元タカラジェンヌの女優・黒木瞳は宝塚時代、大地真央と「愛し合ってました」❤️ 黒木瞳の生い立ちから宝塚時代のエピソードまで一挙に公開!
黒木瞳は宝塚時代、いじめにあっていた!? 「ゴールデンコンビ」の相方・大地真央は「私たちの愛に勝つ人はいないと思う」と断言❤️ 黒木瞳の知られざる生い立ちから宝塚時代のエピソードをご紹介!
2016年8月12日更新
宝塚歌劇団出身女優・黒木瞳
黒木瞳は宝塚の娘役トップスターを経て、映画『失楽園』でアカデミー賞主演女優賞を受賞。その後、数々の映画、テレビドラマに出演している女優である。[出典1]
今回はそんな黒木の生い立ちから、タカラジェンヌ時代のエピソードを一挙にご紹介!
将来の夢は「歌手」
福岡県八女市に生まれた黒木は、山間の小さな町に4人兄弟の末っ子として育った。
大変な本好きで、学校の図書館にある本は読破してしまったとか。
一方では歌好きでもあり、毎年のど自慢大会に出場。幼少時代の夢は「歌手」だったという。[出典1]
ひょんなことから宝塚へ
中学2年生の頃から女優を志すようになり、高校に進学すると演劇部に入部した。
しかし「こんな田舎にいても女優になれるわけがない」と思い立った黒木は音大を受験。当時は、学校の音楽の先生になろうと思っていた。
ところが「高校卒業の思い出作りに」と、宝塚を受験してみたところ、見事に合格。
これが人生の大きな転機となった。[出典1]
入団1年目で異例の大抜擢
宝塚歌劇団に入団すると、1年目にして男役トップスター・大地真央の恋人役として異例の大抜擢。
これにより黒木は入団から2年目という史上最速で娘役のトップに上り詰めた。[出典1][出典2]
「ゴールデンコンビ」として
黒木と大地は1982年から85年まで宝塚歌劇団月組のトップコンビを務め、「ゴールデンコンビ」と呼ばれていた。
大地の相手役に抜擢された当初、黒木は思うように歌と踊りができず、涙を流す日々が続いたという。[出典1][出典2]
そんな黒木に大地は、
人が10年かかってできることを、あなたは今できなきゃいけない
と叱咤激励。2人で主演した作品に関しては毎日反省会を行い、ときには稽古場で泣いている黒木をドライブに連れ出し、慰めたこともあったそうだ。[出典2]
いじめを受ける
人気トップスターの相手役に大抜擢された黒木には当時、ファンから「その器ではない」などと批判されることも多かった。
加えて当時、いじめを受けていたことを女性誌の連載で明かしている。
楽屋入りのとき、“ファンです。がんばってください。これ、食べてください”。
女の子がふたり、私に手渡してくれたサンドウィッチ(中略)一口食べたら、“ジャリ”と口の中で音がした。
サンドウィッチにたくさんの砂が入っているのだと理解できるまで、二秒
さすがの黒木もこれには耐えかね、声を上げて泣きじゃくったという。[出典3]
お茶目なエピソードも
宝塚時代、黒木と大地はよく2人で食事や飲みに出かけたとのこと。
『ガイズ&ドールズ』公演中には、黒木の自転車に2人乗りして焼き肉を食べに行ったという。そこでは何と10人前をたいらげ、それがたたったのか翌日の舞台では、ダンスシーンで娘役を抱え上げる「リフト」に失敗し、転んでしまったそうだ。[出典2]
退団
黒木が宝塚歌劇団を退団したのは1985年。[出典4]
きっかけは、大地から退団の意思を真っ先に聞かされたことだった。
それを聞いた当時、黒木は大地に、「私も一緒にやめていいですか」と訪ねたという。
結局2人は『二都物語』を最後に退団。
トップコンビが同時に退団するのは、トップスターが完全固定制になってからは史上初の出来事だった。
大地は当時を振りかえり、黒木について、
2人の息はぴったり。
愛し合っていました。最高の相手役だった
と語っている。[出典2]
奇跡の再共演!
2016年6月19日、『ボクらの時代』(フジテレビ系)にて黒木と大地が共演。
退団して以来31年間、トーク番組や芝居での共演は一切なかった2人の再共演とあって、ネット上には“奇跡の共演”に対する歓喜の声が溢れていた。
2人は「ショーコ(黒木の愛称)」「真央さん」と呼び合い、思い出のエピソードを披露した。[出典4]