2022年1月18日更新
長澤まさみは、2015年公開の映画『海街diary』に出演。主演は綾瀬はるか。
本作は、「マンガ大賞2013」を受賞した漫画家・吉田秋生の同名小説を原作に、是枝裕和が監督を務め実写化した作品。鎌倉で暮らす長女・幸(綾瀬はるか)、次女・佳乃、三女・千佳(夏帆)の香田家3姉妹のもとに、15年前に家を出ていった父の訃報が届いた。葬儀に出席した3姉妹は、そこで腹違いの妹・すず(広瀬すず)に出会う。父を亡くし天涯孤独となってしまったが、気丈に振舞うすずを見た幸は、鎌倉で共に暮さないかと声をかける…。
長澤は本作で、香田家次女の佳乃を演じている。
また、本作は「第39回 日本アカデミー賞」にて、優秀作品賞・優秀監督賞を受賞している。[出典7]
人気コミックを豪華キャストで実写化!映画『キングダム』
長澤まさみは、2019年公開の映画『キングダム』に出演。主演は山﨑賢人。
本作は、漫画家・原泰久の大ヒット同名コミックが原作。紀元前245年春秋戦国時代真っ只中の中国・秦の国で、戦争孤児となった信(山﨑賢人)と漂(吉沢亮)は、奴隷という身分ながら天下の大将軍になることを夢見て剣術の腕を磨いていた。ある日、漂は王宮に入ることとなるが、離れた地でも2人は夢を叶えようと誓い合う。しかし、王の弟・成蟜(本郷奏多)がクーデターを起こし、漂は命を落としてしまう。そんな中、信は真の王・嬴政(吉沢亮)が漂と瓜二つであること、そして身代わりとして漂が殺されたことを知り激怒するが、漂の意志を知り、王政を奪還するため嬴政と手を組むことに…。
長澤は本作で、山の民を武力で納める大将軍・楊端和を演じている。[出典8]
長澤は作中、ワイヤーアクションや乗馬アクションなど、本格的なアクションシーンに初挑戦。
その勇ましいアクションシーンは大きな話題を呼び、2020年5月29日に初めて地上波放送がされた際も、SNSなどで反響をよんだ。[出典9]
また、長澤は本作で2度目の「日本アカデミー賞」最優秀助演女優賞を受賞している。[出典8]
実際の事件に着想を得て作られた映画『MOTHER マザー』
長澤まさみは、2020年公開の映画『MOTHER マザー』に出演。主演を務めた。
本作は、映画『新聞記者』『宮本から君へ』などの大森立嗣監督が、「少年による祖父母殺害事件」に着想を得て描く作品。シングルマザーの秋子は、行きずりの男と関係を持ち、働きにも出ない自堕落な生活を送っていた。そんな秋子は、息子である周平(奥平大兼)に異常な執着を見せ、常に自分に対し忠実であることを強いていた。学校へも通わせてもらえず、社会から隔離された周平は母を頼るしかなく、やがて悲惨な運命を辿ることとなる…。
長澤は本作で、あらゆる男と関係を持つ無職のシングルマザー・秋子を演じている。[出典10]
中国でメガヒットを記録した映画『唐人街探案』の第3段!
長澤まさみは、2020年に中国で公開された映画『唐人街探案(僕はチャイナタウンの名探偵)』に出演。
本作は、天才的な頭脳を持つ青年と、破天荒なおじさんの探偵コンビが様々な事件を解決していくストーリ。1作目はバンコク、2作目はニューヨークを舞台に描かれ、3作目は日本が舞台となっている。
本作には長澤の他、妻夫木聡・浅野忠信・染谷将太・鈴木保奈美・三浦友和などの日本人キャストが出演した。[出典11]
出演ドラマ
深刻な社会問題をいち早く取り上げ話題となったドラマ『ラスト・フレンズ』
長澤まさみは、2008年放送のドラマ『ラスト・フレンズ』(フジテレビ)に出演。主演を務めた。
本作は、DVやセックス依存症、セックス恐怖症や性同一性障害などの様々な社会問題を取り上げ、大きな話題となった。都内の美容室でアシスタントとして働く藍田美知留は、母と2人暮らし。しかし、母が家に男を連れ込むこともあり、家を出たいと考え、恋人である及川宗佑(錦戸亮)と共に暮らすことを決意。そんな時、高校の同級生だった岸本瑠可(上野樹里)と再会。瑠可は現在シェアハウスで暮らしており、共に住まないかと誘われるが、宗佑と暮らすことを決意していた美知留はそれを断る。宗佑の部屋へと引っ越した美知留は、「何があってもそばを離れない」と言う彼の言葉に幸せを感じたが、共同生活を経て宗佑は徐々に豹変していく…。[出典12][出典13]
長澤は本作で、離婚家庭で育ち、彼氏にDVを受ける主人公・藍田美知留を演じている。[出典14]
▼シェアハウスで暮らす4人(水川あさみ・長澤まさみ・上野樹里・永山瑛太)
https://twitter.com/news_line_me/status/835308344248131585?s=20
1987年6月3日生まれ、静岡県出身の女優。2000年、第5回「東宝シンデレラ」グランプリ受賞。2003年、映画『ロボコン』で初主演、同作で第27回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞。2004年、映画『世界の中心で、愛をさけぶ』では第28回日本アカデミー賞最優秀助演女優賞・話題賞など数々の賞を受賞。2020年『コンフィデンスマンJPプリンセス編』『MOTHER マザー』で第63回ブルーリボン賞・主演女優賞を受賞。主な出演作は、カンテレ・フジテレビ系『エルピス―希望、あるいは災い―』、TBS『ドラゴン桜』、NHK『大河ドラマ「鎌倉殿の13人」』、邦画『コンフィデンスマンJP 英雄編』『マスカレード・ホテル』、CM『JRA日本中央競馬会』など他多数。
出典:タレントデータバンク