加藤シゲアキの『ピンクとグレー』が映画化!カメオ出演も
加藤シゲアキのデビュー作『ピンクとグレー』は映画化され、2016年1月に公開されました。映画には加藤シゲアキも出演?今回は映画化された加藤シゲアキの『ピンクとグレー』についてお届けします。
2016年8月26日更新
自著が映画化!カメオ出演も
加藤シゲアキのデビュー作『ピンクとグレー』は映画化され、2016年1月に公開された。映画には原作者の加藤シゲアキも出演。今回は映画化された『ピンクとグレー』についてお届けする。
デビュー作『ピンクとグレー』が映画化
2015年1月、加藤シゲアキの小説『ピンクとグレー』が行定勲監督により映画化されることが判明、[出典1]2016年1月9日に公開された。[出典2]映画はオープニング2日間で動員7万6759人、興収1億212万7000円を記録し7位の順位を残している。[出典3]
小説『ピンクとグレー』は、2012年に刊行された加藤のデビュー作で、売れない俳優の河田大貴と、大貴の親友で人気俳優の白木蓮吾の友情や葛藤、白木の死などを描いた芸能界が舞台の物語。[出典1]
加藤も映画化を喜ぶ
小説家デビュー作の映画化が決まった加藤シゲアキは、
5年前に小説を書いたときは、映画化されるなんて夢にも思っていませんでした[出典4]
と話し、
行定監督の作品は好きでよく見ていたので、自分の世界観が行定監督の手で表現されるのはとても光栄で、心から楽しみです[出典4]
とコメントしていた。[出典4]
映画と原作では主人公が異なる??
映画版では原作を大きくアレンジし、小説では描かれなかったエピソードも盛り込まれた。[出典1]
例えば、加藤シゲアキの原作では、河田大貴が主人公だが、映画では白木蓮吾が主人公として描かれる。[出典5]
この点に関して監督の行定勲は、
なぜ、映画で(物語を)変えたんだよと、加藤君のファンに強い目で見られているのかも知れないけど。責められて全然良いし、加藤君も責めたいところでしょうけど、映画にするには、そういうものじゃない着地点もあるだろうと思いついた[出典5]
としている。[出典5]
また、映画では幕開けから62分後に映画オリジナルのとある“仕掛け”も用意されている。
これについても行定は、「ファンの方からは『なぜ変えたんだよ』と言われるかもしれませんね」と話しつつも、加藤が行定あてのメールに、「実験的な部分があって、行定さんの本気度が伝わってきます」と書いていたことを明かし、[出典6]
加藤シゲアキという人は非常に映画が好きな人。そういう意味では理解してくれるだろうと思う[出典6]
と語っていた。[出典6]
主演はHey! Say! JUMPの中島裕翔
映画の主演は映画初出演となるHey! Say! JUMPの中島裕翔が務めた。[出典4]
主演を務める中島について加藤シゲアキは、
自分を投影した小説を後輩が演じてくれることはあまりない機会[出典4]
と感慨深げに話し、
中島くんならできると信じています。愛情を持って取り組んでもらって、作品の一部になってくれればうれしいです[出典4]
と期待を寄せていた。[出典4]