遠藤憲一が"幻のノーベル賞"山極勝三郎を魂の熱演!映画『うさぎ追いし~山極勝三郎物語』
2016年12月17日(土)から公開される映画『うさぎ追いし~山極勝三郎物語』で遠藤憲一が主演を務めており、"幻のノーベル賞"と言われた山極勝三郎を魂のこもった演技で表現している。映画の見どころをご紹介!
2023年1月16日更新
新作映画『うさぎ追いし~山極勝三郎物語』
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2016年12月17日(土)から公開される映画『うさぎ追いし~山極勝三郎物語』で遠藤憲一が主演を務め、魂のこもった迫真の演技を披露している。
世界で初めて人工がんの発生に成功し、ノーベル賞受賞をせずしてこの世を去ったことから”幻のノーベル賞”とも呼ばれた山極勝三郎博士の生涯を描いた本作。そんな映画『うさぎ追いし~山極勝三郎物語』の気になる見どころ、そして遠藤憲一が魅せた演技に迫る![出典1]
遠藤憲一の役どころ
本作の主演・遠藤憲一は、主人公の山極勝三郎役を演じた。上田藩の下級武士の家系に生まれ育った勝三郎は、16歳の時に東京で開業する町医者・横光克彦演じる山極吉哉の後継ぎとなるべく上京する。
東京帝国大学の医科に入学し、猛勉強を続けた勝三郎は臨床医ではなく病理学の道へ進むことを決心。自らも結核の病に苦しめられながら「癌を作ることができれば、癌は治せる」という熱き信念を胸に、うさぎの耳にあらゆる手段で刺激を加え続けることで人工癌の発生実験に生涯を捧げるという役どころだ。[出典2]
▼映画『うさぎ追いし~山極勝三郎物語』の詳しいキャストはこちら!
“幻のノーベル賞”候補!?映画『山極勝三郎物語』のキャストとあらすじまとめ!
映画『うさぎ追いし~山極勝三郎物語』のあらすじ
本作『うさぎ追いし 山極勝三郎物語』は、大正時代初期に世界初となる人工癌の発生実験に成功した人物・山極勝三郎の67年間の生涯を描くヒューマンドラマだ。
勝三郎は、「がんを作ることができれば、がんは治せる」という信念のもと、ウサギの耳にあらゆる刺激を与え続けることで人工癌の発生実験を繰り返していた。肺結核を患い、自らの命を犠牲にしてまでがん研究に直走った不屈の病理学者・勝三郎。そんな勝三郎を支える親友の滋次郎、助手の厚一、そして誰よりも傍にいた妻・かね子らの存在を描きながら、人と人との繋がりや諦めないことの大切さが見事に描かれた作品である。
故郷・長野県上田市への愛、病との葛藤、そして仲間・最愛の妻を信じ切る心、観るもの全員を魅了する迫真の演技を遠藤憲一はじめ水野真紀や北大路欣也ら豪華なキャスト陣が体現している。果たして実験は成功を遂げることが出来るのか…!?[出典3]
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遠藤憲一が演じた山極勝三郎とは?
本作で遠藤憲一演じた勝三郎は、明治維新前夜上田に生まれ、病理学者としてペスト・脚気・がんの研究に生涯を捧げた人物だ。
大正4年(1915年)、助手とともに世界で初めて人工がんの発生実験に成功し、後年ノーベル賞の候補にもなったが、残念ながら受賞には至らなかった。しかし、その後の医学の進歩によりノーベル賞にふさわしい業績であったことが実証され、世界的に評価されるとともに”幻のノーベル賞”とも呼ばれている。[出典4]
遠藤憲一の見どころシーン
では、作品で遠藤憲一が魅せた見どころシーンをご紹介しよう。
研究への執念を見せた咆哮
本作の予告編では、勝三郎が研究への執念燃やし、愛する妻に咆哮するシーンがある。
病に犯されながらも研究に身を投じ続けた勝三郎を見かねたのか、水野真紀演じた妻・かね子が、
「今日はお休みになって下さい。ここのところあまり寝てないじゃないですか。」[出典5]
と悲痛の声で訴える。それでも、「すまんな、今が大事なときなんだ。」と引かない勝三郎に、「命よりも大事なものなんてありますか!」と叱咤するかね子。
そんなかね子に向け勝三郎は、「あるんだ!!!」と激しく咆哮する。しかしその後すぐに、優しく、それでいて芯の通った声で
「あるんだよ。」[出典5]
と諭すが描かれている。まさに勝三郎本人かと思わせるほどの遠藤憲一迫真の演技である。[出典5]
細胞発見の歓喜
同じく予告編の冒頭では、ついに人工がんの発生に成功した勝三郎の歓喜の様子も映し出されている。顕微鏡を覗きながらついに細胞変形を発見した勝三郎は、