亡き母から届く『バースデーカード』橋本愛が少女の成長を映し出す
2016年10月22日、天国にいる母の愛がこもった感動の映画『バースデーカード』が公開される。同作のあらすじ、予告、ロケ地、橋本愛の役どころは?橋本が宮崎あおいと初めて共演した貴重な1シーンとは。
2023年2月13日更新
雄大な大地でオールロケ
『バースデーカード』は、2015年7月12日に長野・諏訪市でクランクイン。
諏訪湖を中心とした長野の各地や小豆島、大阪にも移動し約1カ月をかけ、全編オールロケーションを敢行した。[出典7]
橋本は、
昨今では珍しい全編オールロケという恵まれた環境の下、雄大で美しい自然と共に、普通の人々の人生を、大変いとおしく輝かしく切り取ることができたことをうれしく思います
とコメント。
同作では、その美しい風景にも注目だ。[出典7]
宮崎あおいと「会えない!」
先述した通り、紀子の母親役を演じるのは女優の宮崎あおい。
2人は母娘役で初共演を果たしたが、設定上、共演できたのは1シーンだけだったとか。
同作の完成報告会見にて、共演の感想を聞かれた2人は、
まず台本を読んで、『会えない!』と思った
と口を揃えて残念がった。[出典6]
▼完成披露上映会終了後の様子
https://twitter.com/birthdaycard_jp/status/784013534447316992
共演した貴重な1シーンとは
そんな橋本と宮崎が共演した1シーンは、2人が初めて対面する重要な場面。橋本は、
そのとき一番印象に残ったのは、宮崎さんの手です。
この手で頭をなでられたり、つないだり、抱きしめられたりしてきたのだと、深い愛情を感じるすごく繊細な手
と同シーンで宮崎の「手」が印象的だったと明かし、
記憶の中の母と対面できた奇跡に心が震えた
とまで語っている。また、
宮崎さんの表情、すなわち母の表情を焼き付けようとしていたのですが、そこには絶対的な無条件の愛を感じていました
と宮崎の内からあふれる母性を垣間見て、感動したことを語った。[出典7]
宮崎が見た勉強熱心な橋本
「宮崎さんの演技に感動した」と明かした橋本だが、どうやら宮崎も橋本の芝居に対する真摯な姿を目撃したようだ。
出番のない日も、幼い自分が経験したことを記憶に残すために何度も現場に足を運びモニターを見ていました
とその勉強熱心な姿を明かし、
私は出来上がった映画を通して娘の成長を知りましたが、悩みながらもすてきな女の子になってくれて安心しました
とまさに”母親”らしい感慨に浸った。[出典7]
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