中井貴一が命懸けのキャスターに?映画『グッドモーニングショー』の見どころに迫る!
中井貴一が初のキャスター役に挑んだ映画『グッドモーニングショー』。しかし中井貴一は命懸けでキャスターに挑むことに?笑いあり感動ありの『グッドモーニングショー』の見どころに迫る!
2023年3月31日更新
中井貴一が映画『グッドモーニングショー』で初のキャスター役に
2016年10月8日(土)に公開される映画『グッドモーニングショー』で、中井貴一が主演を務める。
中井貴一は同作で初のキャスター役を務めているが、なんと命懸けの戦いに…
中井貴一の他、長澤まさみに志田未来、吉田羊や濱田岳ら個性的で豪華なキャスト陣が涙あり笑いありのオリジナルコメディを繰り広げる。
映画『グッドモーニングショー』の見どころと中井貴一の味のある演技に迫る!
『グッドモーニングショー』ってどんな話?
中井貴一演じる澄田真吾は、朝のワイドショー「グッドモーニングショー」のメインキャスター。
かつて報道番組のエースキャスターだったが、ある火災現場からのリポートが世間から避難を浴びて降板。
以来、現場からのリポートが怖くてできなくなり、同期入社のプロデューサー石山聡に拾われて今に至っている。
そんな澄田に突如最悪な一日が訪れる。[出典1]
キャスターに交際をバラすと脅される
いつもと変わらず深夜3時に起床し、テレビ局に向かおうとしていた澄田に、長澤まさみ演じるサブキャスターの小川圭子から電話が。
小川は澄田の日頃の優しい振る舞いを自分だけのものだと勘違いしており、二人の交際を今日の生放送で公表しようと言うのだ。
断る澄田に、交際関係をバラすと脅される始末になってしまう…[出典1]
番組が打ち切られる
一時は時任三郎演じる同期入社の石山聡プロデューサーに救われた澄田だが、なんとこのタイミングで番組の打ち切りを告げられてしまう。
踏んだり蹴ったりの澄田は立ち直ることができるのか。[出典1]
立てこもり事件に巻き込まれ、命懸けの交渉に!
泣きっ面に蜂状態の澄田にさらなる試練が!
都内で起きた立てこもり事件の犯人が、なんと澄田を呼べと要求してきたのだ。
防爆スーツにカメラとマイクを仕込ませて、銃と爆弾を持つ犯人の様子を生リポートすることになった澄田、しかもタイムリミットは番組終了時刻。それまでに犯人を説得しなければ爆弾が…。
武装した犯人にキャスターがマイク一つで立ち向かうというあり得ない展開に、いつの間にかどのチャンネルも落ち目だったはずの澄田を写していた!
日本中が注目するニュースの渦中に立たされた彼は、果たして人質を救うことが出来るのか!?[出典1]
主題歌には注目のロックバンド・KANA-BOONの『Wake up』
映画『グッドモーニングショー』の主題歌には、若者の間で人気急上昇中のロックバンド・KANA-BOONが本作のために書きおろしたという『Wake up』が抜擢されている。[出典2]
『グッドモーニングショー』でメガホンを取った君塚良一監督は、
テレビキャスターのとんでもない一日を描いたこの映画に、彼らの闘争的なメロディと独特な声の色が必須でした。
完成した主題歌は作品をより深く強く包んでくれました。[出典3]
と、絶賛のコメントを寄せている。
また、KANA-BOONのボーカル・谷口鮪は、
主題歌のお話を頂いて、率直に嬉しかったです。
また新たなテーマを持って楽曲作りが 出来ることにワクワクしました。
今作「Wake up」は、また新たな自分達の未来を切り開く、フレッシュで力強い楽曲です。
劇中に出てくる言葉や情熱が、ミュージシャンとしての自分の想いとも重なり、映画とも心が通った曲となりました。
より多くの方に、この映画の面白さ、そして僕達の楽曲に込めたメッセージが届くことを願っております![出典3]
と熱く語り、自信と期待感を高まらせている。[出典3]
中井貴一の映画への想い
『グッドモーニングショー』で初のキャスター役に臨んだ中井貴一は、映画についての想いを語っている。
初めてのキャスター役ということもあり、クランクイン数日前に実際にTV番組の制作現場を取材させて頂きました。朝3時にTV局入りして、番組終了後の反省会まで6時間、日頃画面を通し、キャスターの方々がいとも軽やかに番組を進めていくのを拝見し、意外と自分でもやれるのではないかとかんたんに思っていたのですが、現場は想像以上に大変。”たかがテレビ、されどテレビ”を痛感させられ、役作りの大きなヒントになりました。テレビの意味を問うところも、この映画のテーマの一つ。一つの人間があたふたとしている滑稽な状況から、世の中の仕組みやテレビの作られ方などが分かってもらえたら嬉しいです。長澤さんをはじめ皆と良いチームワークを作って必死に撮影をし、楽しいコメディ映画を皆さんにお送りできたらと思います。[出典4]
とコメントを残しており、実際に体験したキャスターという仕事の難しさや映画への強い意気込みを明かした。[出典4]
モントリオール世界映画祭に出品
『グッドモーニングショー』はなんと第40回モントリオール世界映画祭ワールド・コンペディション部門に正式出品しており、日本国内外から注目を浴びている。
過去に映画祭参加の機会はあったもののスケジュールの都合で参加できていなかったため、今回が海外映画祭への初参加になるという中井貴一は、出発前に感想を求められと、
エンタテインメント色の濃い本作が海外の映画祭に招待を頂けるのは画期的で、光栄だと思っています。『グッドモーニングショー』はテレビの存在意義、何のためにテレビが必要なのか?を問うている映画なので、きっと国境を越えていろいろな国の方に理解してもらえるのではないかと思っています[出典5]
と自信を覗かせた。
現地を周遊してレポート
中井貴一はじめ、君塚良一監督と長澤まさみ、志田未来が参加したモントリオール世界映画祭。
上映に先駆けて、市内を周遊したようで、カナダの民放最大手・CTV(カナダテレビ)や、旧市街最大の観光スポットであるノートルダム大聖堂、モントリオール市街地全貌を見下ろすことが出来る見晴らし抜群のモン・ロワイヤル公園を訪問し、マイクを片手にモントリオールの名所にてお出かけレポートを実施したという。[出典6]
馬車に乗って優雅に登場
公式上映では、上映開始前より会場の外に200人を越える観客が列を作るほどの人気ぶりであったという。
モントリオール名物である馬車に乗って、中井貴一らキャスト陣がが優雅に登場すると、40回を数えるモントリオール世界映画祭史上初となる馬車での登場に、会場前の観客のボルテージは最高潮に。
普段はモントリオール旧市街しか走らない馬車が、同作のために特別に旧市街を飛び出して、映画祭会場に駆けつけた。
さらに上映前の舞台挨拶では、キャストたちが流暢なフランス語で挨拶し、大いに観客を沸かせたという。[出典6]
熱い想いを語った中井貴一
イベントを終えた中井貴一は、