婦のミタ』などの家政婦ドラマって関係あるの?
2023年3月22日更新
松岡昌宏主演、痛快“覗き見”ヒューマンドラマ『家政夫のミタゾノ』
2016年10月21日夜11:15〜
2016年10月期スタートのドラマは、ヒューマンドラマや刑事モノ、医療ドラマと様々なジャンルのものが発表されているが[出典1]、中でもひときわ目を引くのが、新金曜ナイトドラマの『家政夫のミタゾノ』(テレビ朝日系)。[出典2]
アイドルグループ「TOKIO」のドラマー・松岡昌宏が主演の同作は、公式サイトを覗くと女装した松岡が真っ先に目に入るという、インパクトばっちりの作品だ。[出典2]
「家政婦ドラマ」はヒットが多い?
これまでの「家政婦ドラマ」と言えば、1983年から2008年放送された人気シリーズ『家政婦は見た!』(テレビ朝日系)。
同作は、主演の市原悦子がドア越しに事件を目撃する姿がお馴染みとなり人気を博した。[出典3]
さらに、2011年放送された松嶋菜々子主演の『家政婦のミタ』(日本テレビ系)は、最終回の平均視聴率が40%を記録。
”笑わない家政婦”という一風変わった設定がヒットに導いた。[出典3]
このように「家政婦ドラマ」は昔から、一定数のファンを獲得してきたことが分かる。
それを受け今回「家政婦(夫)ドラマ」で主演する松岡は、
テレビ朝日にはこれまで、市原悦子さん、そして米倉涼子さんという“2大家政婦”がいます。
そこに新たに僕が演じる家政夫が参入するわけですが、あまり気負わずに。
あくまで僕はダークな家政夫・三田園でいければいいかな、と思っています[出典4]
とコメント。[出典4]
「家政婦ドラマ」の歴史に、新たなキャラクターが誕生する。
主役は史上最凶のオトコ家政婦=家政夫
松岡演じるのは、
料理、洗濯、掃除、子守――家事スキルは“特A級”のスーパー家政婦・三田園薫。[出典5]
三田園は家政婦紹介所に所属する派遣家政婦であり、
寡黙で神出鬼没、何を考えているかわからない不気味な面もあるが、掃除・洗濯・料理すべてにおいて卓越した能力を見せ、そのスキルの高さゆえ派遣先の家でも信頼を得るのが早い[出典6]
とか。
悪趣味の持ち主
そんな三田園の秘密は、実は女装をしている男性だということ。そのため三田園のことは”家政婦”ではなく、”家政夫”と呼ぶのが正しい。[出典5]
また、
『こんなヤツ、絶対いてほしくない!』という人物像を自分の中でイメージしながら演じられたらいいなと思います[出典6]
と松岡が語るほど、悪趣味の持ち主である。
具体的な三田園の趣味は、派遣先の家庭の事情を覗き見すること。[出典5]
彼を雇ってはいけない。
彼を雇ってしまうとあなたの家庭はキレイに壊される[出典7]
と同作PR動画ではナレーションが流れるが、その言葉通り、世間的に「勝ち組」と呼ばれる家庭ばかりに派遣される三田園が、派遣先の家庭の秘密を暴き、目茶苦茶に壊していく。[出典6]
主演に気合い十分
三田園演じる松岡は、
男性の僕が、新しい型、新しいタッチで“家政婦”というお仕事の世界に食い込んでいくことにとても興味を持ちました[出典4]
と意欲的にコメント。[出典4]さらに、
このドラマの場合は、三田園が壊した家庭に必ず再生が訪れるんです。
その再生の部分には三田園の意思は介在していなく、その行為によって崩壊した結果、再生してしまうという流れなのですが、それはまた新しいタッチですよね[出典6]
と三田園役に新鮮味を感じているようだ。[出典6]