役作りの為の役者魂が凄い!『聖の青春』羽生善治に瓜二つな東出昌大
伝説の棋士・村山聖の生涯を描いた映画『聖の青春』にて、聖のライバルの天才棋士・羽生善治を俳優の東出昌大が演じる。「見た目がそっくりすぎる!」と話題になるほど東出が羽生に扮するため行ったことって?
2023年2月7日更新
▼羽生(左)と東出(右)
https://twitter.com/satoshiseishun/status/780751186815127553
上の写真でも分かる通り、本物のメガネをかけると一層、東出は羽生にそっくりだ。そのため、撮影現場でも”うり二つ”と驚きの声が上がっていたとか。
東出が自身を演じることについて羽生は、
気恥ずかしいところもありますが、東出さんに演じて頂いたのは名誉なことだと思っています
と話している。[出典8]
立ち振舞いもそっくりに
東出は羽生の見た目だけでなく、立ち振舞いなども真似るため徹底した研究を重ねたという。[出典8]
『聖の青春』の監督を務めた森監督は、
羽生さんへの心の底からの尊敬を足場にし、佇まい、所作、棋譜、精神性まで徹底した研究に研究を重ね、実際に羽生さんと対戦してきたプロ棋士たちも納得の若き羽生像を作り上げました。
これまでの俳優・東出昌大のキャリアにおいて、ベストアクトなのではないかと思っています
羽生との対面に「すごい人」
台本を読んで、鳥肌が立った
と『聖の青春』について語っている東出。[出典6]同作の完成披露試写会では羽生と会ったときのことを振り返り、
プロ棋士としての感情論や勝負の世界について話を聞きました。やっぱりすごい人でしたね。なんと言うんでしょう……
と言葉を詰まらせていた。また、
将棋というのは盤と駒を使うだけでなく、日本の伝統美も存在します
最大の見どころは◯◯シーン
村山演じる松山は、役作りのため大幅に体重を増量し、村山にまつわる人の元へ訪問した。[出典10]
▼ポスターからも松山が増量したことが分かる
https://twitter.com/satoshiseishun/status/771469674999537664
羽生演じる東出は、役作りのため本人から話を聞き、所作や佇まいを徹底的に研究した。[出典9][出典8]
どちらも”役者魂”が垣間見えるエピソードであるが、共通して2人が行ったことは「実際の棋譜を覚えた」ということ。
『聖の青春』で最大の見どころとなっている「村山と羽生の対局シーン」は、2時間半におよぶ長回しの撮影だったという。
もともと尊敬する大先輩だったので、松山さんとのお芝居の中で過ごせた時間が自分の宝になりました
と明かしている。[出典7]
そんな映画『聖の青春』は、2016年11月19日(土)から公開される予定だ。[出典1]