オダギリジョー主演!蒼井優、松田翔太ら豪華キャスト陣で贈る映画『オーバーフェンス』の見どころは?

オダギリジョーが主演を務めた映画『オーバーフェンス』。蒼井優や松田翔太ら豪華キャスト陣が集結した感動のヒューマンドラマの見どころはここだ!

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2023年1月27日更新

オダギリジョーが映画『オーバーフェンス』で主演

2016年9月17日に公開される映画『オーバーフェンス』に、俳優のオダギリジョーが主演している。
『苦役列車』『味園ユニバース』など、人間の真髄を突いた人気作を数々生み出してきた巨匠・山下敦弘監督がメガホンを取った『オーバーフェンス』で、オダギリジョーはいったいどのような演技をみせたのか?
オダギリジョーの役どころと映画の魅力に迫る。

映画『オーバーフェンス』ってどんな話?

妻に見限られて故郷・函館に戻ったオダギリジョー演じる白岩は、職業訓練校に通いながら失業保険で生計を立て、訓練校とアパートを往復するだけの淡々とした毎日を送っていた。
そんなある日、同じ訓練校に通う松田翔太演じる代島にキャバクラへ連れて行かれた白岩は、鳥の動きを真似する風変わりなホステス・蒼井優演じると出会い、どこか危うさを抱える彼女に強く惹かれていく。
自由と苦悶の間でもがく聡の一途な魂に触れることで、白岩の鬱屈した心象は徐々に変化していくが、それでもままならない時間を過ごすしか無い一組の男女。
そして孤独と絶望しか知らなかった男たち。
それぞれ苦悩を抱える孤独な男女が共に生きていこうとする姿を描き出した作品となっている。[出典1][出典2]

原作は佐藤泰志氏の芥川賞候補

同作は、2010年に熊切和嘉監督がメガホンを取った『海炭市叙景』、2014年に呉美保監督がメガホンを取った『そこのみにて光輝く』に続く、作家・佐藤泰志氏原作の函館三部作最終章『オーバー・フェンス』を映画化したものである。[出典3]
佐藤泰志氏が職業訓練校に通った自身の体験を交えて綴った小説をもとに、それぞれ苦悩を抱える孤独な男女が共に生きていこうとする姿を山下監督が描き出す。
芥川賞候補作にもなった作品であり、多くのファンから注目を集めている。[出典1]

オダギリジョーの役どころは?

『オーバーフェンス』で主演を務めたオダギリジョーは、妻に見限られて職業訓練学校に通う孤独な男・白岩を演じている。
鬱屈した心象を持ちつつも不意に出会った風変わりな女性に惹かれ、次第に心が動いていく。
それでも孤独と絶望しか知らない白岩は、苦悩にもがきながら生きていく。
人間の闇に光を注ぐ山下監督らしい演出に見事に応えた役どころを熱演した。[出典2]

監督、プロデューサーもオダギリジョーを一押し

この役を演じる俳優を選ぶにあたり、監督もプロデューサーもオダギリジョーを一押しだったという。
『オーバーフェンス』でプロデューサーを務めた本星野秀樹は、

立っているだけで心情が表現でき、映画になる俳優[出典4]

としてオダギリジョーにオファーした理由を説明している。
また、山下監督も、

今まで世代が若い主人公の作品を撮ることが多く、自分に近い等身大の主人公として、共感、親近感が湧く主人公は久しぶりだった。
オダギリさんは最近の作品を観ていると、すごくすてきに年を重ねているなと思い、主人公・白岩を同世代の俳優の中で代弁してもらえるのは、オダギリさんしかいないと思った[出典4]

と語っており、抜群の信頼を寄せている。[出典4]

オダギリジョーの『オーバーフェンス』への想い

『オーバーフェンス』のプレミア上映会に登場したオダギリジョーは、撮影を振り返って作品への想いを語っている。

脚本を読んだ際の感想

オダギリジョーはまず脚本を読んだ際に、

セリフに惑わされない脚本というか。世の中にはセリフだけ言ってるような作品もありますよね。こういうこと言うとまた怒られるんですけど[出典5]

俳優として刺激を受ける脚本だったし、山下監督の作品だったのでぜひやりたいと思いました[出典5]

と笑いを誘いながらも山下監督作品への強い想いを語った。[出典5]

撮影を振り返って

また、撮影を振り返って、

山下監督をはじめ、比較的同年代のスタッフ。蒼井さんや松田さんをはじめ、個性が光るキャスト。撮影前からすごく楽しみにしていました。
函館での1ヶ月は合宿のような状態だったので、この作品のことだけに集中できたし、みんなで過ごす時間は劇中の関係性を見事に反映したり、より深めたり、貴重な時間でした。信頼できるスタッフとキャストと、共にこの作品に関われて幸せでした。愚作になるはずがないと確信しています。[出典2]

と強い自信ものぞかせている。[出典2]

見どころは蒼井優の鳥の舞

『オーバーフェンス』では、オダギリジョーが惹かれていく女性、蒼井優演じる聡も鍵を握るポイントである。
特に、鳥の舞を魅せる演技は必見で、話題を呼んだ演技である。[出典6]

鳥の舞を魅せる蒼井優

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出典

  1. 『オーバー・フェンス』(映画.com)
  2. 映画『オーバーフェンス』公式HP
  3. 『オダギリジョー&蒼井優、暗闇で激しいキス 『オーバー・フェンス』予告編が解禁』(ORICON STYLE)
  4. 『オダギリジョー主演『オーバー・フェンス』 2016年9月公開決定』(ORICON STYLE)
  5. 『オダギリジョー「オーバー・フェンス」イベントで謝罪、「初日舞台挨拶行けません』(映画ナタリー)
  6. 『【予告編】オダギリジョー&蒼井優、こじれた大人たちのむきだしの恋…『オーバー・フェンス』』(CinemaCafenet)

オダギリジョーをもっと詳しく

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